杉並U邸 鏡の床の間
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半畳しかない床の間の見せ方を考える。
アルコーブ状の平面とその影によって、空間に広がり、深みを与えるのが床の間の役割だとすれば、逆に手前の光を映し出すことで、空間の奥行き感を演出する方法もあるはず。これなら、床の間自体の大きさは、さほど問題にならない。文字通り、虚像と実像の「間」の空間。物を飾るためのスペースにしたいときは、鏡の前に目の粗い簾などをを垂らしても楽しい。
by iplusi | 2008-01-11 17:31 | 杉並U邸
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