不整形地では、土地の形状に合わせた建物形状にするというが定石。しかし、コストの制約があるときは、全くつきあわないというのも作戦の一つ。屋外の諸要素を過不足なく配置して、
「地=ground」と「図=figure」の両方がうまくいくように、その関係を調整します。建物の窓は、groundの植栽を意識しながら配置。この場合、建物と外構は同時に設計することになる訳です。
南側は西部劇風の縁側空間に。東側の緑道には桜が咲くとのことで、来春が楽しみです。
東からみると2つの直方体の相貫体にみ見えるように形を整理しました。