仮設住宅@三春町
アイプラスアイを卒業して、JBNの工務店サポートセンターに就職した、島田君から、三春町にある全県連の仮設住宅が完成したと、メールもらいました。卒業後は社会的に意義深い仕事をしているようで頼もしいです。
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屋根は切妻。どこに建ってるのかわかりませんが、三春町の豊かな自然と馴染んだ外観ですね。
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外壁はなんと大和張りの木。しかし、屋根を架け、素材感をもたせるだけで、仮設もこんなに豊かになるんですね。他の仮設に比べてお金がかかってるわけでもありません。大工さんのあたりまえの技術をつかって、あたりまえにつくれば、こういう住宅ができるんですね。
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内部は畳。ちなみに、この仮設は富岡町の方々が住まわれるそうです。
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私が以前勤めていた会社で担当した、三春交流館もみてきてくれました。この施設も勾配屋根で町の風土性を表現してるわけですね。ボスの大高正人先生は、もともとバリバリのモダニストでしたが、「フラットルーフを追放せよ」という標語を掲げ、ある時期より勾配屋根の建築しかつくらなくなりました。その最後の建築がこのホール施設です。
by iplusi | 2011-06-11 23:12 | その他いろいろ
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