住宅版エコポイント
下記調査中内容です。概要は決まりましたが、まだ正式決定していません。さっさと決めてほしいものですね。

参考:国交省「住宅版エコポイント制度の概要について」(1月22日付)
トステムの住宅版エコポイント制度のまとめ(1月20日付)

■制度の概要
住宅版エコポイントは「エコ住宅の新築」「エコリフォーム」の2種がある。長期優良など、国からの補助を受けて窓や外壁等の断熱工事を行っている場合は、ポイント取得できない。

■エコ住宅の新築
新築の方は、省エネ等級4(次世代省エネ+α:参考になるページはここ)または、トップランナー基準(仕様規定なら次世代省エネクラスになるので、性能規定での利用を想定している?)が要求されるので、かなりハードルが高い。

■エコリフォーム
エコリフォームの方はサッシだけの改修でも、ポイントもらえる感じ(調査中)で、比較的使いやすそう。リフォームでもサッシは省エネ等級4を満たす必要があるが、サッシメーカーの証明書や施工店の書類のみで済むので手続きも手軽。

■対象住宅、対象となる部位
所定の性能を満たす住宅の、窓や壁の断熱補強工事にかかわる費用。
設備に何が含まれるかは不明。ちゃんと明記されていない。
上記ページ国交省ページに「ただし、高効率給湯器や太陽光発電設備等については、ポイント対象工事に該当しないため、これらに対する補助を受けていても、エコポイントの発行対象になる。」という内容あり。エコジョーズや太陽光発電などの製品代はポイント対象になると思われる。朝日ソーラーなどの太陽熱温水器やOMはどうなるのか?

■省エネ等級4を満たす窓
アルミ樹脂複合サッシでLOW-E入れれば問題ないが、Ⅳ地域でどこまでグレード下げられるかは、調査中。

■ポイントの上限
エコ住宅の新築、エコリフォームは30万ポイント上限。

■ポイントの交換対象

住宅版エコポイントを利用して交換できる商品は、以下のような商品等を中心に選定される模様。何でも使えるわけじゃないということらしいが、ポイントを即時交換し、工事費に充当することもできるらしい。

A 省エネ・環境配慮に優れた商品
B 全国で使える商品券・プリペイドカード(商品の提供事業者が環境寄付を行うなど環境配慮型のもの、公共交通機関利用カード)
C 地域振興に資するもの(地域商品券、地域産品)
D 環境寄附

■認定方法について
エコポイントの認定には、下記の方法がある。[8] がもっともハードルが低い。

 [1] 品質法に基づく設計住宅性能評価書、省エネルギー対策等級の等級4に適合
 [2] 品質法に基づく建設住宅性能評価書、省エネルギー対策等級の等級4に適合
 [3] 長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく認定通知書
 [4] 長期優良住宅建築等計画に係る技術的審査適合証
 [5] 竣工現場検査に関する通知書・適合証明書(新築住宅)
    【フラット35S】(省エネルギー性)に関する基準に適合
 [6] 竣工現場検査に関する通知書・適合証明書(新築住宅)
    【フラット35S】(20年金利引下げタイプ・省エネルギー性)に関する基準に適合
 [7] エネルギーの使用の合理化に関する法律に基づく住宅事業建築主基準に係る
   適合証
 [8] エコポイント対象住宅証明書

■ エコポイント対象住宅証明書発行費用
ERIの場合、4万程度。
http://www.j-eri.co.jp/gyoumu/gyo17_b.html

■相談窓口
住宅版エコポイント制度の相談窓口は以下のとおり。
・電話番号 0570-071-077 (土日、祝日も受け付けます。)
・受付時間 10:00~18:00
by iplusi | 2010-01-23 09:43 | その他いろいろ
<< 電気引き込みのルール 飯能i邸上棟 >>