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三宿N邸01案 浮かぶ切妻
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新しいお仕事、三宿N邸01案。敷地は4方向に斜線制限がかかる角地で面積は35坪。01案はコーナー窓に特徴のある切妻ボリュームでご提案しました。宙に浮くような表現は、暑さ寒さや耐震性には問題あるけど、愛着のある現住宅の特徴を踏襲したものです(屋根付きガレージの上に2階が浮かぶ不思議な家なのです)。不燃特区の建て替え助成制度を利用するため準耐火建築となりますが、外壁は一部木を使う予定です。
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切妻のボリュームをハイサイドのある吹き抜けや小屋裏収納でゆったりと使います。天井構造あらわしにできないので、光が綺麗に回る空間にしたいと思います。

by iplusi | 2016-12-11 09:28 | 三宿N邸 | Comments(0)
伊賀の家03案 「群造形へ」
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伊賀の家03案では、切妻系の建築3棟で中庭を囲む構成を提案しました。1つづつの建築は切妻の非常にオーソドックスなものですが、複数の建築を明確な意思を持って「建築群」として配置すれば、魅力的な風景や快適な屋外空間が生まれてくるのです。
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3棟建ての構成は次のようなプロセスから導かれました。

敷地は古い既存の民家(ピンク色の部分)、工務店の社屋、倉庫(クリーム色の部分)に囲まれた一角にあります。敷地は宅盤が2枚で粗造成されており、相互は1m弱の高低差があります。敷地へは道路(水色)から斜面を斜めに上るように低い方の宅盤へアクセスします。

一方、社長の家となるメインの2階建ては、HEAT20を意識したエコ住宅にする予定なので、方位には正対させたいところ。低い方の盤だと背後が無駄に余るし、既存社屋の日影になってもまずいので、メイン棟の配置は、自動的に黄色の位置になります。しかしこの配置だと、土地は無駄に余るし、せっかく眺めがいいのに本社屋、倉庫の壁面眺めて過ごす関係になります。
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そこで、メイン棟、セミナー棟に、東屋棟を一軒加えて3棟分棟形式とし、正五角形の中庭を囲むように、アプローチの園路と建物を72度づつ振った角度で、渦巻き状に並べててみました。渦巻き構成で人が自然と集まってくるようなイメージです。東屋棟は既存本社屋と平行なので、バラバラに見えていたメイン棟と本社屋を幾何学的に関係づけられます。本社屋と倉庫は、建物と樹木である程度隠せます。

今後開かれるであろう、木工教室、マルシェなどの利用を考えると、屋根付きの外部空間=東屋棟は非常に有効です。先日の榊住建視察を踏まえて考えると、イベント開催時は、むしろ内部化された施設より多用途で使えそうです。
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3つの施設は、外部空間→半屋外→内部という具合に徐々に内部化して心理的な敷居を下げ、人が入りやすい雰囲気を作ります。また、視覚的にも平屋→高台平屋→高台2階建てという具合に徐々に高さを増し、渦巻きの流れを強調します。アイレベルでみた場合、真ん中の平屋を中心に両ウイングが放射状に配置された感じになるので、コの字配置の時よりパースが強調され、ダイナミックな風景になります。

既存の町並みや自然環境と調和した美しい風景をつくる、最も簡単で最も重要な方法は、地域の特性を意識した「勾配屋根を架けること」です。ほとんどの住宅設計の現場では、設計するとき間取りから始めますが、風景としての建築を考えるなら、まず考えるべきは屋根と架構、またその配置です。

ともかく「屋根、架構、中間領域」で建築のシルエットを外側から決めるのです。間取りを考えるのは後まわし。今回はその王道のやり方を実践しています。


by iplusi | 2016-11-27 12:21 | 伊賀の家 | Comments(0)
新しいお仕事 横浜M邸
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新しいお仕事、横浜M邸。敷地は市街地ですが、法的には市街化調整区域。南と西は畑でゆったりしています。敷地に合わせ、家もちょっと大きめで、面積は45坪弱。南側は1、2階とも間口1間半の窓を並べています。
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妻側から見ると非対称な切妻ですが、実は北側2階上部にはハイサイドライトのある断面。明るい天井面をつくります。
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大窓の内側は吹き抜けています。各部屋はこの吹き抜けを囲むように配置されます。ちまちま度ゼロなので、アメリカ西海岸風のおおらかな空間になるはず。

by iplusi | 2016-11-04 21:34 | 横浜M邸 | Comments(0)
伊賀の家プロジェクト
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伊賀の家プロジェクト02案。30坪の2階建ての01案はやや手狭、というご意見をいただいたので、分棟形式で平屋の付属棟を併設する形をご提案しました。2棟はそれぞれ庭側に縁側的な空間を持ち、庭をへの字型にゆるく囲む形式。バーベキュー、マルシェ、サークルなど、様々な活動が展開できるような設えです。敷地は少し小高くなっていますので、こんな風に2棟を角度をつけて配置すれば、意匠的にもダイナミックに見えるし、周辺の屋根の風景とつながりが意識できるようになるはず。
by iplusi | 2016-11-02 15:56 | 伊賀の家 | Comments(0)
多摩NK邸04案 ハイサイドライトの検討 
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多摩NK邸04案。今回、外観はハイサイドライトをつけるマイナーチェンジ。
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屋根は軒高と高度斜線の関係から非対称に(北側が急勾配、南は緩勾配)。西側面は前回窓配置がモダン過ぎたので、庇のある引違いで南側と印象をそろえました。04案階段は1階中央から西側に上がる形のプラン(南正面の外観写真参照)でした。しかし、階段を東西ひっくり返した方が、2階にきれいなクローバー動線がつくれそう。
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電車の中で描いてみましたが、ギリギリ納まるかな、というところです。7.5P角なので、室内を徹底的に有効活用できる間取りを考えています。

by iplusi | 2016-10-04 15:59 | 多摩NK邸 | Comments(2)
多摩NK邸03案
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多摩NK邸03案。今回は高度斜線となじみのよい切妻を試してみることになっています。切妻関連ということで、要望書にあった「大正文化住宅みたいな」というキーワードに注目。きっと大正ロマンや和洋折衷様式じゃなくて、小石川大正住宅みたいな雰囲気をイメージされているのだろうと想像し、案をまとめてみました。

1階南の窓は、当初掃出しのでかいので検討していたんですが、どうもモダンになりすぎで大正には程遠い感じ。試行錯誤の結果、欄間付きのサッシという、普通は絶対に採用しない形をやってみたら、ちょっといい感じの雰囲気になりました。2階の窓も、低い腰壁~5尺8寸鴨居までのサッシを使って、それ風に。うちの事務所は壁際にとるのを基本としてますが、2階南窓はあえて中央に集め、昔風のかわいらしい表情を作りました。

デッキは02案三角平面で02案を踏襲。デッキ端部を3角の袖壁でおさえた、独特なエレベーションです。佐渡の宿根木など、船大工がつくった住宅には直交座標はずした豊かな表現が出てきます。部分的な工夫でそんな感じのイメージがでれば、面白いかなと考えました。

で、完成品、ちょっとおとなしすぎるかなと思ったんですけど、「鳥取の実家に似ている(写真を見せていただいたところ、1階の居間に欄間付きサッシを使った石州瓦の切妻の住宅でした)」ということで、NKさんにはおおむね好評。改めてみても、2階をぎりぎりまで低くしていることもあって、プロポーションは悪くないです。



by iplusi | 2016-09-11 19:53 | 多摩NK邸 | Comments(2)
新しいお仕事@多摩
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新しいお仕事、多摩NK邸。道路付けは南。建蔽が40%なので総2階でも28坪が限界です。凹ませると面積が削られるので、今回はあえて建蔽に含まれない庇や壁で建物を大きく見せる作戦をとりました。
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ジグザグにつながる庇や袖壁で、夏場の日射や隣家からの視線を遮ります。道路際のデッキは床から1mくらいの設定ですが、お父様と同居するので、デッキは一部低くしてスロープが将来設置できるようにしてみました。

なお、今回の作業は、超ラフ図面→スケッチアップ→図面→模型という順番で作成しました。スケッチアップ上でほぼほぼ計画を決めています。

by iplusi | 2016-08-30 00:08 | 多摩NK邸 | Comments(0)
狛江のトライアル
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狛江M邸トライアル。お盆をつぶして一気に仕上げたのですが、外観は小さくて単純だけど、中は複雑で広いという、なかなか面白そうな案ができました。

by iplusi | 2016-08-18 13:53 | その他いろいろ | Comments(0)
飯能K邸軸組CG
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来週末、榊住建と工事契約予定の飯能K邸、軸組みCG作成しました(by須貝)。棟木を受ける束、軸組図に書き忘れたけど、あとは大体よさそう。カナダツガ垂木あらわしはいつも通りなので、課題はやはり、庇用の片持ち梁とコボットの取り合い部分。まあ、プレカットがいつも通りのメンバーなら、何の問題もなく解決できるはずです。
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通気垂木は120せいにして、100㎜のスタイロ垂木間充填します。
by iplusi | 2016-07-30 23:57 | 飯能K邸 | Comments(0)
町田K邸基本設計案
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町田K邸、基本設計案ほぼ収束。スケッチアップで、形、素材感、ディテール、陽の入り方まで検討し、基本設計段階で、形・色・素材を同時にフィックスしつつあります。お客様との設計の打ち合わせも、スケッチアップがメインで、図面は補足用。スケッチアップを完全に設計ツールとして使いこなしてます。
2階東側の壁は海老茶色に。テラス周りには木製の壁も採用。階段はローズウッド系の色に。南国っぽい色使い。

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西側キッチン方向。トイレのコアは、宙に浮くロフトや白い柱梁が強調されるようにチャコールグレイ色に。できるだけ白い壁はつくらないようにするけど、エアコンの付く壁は白く。

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内部の海老茶を意識して、外部木部も少し赤っぽく。

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南側外観。ハイサイドライトやテラス地続きの掃出し窓から、積極的に採光します。
by iplusi | 2016-06-28 03:19 | 町田K邸 | Comments(0)