町田K邸大工工事まもなく終了
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町田K邸は3/25オープンハウスに向けて着々と進行中です。大工工事はあとキッチン残るだけ。変わった組み方してるので、とても浮遊感がありますね。左手方向(南)からの光がありがたいです。正面の壁はロイヤルガーネット色(ルナファーザーにEP)の予定。太陽射すとどう見えるんでしょうかね。楽しみです。
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宙に浮くロフトが、レイダース失われたアークっぽいというか、おみこしっぽい感じですね。ロフトの外周部は杉板仕上。無節の材料入れてもらってるようです。全体的にこの家は木がきれいです。キッチンの壁はグレイの横長馬目地の大きめのタイルの予定です。


# by iplusi | 2017-03-02 19:02 | 町田K邸 | Comments(0)
飯能K邸オープンハウスは今週末土曜日です。今日は事務所検査の日
飯能K邸。今週末土曜日はオープンハウス(詳しいご案内はこちらです。)+引き渡し。今日は設計事務所検査。スタッフ全員で飯能まで行ってきました。
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夕方の外観。「このお店はいつできるんですか」と聞いてくるご近所の方も多いとか。まあ確かにお店みたいですね。
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玄関入ると、眼前にはこんな光景が広がります。
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脱衣室から、LD方向を見たところ。正面にあるのはキッチンの大型家具。
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窓際は、例によってベンチ状になっています。ベンチ下は全部ワゴン収納です。中根の後ろあたりにある、黒い柱は2階トイレ用PS。その奥に中2階のロフトがあります。
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LDから、2階アトリエを見上げたところ。手摺には強化ガラスの面が付きます。
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40cm高くなった書斎前室から、LD方向を見たところ。天井にも光は良く回っていて、薄暗い感じは一切ありませんでした。今日は天気が良かったので、窓際の床は暖かかったです。
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キッチン。壁は昭和感のある、古めかしい青いタイルを使っています。
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2階の階段ホールから、書斎方向を見下げたところ。
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書斎は狭いがゆえに、どこにでも手が届く、とても快適なスペースでした。入り口の壁は黒板塗料です。昭和風狙って、枠、巾木、引戸、家具類、基本こげ茶なんですがすが、レトロ感はあまりなく、むしろモダンな感じがしました。
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浴室は在来。浴槽につかりながら、外が見えるように、入り口ドアは強化ガラスになっています。

他にも見どころ沢山です。詳しいご案内はこちら です。お誘いあわせの上お越しくださいませ。

# by iplusi | 2017-02-22 00:35 | 飯能K邸 | Comments(0)
飯能K邸オープンハウス
来る2月25日(土曜日)、建主様のご厚意により、i+i設計事務所で設計監理を致しました、飯能K邸の見学会を開催できることになりましたのでお知らせします。詳しいご案内は記事の一番下に。
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部分2階のある腰折れ屋根の住宅です。眺めの良い谷側に妻面を向けました。1階の庭側はすべて窓。窓に沿って縁側のようなデッキを設けます。外壁は杉のウッドロングエコとリボスタヤエクステリアのウォールナット色のツートン。
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大窓方向は緩い崖になっていて、窓から見えるのは山と木だけ。絶景住宅です。
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ご要望である「昭和風」を実現するため、建具家具はこげ茶色に塗装。構造体はEPふき取りで、明るめにしました。
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キッチンの大型家具類は製作物。浴室も在来。
1階の床はちょっと珍しいジャトバの無垢材です。共用部の壁は珪藻土仕上げとしました。

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事前にご連絡いただければ、どなたでも見学可能です。
見学希望の方は、お名前、ご連絡先、ご見学の人数、お越しになる大体のお時間、家づくり予定者・設計者・施工者・OB・その他の別、を下記までご連絡ください。折り返しご案内をお送りいたします。

■住所:飯能市美杉台
■日時:2017年2月25日(土)、am10:00~pm4:00
■最寄駅:西武池袋線飯能駅よりバス13分。(15分おき程度)。
 バス停より徒歩5分。 
■車の場合:特に問題なく駐車できます。 
     
■その他:トイレはあさひ山展望公園をご利用ください(徒歩5分)。
■手袋の着用お願い致します。(手袋はこちらで準備致します)
■お子様でも手袋をされない方はご入場できません。
  (お子様用の手袋をできるだけご持参ください)

■ご連絡先: アイプラスアイ設計事務所  飯塚 豊
  mail: yutakaiizuka2000@yahoo.co.jp
■当日連絡先: 飯塚携帯 090-6156-7488

# by iplusi | 2017-02-14 16:21 | 飯能K邸 | Comments(0)
下高井戸M邸1年点検
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下高井戸M邸、吉田工務店薮崎さんと一緒に、半年遅れの一年点検に伺ってきました。お子さん小さいので、まだこれからという家具もありますが、外構やインテリアはほぼ完成、とても格好良く住んでいらっしゃいます。写真は改めてアップします。
# by iplusi | 2017-02-06 22:40 | 下高井戸M邸 | Comments(1)
オガスタ新潟コラボ 今日の現場
新潟まで現場確認に行ってきました。小林秀監督の頑張りで技術的な懸案事項はほぼ解けておりましたので、枠や見切りのおさまりや、仕上げの区分など、意匠を中心に打ち合わせしてきました。
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張りのある、とても豊かな空間ができています。「住宅」という機能を外して「建築」として眺めても十分魅力的ではないでしょうか。「高性能」と「住宅」ではなく、「高性能」と「建築」をいかに両立するか、というのは私がいつも考えている課題です。
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天井は構造用合板。登り梁や桁に受け材を打って天井を剛床的に処理、火打ちの出ない大空間を実現しています。最小限の構造体と上下の面材で、飛行機の羽根のような太鼓張りモノコックの状態を作り出しているわけです(野地合板は桁上部で通気用の隙間が開くので、完全なモノコックというわけではありませんが)。
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写真右手、縦スリット状の窓のある面が北面です。切妻は頂部が暗く見えるので、構造体の組み方を工夫して、できるだけ上までスリットにしています。この妻壁は内外ともレンガ色にすることになりました。
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雁行する窓配置が南面妻壁が、この住宅の見せ場です。準防火がかかるので、あえてサッシを小割にし組み合わせで表現しています。正面の妻面もレンガ色になります。
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床はスキップしているので、いろいろな高さから空間を知覚可能です。やらせ写真ではないんですが、たまたま相模社長と現地設計担当の小林紘大さんがうまいところに立ってます、笑。
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紘大さんが建っている視点から見れば、こんな風景となります。窓だらけですが、新潟の空はどよんとしていて日中でも光が弱く、合板天井は白くして光を拡散させた方がやはり良さそうです。
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玄関土間はシューボックス型の比較的大きな空間です。ご主人が自転車いじりに使うぜいたくな空間。無駄な仕上げはしないという方針なので、天井の梁はあらわしです。ちなみに電気など考えると、「仕上げなし」は「仕上げあり」より大変です。
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土間の公園側は延焼がかからないので、APW430が入っています。右手玄関ドアは非防火ですが、オガスタ標準仕様でガデリウスです。
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土間から中2階を見上げたところ。ユニットバスも納まっています。天井のない中二階脱衣室と一階寝室はガラスで間仕切る形に変更しました。
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外部は通気胴縁と板金外壁まで終わっています。

# by iplusi | 2017-01-30 11:05 | オガスタ新潟コラボ | Comments(0)
飯能K邸 外壁張りなど
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飯能K邸、外壁張がはじまりました。軒天は着色してますが、思ったよりツートン感はないですね。ちなみに今回は榊さん、ウッドロングエコはドブ漬けでやってみたそうです。
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浴室は在来。浴槽はLIXILの1400幅の定番品。安いけど透明感がなくて、かえって安っぽくないと思います。壁タイルはオーソドックスにミスティシリーズ、床はサーモタイル、天井はアイカセラールです。
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家具工事も着々と進行中です。オープンハウスは2/25or26の予定です。
# by iplusi | 2017-01-24 22:50 | 飯能K邸 | Comments(0)
建築と社会を結ぶ―大髙正人の方法
2/5まで、湯島の国立近現代資料館にて、私の師匠、大高正人の展覧会「建築と社会を結ぶ―大髙正人の方法」 が開かれています。大高さんはメタボリズム運動の一員であり、何度も建築学会賞を受賞している有名な建築家でありながら、極端に著作が少ないため、長らく謎に包まれた建築家でした。そんな大高さんの全体像を俯瞰できる、初の展覧会となっております。会期中にぜひご覧ください。
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看板にあるPAUは大高さんの思想を示す標語ですが、プレファブリケーション、アート&アーキテクチャー、ウルバニズム(アーバニズム)の頭文字です。今どきの設計者が見るとプレファブリケーションが、ちょっと引っかかると思いますが、ここでいうプレファブリケーションは「人手を省く生産形式の総体」のこと。いいわゆるプレハブよりもっと広い意味、「ものづくりの視点で検討された、美しさが持続する合理的な構法、およびその原寸ディテール」みたいな意味合いだと考えて頂ければいいと思います。「PAU、つまり都市から原寸ディテールまでを、ものづくりの視点で考え直していく」というのが、大高さんの終生のテーマでした。
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会場全景です。模型と図面、そしてドローンで撮影した、三春ダム周辺施設や三春体育館の空撮映像が見られます。
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若い人が一番面白がれそうなのは向井良吉邸。ランドスケープ建築です。最新号のGAHOUSEにそのまま載っててもおかしくないですよね。早すぎて時代がついてこれなかった名建築。
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また、前川事務所時代に大高さんが描いたという、岡山県庁のカーテンウォールの図面もみどころです。1枚でカーテンウォールの成り立ちが全部わかるようになっています。この図面はお手本として事務所の壁に長いこと貼ってありました。
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13年も在籍したんで、古いのでも展覧会にある建築は大体知ってますが、見たことがなかった建築がこれ。大高さんの旧自邸。親の家を年賀状の図案にしたときに、「僕も昔はこういうのさんざんやったんだよ」と大高さんに言われ、前川事務所時代のプレモスか何かのことだとずっと思っていたんですが、自邸だったとは。
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模型は建築単体のものもあるけど、都市と建築を両方表現したものがメインです。これは三春町民ホールまほら。小さなホールですが、当時30代後半のスタッフ全員、坂田充弘さん、堀越秀治さん、大友晃毅さん、飯塚の4人のチームで設計にあたりました。
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ホワイエの手書き図面の展示もあります。大高さん手書きじゃないとイメージできないので、CAD化する前に手書きで検討してたんですね。この図面描いた記憶ありますが、描いては消し描いては消しだったので、いろんな人が手を入れたはず。ちょうどCAD化する段階だったのか、一番大事な客席入り口の天井がぼかしてあるのが残念。椅子や展示パネルのアンカーを床に打つので、構造のスラブの上にもう一回コンクリート打っています。まあ、本当にそこまでする必要があるかどうかは分かりませんが、山を背後にしょってるから、地下水については細心の注意を払うべきなのは確か。そういうところは本当に用心深い人でした。
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三春は大高さんの故郷ということもあって、複数の公共施設を設計しています。このCGには続きがあるので後ほどご紹介します。
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大高事務所は、ある時期から「フラットルーフを追放せよ」の標語のもと、屋根のある建築しか作らなくなります。今なら、隈さんだって勾配屋根やりますが、当時勾配屋根をやるということは、ジャーナリズムから第一線の建築家としては取り上げられなくなることを意味しました。千葉県立美術館を除いて、内部空間はあまり好きじゃないけど(材料と光のせいですかね)、思想としては正しかったと思います。

さて、ここから先は、大高さんに興味を持っていただくため、展覧会には展示のない蔵出し画像をいくつか貼っておきます。
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先ほどの予告した続きのCGです。大高さんの脳内にあった三春町役場新庁舎をCG化したもの。川を挟んで建ってるのが議会棟だったと思います。手帳サイズの小さなメモに基づき入力しました(大高さんのスケッチはいつもA6サイズの紙に書いた走り書きでした)。アンビルドです。
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多摩ニュータン最後の駅、若葉台駅前広場と周辺施設。これは実際できてます。とても忙しい仕事で、設計まとめの時期は、一日おきに坂田さん堀越さん飯塚のうちの誰かが徹夜してました。私は主に奥の橋と施設系の現場を担当。
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稲城市の中央図書館および健康増進施設(室内プール)。城山公園の北端部、斜面に埋め込まれるように建つ建築。構造は青木繁研究室、設備は高間三郎さん、電気は大瀧さんという豪華メンバーで、両施設とも基本設計まで終わっていましたが、PFIになって計画が頓挫。今はNTTファシリティーズの設計した真四角の図書館が建ってます。
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大友さんと2人でやった神奈川近代美術館新館のプロポーザル。葉山御用邸となりに建つ美術館です。審査員は不明、青焼きで提出せよという変なプロポーザルでした。佐藤総合に負けました。
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五浦の美術館のプロポーザル案。めずらしく大高さんに褒められた絵。今見ると金沢の美術館を半分に割ったみたいな形ですね。色がとてもきれいだったんですが、どこかいっちゃいました。これは切妻くりかえしの内藤さん設計のが建っています。

てなわけで、後半は展覧会とは関係ない絵を貼ってありますが、展覧会はぜひお出かけください。

# by iplusi | 2017-01-16 03:29 | その他いろいろ | Comments(2)
三宿N邸04案
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三宿N邸04案。CGで、色合いや植栽含め検討しました。今回の04案外観は2階の腰壁を強調してみました。
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インテリアは切妻のボリュームを生かした計画となります。
# by iplusi | 2017-01-16 01:26 | Comments(0)
オガスタ現場タイベックまで終了
新潟は雪が大変みたいですが、今日、小林監督から送っていただいた写真です。現場はどんどん進みます。しかし仕事が早いですねえ。
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樹脂サッシもつきました。内観色は白。天井の垂木2×10材は、断熱材に合わせて1365ピッチで2×6の横つなぎを入れていただいたので、とても頑丈そうです。こっち側は前面が公園なので、端から端まで窓にしてます。
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外はタイベックまで終わってます。飯塚は月末に新潟行く予定です。

# by iplusi | 2017-01-13 21:46 | オガスタ新潟コラボ | Comments(0)
建築エコノミスト森山さん「2017年の予言」
先日の平塚K邸記事コメント欄に、建築エコノミスト森山さんよりコメント頂きました。ここに転載します。(もともとは「住まい手の立場から住宅を考える」の掲示板に年末毎年書き込みくださっていたのですが、plalaの仕様変更で掲示板の情報が表示されなくなってしまったので、ここ数年はブログコメント欄へ書き込み頂いてます。)(以下引用)
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新年あけましておめでとうございます。熊沢さんちももう7年目ですか、早いものですねえ。7年前といえば、私はスガツネさん商品開発や空圧エレベーターNUVAの開発とかやってました。ちょうど飯塚さんとのコラボが盛り上がり始めたころですね。そういった意味では熊沢さんちは7年経っても古びていない、むしろ始めからそういった流行とかを追い求めない飯塚さんの地道かつまっすぐなところが、この7年で大きく世間の評価を高めましたね。
新年というか、本来なら年末に書き込む干支のはなしです。
2017年は丁酉(ひのと・とり)です。
十干の丁は、火の弟、つまり陽の火ではなく陰の火です。消えかかる火でもあります。
そして、酉はニワトリのことではなく熟した果実のことを示しています。だから酒の右側にも酉があるのですが、、、
丁酉とはブスブスと埋め火が燃える様に加え、果実の収穫のとき。合わせて考えてみれば熟しすぎて醗酵していることをいいます。「醗酵」という字なんて、まさに酉酉でしょう?
丁酉は革命の年ともいわれていまして、いわゆる転機です。
60年前の1957年に何があったかをみてみると、日本南極越冬隊初上陸、岸内閣、ロッテのグリーンガム、コカコーラ日本発売、そごう開店、東海村原子炉初臨界、スプートニク一号打ち上げなんかがあったようです。
それらをふまえ今年の日本の建築界を当てはめてみますと、これまでのやり方は実はもう昨年で終わっている。これ以上伸びることはない、むしろ爛熟し醗酵するか腐敗するしかないところまで来ているということです。これまでの方法論は今年収穫して手仕舞いにする、と同時に新しい醗酵の元をキチンと把握しておくということでしょう。
つまり、私が至近で見てきた新国立競技場問題、豊洲問題における日本の設計・建設業界の凋落は当然の帰結。同時にその澱んだオリの中では、次の時代の銘酒となるべき醗酵も進んでいることでしょう。
(引用終わり)
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森山さんあけましておめでとうございます。恒例の書きこみありがとうございます。改めて昨年の分(リンクはこちら)を読み返すと、国立競技場問題が、豊洲やオリンピック会場まで飛び火、昨年の森山さんの「燃え広がる伸びる。今年の波乱がさらに広がります。」という予言通りになってしまいました。そして「反主流派に注目が集まる感じがよいですね。」という飯塚のコメント通りに、マンガ建築系サブカル代表だったはずの森山さんが豊洲PTの委員に選出されるという、まさかの年になりました。

しかし、どうなるんすかねえ豊洲。コンクリートで床壁つくって外防水したって漏ることあるのに、あんな捨てコンと砂利と擁壁でできた空堀では地下水は絶対に止まらないはず。大規模工事の時にウェルポイントつくって地下水位さげるのは聞いたことあるけど、変な構造の地下施設のために、街区まるまる、ずっとポンプアップし続けるのなんてアホな話は聞いたことがありません。

構造や使い勝手は基準ゆるめたり我慢すれば解けるのかもしれませんが、有害物質のおまけがついてくる地下水がある限りは移転できないのだから、最後に問題になるのは地下水のはず。
杭に余裕ないから今からコンクリート打って地下構造物も作れないということだと、国立競技場の可動屋根と同じで、外野の私には解く方法がまったく見つかりません。森高さんや佐藤さんは日建の技術者守っても、結果的に市場としてはつぶす方向に事を運んでいるんじゃないですかね。でも、市場としては手仕舞いの方が納税者としてはダメージが少なそうだから、森山さん、なんとかうまい見立てで施設をより良い形で生かす方法考えてください。

でもって、私の方は今まで四半世紀の設計稼業の集大成として、春には新米建築士のための本を出版します。商売の方法をそこまで公開していいのかというくらい設計術全出ししてますが、全出しすることで「醗酵した何か」が見えるようになった気もします。その大事なエッセンスみないなものを見失わないように設計を楽しんでいきたいと思います。てなわけで、今年もよろしくお願いします。


# by iplusi | 2017-01-10 14:44 | その他いろいろ | Comments(1)