建築知識ビルダーズNo.30「スーパー工務店のスゴ技30」発売
建築知識ビルダーズNo.30「スーパー工務店のスゴ技30」発売されました。今号は、美人編集長がいつも以上に頑張った、ビルダーズの最高傑作といってもいいかもしれません。
d0017039_15182905.jpg
表紙は嬉しいことに、オーガニックスタジオ新潟とi+i設計事務所のコラボ、新潟T邸です。写真はなんとオガスタ社長相模さんが撮影したもの。
デザイナーさんの切り取り方が冴える外観のクローズアップは今号からのようですが、ファッション誌が人の顔を表紙にするように、住宅誌は家の顔を載せるのは、人目を引くからいいんじゃないでしょうかね。
d0017039_15183053.jpg
本文内での紹介も14ページと大充実。住宅誌だけど写真はやや暗めに焼いたしっとりした色合い。雰囲気があって、とてもいい感じです。
オガスタ以外で紹介されているスーパー工務店4社は、北海道のSUDOホーム、浜松の番匠、鹿児島のベガハウス、本庄の小林建設(アイプラスアイの高崎K邸の施工をお願いした工務店です)など、全国に名を轟かすスペシャルな工務店ばかり。もちろん元気の良さでも、技術力でもオガスタさん負けてませんが、この4社と並べて紹介いただくのは大変名誉なことですね。
他にも、野沢正光さん+立見建設の「ドミノズ」や、西方里見さんのエコハウス事例(オープンハウス伺いました)など、読みたい事例が盛りだくさん。
d0017039_15182979.jpg
さらに付録も大充実。小泉誠さんのR定規。出隅Rってなかなかうまく測れないですから、これはとても良い定規です。(事務所の集成テーブル、6Rもついていたことが初めてわかりました)。
d0017039_15183000.jpg
もうひとつの付録は、夢・建築工房の「エコハウス現場手帖」。付加断熱に挑戦すると、おさまりや工事の仕方がわからない部分が山ほど出てくるものなんですが、それが写真入りでわかりやすく紹介されています。本当はまるまる一冊この企画でまとめてもらいたいくらいのありがたいおまけです。

なんだかテレフォンショッピングみたいになってきましたが、これで1800円(+税)はお買い得。ぜひ書店にてお買い求めください。

# by iplusi | 2017-08-28 16:13 | オガスタ新潟コラボ | Comments(0)
グループ展のご案内
d0017039_15114429.jpg
9月あたまの、9/1(金)~9/3(日)、新宿の全労災ホール展示室にて、毎年恒例の絵のグループ展があります。
いろいろな大学の美術系サークルから集まったグループですが、今年は卒業27年目、よく続いてます。本職の絵描きはいないので、メンバーはほとんど、1年に一回この展覧会のときだけちゃんと絵を描くだけなんですが、こんだけ続けてると、みんな年々ちょっとづづはうまくなってる気がします。

今回、飯塚は普通サイズの人物画3点、ちょっと大きめサイズ(幅60cm☓高さ90cm)のコロッセオの絵を展示予定です。私が描いたコロッセオはグーグルマップでいろいろな角度から確認したら、華奢すぎということがわかったんですが、描いたのは鈴木恂先生も写真集「回KAIRO廊」の中で撮影されてるコロッセオの大トロ部分(スター・ウォーズのデス・スターと同じで、完結してないほうがカッコイイのです。)。絵としてはなかなか楽しげにできてるかなと思います。
d0017039_14595358.jpg
初日15時位までは荻窪の家の地鎮祭+契約があるのでおりませんが、その他の時間は終日在廊する予定です。大して忙しくないので、事務所に行くのは敷居がちょっと高いなあ・・・という家づくり相談の方も、お時間あれば是非お立ち寄りください。
d0017039_15114612.jpg

# by iplusi | 2017-08-23 21:11 | その他いろいろ | Comments(0)
三宿N邸 外壁工事
d0017039_20535154.jpg
三宿N邸、JBN準耐火木外壁施工中。張ってるのは普通の杉板ですが、目板の幅やとめつける釘(またはビス)の長さ、太さなどのルールも細かく決まっています(本実形式はルール上アウトになりそうだったので目板方式にしてます)。現在キシラデコール一回塗り状態ですが、適度なムラ感+自然な発色で非常に綺麗です。
d0017039_20535292.jpg
北面はモルタル塗りが終わったところ。以前検討したことありますが、モルタルはマンセル値でいうと7.5くらいで、結構白いんですよね。色が淡いグレイだと奥行き感ゼロでCGみたいに見えます。

# by iplusi | 2017-08-23 21:04 | 三宿N邸 | Comments(0)
総2階+部分平屋の外皮面積・コスト比較
i+iでは、熱的にもコスト的にも有利だし、2階リビングの採用も多いことから、ある程度家が密集している都心では、総2階を基本とすることがほとんどです。

でも、郊外では1階:2階の面積比を2:1とか5:3とかにしたくなることがよくあります。具体的な間取りで言えば、1階はLDK+風呂・トイレ+和室、2階は個室3つ+トイレで、4LDKといったよくある構成にすると、大体そんな面積比になります。では、そういった2階が小さい家はどのようなボリューム構成にするのが熱的、コスト的に一番有利なのでしょうか。CGで検証してみました。
d0017039_13441816.jpg
5寸勾配切妻屋根、3間☓5間の総二階、30坪のボリュームに、10坪の平屋をプラスして40坪にする形を考えました。比較したのは、「切妻屋根の長辺方向を葺き下ろすタイプ」と「切妻の短辺に平屋を付加するタイプ」の2種類です。

プラスした床面積(緑)は10坪で同じ、屋根勾配同一としたので、屋根の面積(水色)も変わりませんが、壁の面積は大きく変わります。「葺きおろしタイプ」は増えた壁面積(黄色)58平米、減る外壁面積45平米で、実質13平米の外壁面積増(オレンジ色)になるのに対し、「付加タイプ」は増えた壁面積(黄色)59平米、減る外壁面積21平米で、実質38平米の外壁面積増(オレンジ色)となります。

結局、外壁の面積の差25平米。床断熱、窓やや多め30平米樹脂サッシ、壁105GW、屋根200GW、というアイプラスアイではありがちな構成でUa値ざっくり試算したところ0.007しか変わらなかったので、Ua値の差は思ったほどなし。

でも、壁面積が25平米も違うのだから、コストの差は数十万ということになりますね。付加断熱などするなら、なおさらコスト差はでできそうです。もっとも、どのような形にできるかは敷地形状で決まってくることがほとんどでしょうから、両方の形が取れることはむしろ稀な気もしますが。

意匠的に見た場合は、「葺きおろしタイプ」はレイモンドのカニングハム邸のように吹き抜けの演出がしやすいし、「付加タイプ」は桁行面が南なら集熱面が取りやすいなど窓位置の自由度が高い、ということは言えると思います。

# by iplusi | 2017-08-22 13:18 | オガスタコラボ2 | Comments(0)
千葉寺N邸04案 
d0017039_11443857.jpg
千葉寺N邸04案。今回は「間口3.5間☓奥行き4.25間」だった平面のプロポーションを、「間口3間☓奥行き5間」の王道プロポーションに変更した案を試します。「シンプルなのが好み」ということで、道路側ファサードは、前回03案のハンマーヘッド型立面のまま、上下分節表現にしてみました。全体のシルエットは、細身になって大分綺麗になりました。
d0017039_11443817.jpg
2階の左手ダイニング部分は、腰高の窓にしてレイアウトの自由度を増す形に。キッチンカウンターは壁向き、アイランドは作業台とテーブルを兼ねる国立S邸方式のキッチンをご提案しましたが、間取りの方程式「止まり木方式」の大テーブル置くプランもできそうです。
1階左手主寝室の窓は、高窓方式でプライバシーを保ちつつ室内干しに対応。
d0017039_11443829.jpg
間口が狭くなったので、縦スリット窓とバルコニーが近くなりました。今回は三宿N邸のように、バルコニ上にプチロフトがある案をご提案。ワンルームの室内に、バルコニの箱とトイレ食品庫の箱が2つ置かれた感じにまとまっています。
d0017039_11443927.jpg
1階は松戸N邸や国分寺T邸のように、北側中央に水回りコアを配置する形をご提案しました。玄関ホールに面する部分が少なくなるのでWICの入り口は主寝室からのアクセスになりますが、この模型の通り、階段も階段をスケルトン方式にすると、家の奥まで見通せ、大分広く感じられるようになりそうです。また、2階南窓から降ってくる光の恩恵を1階のどこにいても感じられるはずです。
d0017039_14175576.jpg
これは打ち合わせ中に相談した非対称イメージ(下図の30秒スケッチ)をCG化したもの。i+iならではの可愛らしい顔になるし、見通しのいい方向の壁がなくなるので、敷地状況に合ってると思いますが、あとはNさんがどう考えられるかですね。
次回打ち合わせは3週後。非対称のファサード含め、いろいろな可能性が網羅されましたので、収束に向けて方針をまとめていただくことになっています。
d0017039_14454371.jpg

# by iplusi | 2017-08-21 12:14 | 千葉寺N邸 | Comments(0)
世田谷S邸の無塗装木外壁 6年半経過した状態
d0017039_02204279.jpg
プチ見学で世田谷S邸に。外壁(西壁面、レッドシダーラフ面、無塗装)は2年前の雑誌撮影のころは、木の色とグレイが混ざり合った感じだったのですが、6年半で一様にグレイになりました。玄関脇の木は経年変化を見越して黒く塗装しているので、コントラストがあっていい感じ。
土がいいのかオリーブやシマトネリコは巨大化しています。グランドカバーのワイヤープランツとツルニチニチソウも立体的に繁殖しまくって、グランドは一切見えません。
# by iplusi | 2017-08-12 02:37 | 世田谷S邸 | Comments(0)
キッチン収納量の検討
私たちは、毎度違うキッチンをオーダーで作ります。内容は建主さんと密に打ち合わせしながら決めることになるのですが、本当に収納が足りているのか、本当に使いやすいのかどうかというのは、なかなか判断しにくい問題です。
でも、標準解を調べれば、少なくとも普通に使いやすいキッチンの収納量がわかるはず。CGで描いてみました。
d0017039_01520937.jpg
まず描いたのは、芯芯寸法2730*2275の内法に納まる典型的なI型キッチンです。カウンター上部には吊り戸棚があって、背後には食器棚と冷蔵庫が並ぶ構成です。背後の食器棚は奥行き650とっても大丈夫ですが、奥行きが深いと使いにくいので、450の奥行きとしました(なので通路幅は冷蔵庫の前を除き若干広めの設定になっています)。
d0017039_01521466.jpg
前後分かれていると、収納量がわかりにくいので、正面と背面を一列に並べてみます。黄色系は食器食品。水色はシンクとそれに関連する鍋ボウル類など。オレンジは加熱機器周辺のもので、コンロ、フード、調味料、フライパン類です。これで一通りのものは収まりそうです。ここで大事なのはシンク下がオープンになっていること。このスペースが無いとゴミ箱が通路を塞ぎます。また、最近の大型化する電子レンジの置き場も問題です。食器棚中央にオープンゾーンがあるのでうまく置けていますし、その他家電も電子レンジ隣に十分置けそうです。
ただし、食器食品用の収納のうち、巾木部分と、手が届きにくい1800より上の部分(黄色っぽいグレイで表現)は収納として、うまく使えていませんから、たまに使うおひつや重箱以外は死蔵品置き場になるはず。
d0017039_01524120.jpg
色ごとに分類するとこんな感じです。黄色部分はおよそ見付け1.5畳分くらいになりました。無理に死蔵品置き場作らなくても、断舎離して本当に必要な分だけに整理すればこのくらいで済む方が多い気がしますがいかがでしょうか。まあ食器・食品の量は人それぞれですから、足りなそうな方は設計者に必要量を伝えたほうがいいですね。
d0017039_01525069.jpg
以上を踏まえて、特殊なキッチン形状の収納量を調べてみます。これはI型キッチンに変形のアイランドがつくキッチンです。冷蔵庫や電子レンジはアイランドカウンター裏に隠しています。結果、収納量としては標準解程度は取れたのですが、食器棚がほぼキッチン外側のゾーンに配置されることになりました。食器を出してから調理をはじめればなんの問題がないという気もしますが、一般的にはやや使いにくいと判断されることになりますね。冷蔵庫部分のボリューム感も気になるところ。
d0017039_01524703.jpg
こういうタイプはどうでしょうか。一見ダメそうに見えますが、一つの通路にすべての要素が並びますから、使い勝手はI型と同じ。上記のタイプより圧倒的に使いやすいいキッチンということになります。メインカウンター下に電子レンジと食洗機納めてあり、背後の収納量も十分です。背後の食器棚の中間部には家電もたっぷりおけます。稲毛S邸はこの形をベースに進めることとなりました。
# by iplusi | 2017-08-10 02:38 | 稲毛S邸 | Comments(0)
三宿N邸 タイルの検討
d0017039_19430318.jpg
キッチンのタイル検討中。三宿N邸、妻壁には奥行き感を強調するため、ややエンジ寄り薄茶色のコルク壁紙を使う検討をしています。
d0017039_20104958.jpg
奥様のイメージは、アイプラスアイ定番の平田タイルのメープルブリック(上写真は新宿ルミネ1の地下で偶然見つけたものです)みたいなものなのですが、シンク左手部分で妻壁壁紙に取り合うので、白系、クリーム系だとちょっと浮きそうです。
d0017039_19430752.jpg
先日中野に行ったので、帰り道平田タイルのショールーム寄って、壁紙に近いタイル入手しました。中央3点、色の記憶だけで勘で選んだんだんですが、結構似てますね。こういうタイルなら、上のCGのように、カウンター奥もエンジ寄り薄茶色で仕上げる事もできそう。
他のタイルは事務所にあったもの。色の系統が似てればおかしくないとは思いますが、小口が見えるのでインクジェット系はだめそうです。


# by iplusi | 2017-08-07 20:19 | 三宿N邸 | Comments(0)
横浜M邸 工事着手10週目
横浜M邸、工事着手10週目の現場です。2人のベテラン大工、中は狩野さん、外は森さんという体制で進行中。
d0017039_18083829.jpg
外部焼杉は東西面が終わり、北面を張り始めたところです。北面下部は大和張りキシラデコール塗装となります。通気胴縁が四角いマス目になってるのは、納まり上厚を60mmとする必要があったので、エアーホールなしの30*40をダブル使いにしてるため。
d0017039_18083524.jpg
内部はフローリングの施工中。1階は青木さんの倉庫にあったチークユニ無塗装品で、2階は定番のオークユニ無塗装品です。ただし、今回のオークはMさんのこだわりで、チークに合わせた90幅の物を使っています。
# by iplusi | 2017-08-07 18:26 | 横浜M邸 | Comments(0)
千葉寺N邸03案
d0017039_16080820.jpg
千葉寺N邸03案。アシンメトリーを試す予定だったのですが、ピロティ表現とアシンメトリーの時の台形のバルコニー開口が、奥様の好みではないということで、再びシンメトリー表現を試しました。写真左手1階、玄関ポーチは半間分凹ませたので、右手子供部屋にも凹みをつけ、キノコ型の立面に。窓は、キノコを強調しつつ、2階の屋根頂部が比較的明るくなる、縦スリット窓としてみました。
d0017039_16080942.jpg
2階は前回案がセンターコアで今ひとつ広さが感じられないという反省から、切妻中央の見通しを最優先。トイレ・食品庫のコアは最小限にして、片寄せしました。また、バルコニの袖壁が邪魔くさくならないよう、バルコニ上部の屋根には一部孔を空けました。

# by iplusi | 2017-08-06 16:20 | 千葉寺N邸 | Comments(0)