妙蓮寺T邸 道路関係の整理
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妙蓮寺T邸は勾配のきつい2項道路と平面L字型の位置指定道路に接道するのですが、2項道路はクランクが2箇所あってまっすぐではなく、位置指定はとても古く位置が曖昧、勾配もあるため、それらの関係が非常に微妙です。その線形を把握しないと確認申請が出せません。狭隘協議で2項道路の方はようやく少し見えましたので、次は位置指定道路の現況を測量会社に依頼して出してもらうことになっています。
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南東方向から見た景色です。既存擁壁は壊さざるを得ないので、深基礎形式で高低差処理します。だだ、結構大きな面となるので、仕上げが難しいですね。一般部外壁は、木の部分とつるっと白くする部分の対比で見せる作戦も面白いかなと思っています。

# by iplusi | 2017-07-25 18:47 | 妙蓮寺T邸 | Comments(0)
建築知識2017年8月号「木造住宅のすごい新常識」に複数案件掲載
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建築知識2017年8月号「なぜ、あなたの設計は「パッとしない」のか?木造住宅のすごい新常識」に複数案件掲載いただきました。
p46「幅広の階段をたまり場にする」で杉並U邸の大階段の詳細を、p58「アレンジ可能な可動棚の収納室」で世田谷M邸の収納詳細を、p68~69「屋根断熱で小屋裏を活用」で横浜S邸、町田K邸、新潟T邸の屋根詳細を、各々紹介いただいています。
一冊の特集としても、今回は結構読みどころ満載なので、ぜひご覧いただければと思います。

また、このブログでは紹介し忘れていましたが、2017年6月号「実力派建築家オススメ!ベストな組み合わせが分かる最強建材200」でも、横浜S邸の赤い織物クロス(p44)、中野M邸の紙の畳(p49)、常滑N邸の壁用貝殻塗料(p56)、松戸N邸の目地なしのキッチンタイル(p68)、横浜S邸のカラフルなトイレ壁面タイル(p74)、さいたまO邸の脱衣室クッションフロア(p85)、町田K邸の脱衣室フロアタイル(p86)、横浜S邸のサイルストーンのキッチンカウンター(p87)、狛江W邸のステンレスのキッチンカウンター(p88)などいろいろ紹介いただいているので、バックナンバーのある大型書店で併せてご覧いただければ幸いです。

# by iplusi | 2017-07-24 17:48 | その他いろいろ | Comments(0)
千葉寺N邸01案
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新しいお仕事、千葉寺N邸01案。敷地は40坪で道路付けは東。車は1台だけど来客用でもう一台というご要望です。地名の通りお寺の多いエリアなので、01案は切妻で軒をきちんと出す計画としました。1種高度斜線(千葉市は5m+1.25L)はかかりますが、北側は境界線から目隠し請求権を行使されない程度の離れを確保して、斜線をギリギリかわします。

 南側に隣家が迫るので2階リビングとし、2階を集熱面に。大窓の光は吹き抜けから下階に落とします。
道路側はピロティ+中心の真四角窓で、きちんと真面目なファサードをつくりました。02案はも少し東西に長くして、シンメトリーを崩す予定です。

敷地は師匠の代表作、千葉県文化会館のすぐ近く。Nさんからメールでご連絡頂いた時、開館50年のシンポジウム(7/9)で千葉文化行くことになっていたので、Nさんとは文化会館で待ち合わせ。その足で現地視察、昨日トライアルご提案と、流れるように進んでいます。私が大高事務所ではじめてやった仕事は、実は千葉寺駅駅前の歩道橋やシェルター。ということで四半世紀ぶりの千葉寺ですが、何か、ただならぬ縁を感じますので、楽しんで設計したいと思います。


# by iplusi | 2017-07-24 16:48 | 千葉寺N邸 | Comments(0)
横浜M邸 サッシ工事など
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横浜M邸、外壁下地のダイライトが終わり、サッシ工事が進行中です。1階南側の大窓は幅1間半、高さ2mのAPW、2連使い。2階の大窓は、幅1間半、高さ1.8mのAPW、2連使いです。樹脂サッシは障子の見付が大きいので、外はブラックで外壁に同化させ、内はホワイトでインテリアに同化させてます。
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壁下地入っても、とても明るいですね。ハイサイドライトは重たいので、人が沢山いるときに入れるそうです。両脇2つを開けて真ん中はフィックスにするケースが多いと思いますが、今回は、真ん中2つ、幅一間高さ500のハイサイドライトを電動で開閉させる予定です。

# by iplusi | 2017-07-19 19:51 | 横浜M邸 | Comments(0)
荻窪K邸 見積調整終了
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荻窪K邸、吉田工務店との見積調整終了。特命ですが、数量はi+iで鉄筋までガッチリ拾い、増減表を作成。01案で想定していた概算額にほぼ合わせて頂きました。基本設計案は当初想定していなかったスキップフロアもあるし、防火APW330、防火APW331を採用できてるので、ひとまず上出来だと思います。お金の決着がついたので、これから確認申請作業に入ります。
外観イメージも先程相談。1階は縦で凹凸のある張り方の方いいのでは?というご意見頂いたので、CG修正してみました。凹凸ある場合は駐車場奥も木にしたほうが自然な感じがします。
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中からハイサイドライトを見るとこんな感じです。オレンジの部分(便宜的に色つけてます)が勾配屋根です。
# by iplusi | 2017-07-08 17:59 | 荻窪K邸 | Comments(0)
横浜M邸上棟2日目
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横浜M邸上棟2日目(火曜日)の様子です。勾配の異なる屋根の裂け目がハイサイドライトになっています。
めちゃくちゃにダイナミックな空間。このワイルドさが最後まで残るよう、部屋の間仕切りは最小限にしたいですね。
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東方向を見上げたところ。東西に大きく吹き抜けてるので、1階と2階が一体に感じられます。左手の片持ち梁や右手ベンチ下の反射光が非常に効果的です。
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左手ベンチの背中の腰壁は5.46mをワンスパンで飛ばしています。集成材だけどド迫力です。
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外張り断熱の施工写真を撮れたので連続写真で。剛床となる1層目の野地板は24㎜。墨出してからN75打ってますが、何本かははみ出したので打ち直し。白くて分かりにくいですが、ジョイントには気密テープ貼っています。
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通気垂木を流します。1層目野地下の構造の垂木45*180はカナダツガ@303だけど、野地上の通気垂木45*120は断熱欠損減らすように@606としました。タルキックで下部の垂木に固定します。約90cmの軒の出は通気垂木で出しています。
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通気垂木間に断熱材:発泡ポリスチレン3種B t100を入れていきます。
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今回は南側の軒は出るけど、東西のけらばは出ません。東西両端の通気垂木はエアーホール加工して、壁通気と屋根通気を繋げます。
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広小舞を打ってから、2枚目の野地t12を千鳥に貼っていきます。
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通気層付の外張りの屋根ができました。断熱材上の20㎜の隙間が夏の掃気と冬の結露防止に役立ちます。
現場監理特集の取材で、建築知識の湯浅さん他3名も見学していきました。上棟は初めてとのことで、ポカーンとみてましたが、役に立ったでしょうかね。
# by iplusi | 2017-07-08 03:52 | 横浜M邸 | Comments(0)
多摩NK邸足場解体
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多摩NK邸足場外れました。うちの事務所としては初めての積極的な和風表現。越屋根的なハイサイドライトが特徴です。
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大正時代の木造住宅がモチーフなので、窓の上には必ず庇をつけます。雨戸はありませんが、雨戸が付く位置は杉を張って立面を調整。
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内部は抽象的な和風表現です。黒々とした木部と白い壁天井を対比させて見せています。
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欄間サッシは間口いっぱいに確保。構造はステンレスのブレース材を利用しています。長押上に開口が連続するだけで、和っぽい感じが強調されます。
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お父さんの部屋。外壁の窓と玄関に向かう内窓の高さをそろえました。
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2階のセカンドリビング。南面の窓は低い腰で和風っぽいプロポーションに。
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中央ハイサイドから光を取り込んでいます。白くなったら光がよく回るようになりました。

# by iplusi | 2017-07-06 00:59 | 多摩NK邸 | Comments(0)
横浜M邸上棟
横浜M邸上棟しました。規模が大きいので上棟は2日がかり。15時前に現場離れてしまったので、正確に言うと棟上げは見届けていませんが。
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吹き抜け部の455ピッチ、小口出しの片持ち梁も見せ場です。
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土台は先週終わってますので、今日は1階の柱からです。これは9時半過ぎの状態。2階床梁の中央部は渡顎的なおさまりになります。
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10時休憩の時の状態。10時回ってたと思います。規模が大きく部材点数が多い上、ほぼ化粧材ですから、建て方も時間がかかります。金物工法大変なのかと思ったけど、大工さん曰く。「羽子板考えたらドリフトピンの方がの方よりマシ」という話でした。
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14:30ごろの状態。2階床合板は、釘打ちしてます。この後、ツーバイ用?のシートを合板に貼りました。化粧材雨対策でしょうかね。
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15時休憩時。2階の柱が入り始めました。中央の穴ぼこは全部吹き抜けです。
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下から見上げればこんな感じ。大工さんは三宿の時と同じで、狩野さん、森兄弟、新井さん、村木さん、石倉さん、沢舘さんの7名でした。今回の棟梁はまたまた、おなじみの狩野さんです(i+i 12棟目)。
# by iplusi | 2017-07-03 19:08 | 横浜M邸 | Comments(0)
三宿N邸今日の現場
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三宿N邸、今日はトシデン高橋さんと電気の打ち合わせでした。引き込み位置は南西側に決定。電気メーターは直接目視検針は不要なのでどこでもいいそうですが、一番合理的に引き込みの直下に配置。外部照明、インターホンの位置も方針決定しました。
その他、現場外まわりは、透湿防水シート張りが終わり、板金は土台水切と唐草が付いたところでした。コーナーの軒天、壁、屋根、サッシが取り合う部分のおさまりなどについて青木斉藤監督と調整、確認しました。
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仕上がりはこんな感じ。一筆書きで連続する、パラペットの笠木→サッシ横の見切り→天井見切り(黄色)、金属破風(赤)、唐草(青)、タニタHACO(紫)。デッキはパラペット笠木上に2方向に跳ね出すから納め方一工夫します。
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電気は「暗いのは平気。沢山あるスイッチはどれか分からないとシールとか貼るかも、笑」というNさんのご要望?を受け、「できるだけシンプルに。スイッチはできるだけ直近の分かりやすい位置に。3路系も最少限に。スイッチコンセントのプレートは1階2階とも神保にして目立たないように」という基本方針で進めます。
先日検討していた妻側の三角形落とし掛けの演出のため、壁裏にひっかけシーリング追加。2階バルコニー照明は船舶照明壁付け。バルコニー部分はプチロフトと外部で2重に使うため、バルコニーの天井高はかなり低く抑えています。脚立上に合板を乗せた超簡易モックアップでNさんと天井高を確認しました。
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1階の南側表通りは建具を開けると3つの部屋が連続する構成。裏通りは収納系が連続し、全体はぐるっと回遊できるようになっています。表通りの照明は中央に配線ダクトをまっすぐ入れます。加えてミシン上部にも1本。LAN配管、梁貫通箇所は柱スパンが小さいところ狙う形に。分電盤裏は45mmほど壁をふかすことにしました。
青木さんの電気はいつも高橋さんだから、高橋さんにやっていただくのはこの家でなんと28軒目。実は一番数やっていただいてる職人さんということになりますね。なので構造的意匠的な課題を含め、うちの事務所が気にしそうなことは全部先回りして担当者に直電いただけます。電気関係、後はタイルや木外壁の割り付け対応が課題です。
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今日、1階の床合板張り作業で村木棟梁が使っていた秘密兵器、マキタのマルチツール。刃が小刻みに振動し、柱際壁際すれすれをカットできます。刃は色々なタイプがあって金属も切れるものがあり、サンダーみたいに火花が出ないので、リフォームでは必需品だそうです。電気の高橋さんもこれ持ってるので、合板耐力壁にボックス孔開けるのは全く問題ないということでした。
# by iplusi | 2017-07-01 23:54 | 三宿N邸 | Comments(0)
妙蓮寺T邸04案
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妙蓮寺T邸04案。切妻で眺望のいい方向のコーナーに窓を設けるのは相変わらず。今回はペントハウスに階段で上がる形式を検討し、部屋の配列がほぼ決まりました。
一方、道路沿いの擁壁は高価なので、深基礎形式で対応することに。深基礎なら4号木造で確認申請提出が可能です(横浜市調べ)。
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お施主様はプロなので、ご要望もプロ級。前回案については、びっしり赤ペン添削頂きました。03案の骨格を生かすとご要望通り解けないので、1階の主要動線を東西向きから南北向きに変え、建物中央に階段、廊下を配置しました。
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1階中央南北動線はこんな感じです、1階のすべての部屋は、この大通りに連結されています。2階からペントハウスへ至る階段は、この1階から2階への階段の直上に配置しました。つまり、動線は建物中央ゾーンに全部集まっています。写真左手は子供部屋。建具を開放すると、この大通りと一体利用可能です。
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上空から手招きするペントハウスの光。この2階LDKは、間取りの方程式「フレーミングの法則」通りに3方向から光を導入します。
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ペントハウス形式の場合、階段部は他の部分から突出させないといけないそうです(確認機関調べ)。なので階段吹き抜け上部は、屋根を他の部分より、ちょっとだけ高くしています。


# by iplusi | 2017-06-27 17:20 | 妙蓮寺T邸 | Comments(2)