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町田K邸上棟
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町田K邸昨日上棟しました。敷地内にレッカー置けるし電線もありませんが、構造金物が多いとはかどらないそうで、初日は棟上げまで。昨日今日は応援の大工さんが入り、垂木、野地2枚、ダイライトまでを仕上げます。
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登梁最頂部のホールダウンは現場手加工で処理。
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プレカットチェックの要点のひとつ羽子板ボルトもついてます。チェックの際は取り付ける向きや座彫りのあるなしを考える必要があります。マルダイさんは梁せいが270以上だと羽子板は2本が標準。
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今回は40度くらいの浅い角度で、胴差が入ってくるコーナーががあります。隅柱ですが、柱勝ちだと斜めの梁の仕口が作れないので、梁勝ち+ホールダウンで処理。斜めの胴差は下に柱は沢山入りますが、この部分在来の蟻仕口は、繊維方向考えると、ちょっと弱そうだから、後入れの半柱で支えます。また、羽子板できちんと引きよせています。
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スクリュービームの柱頭金物。欠損させたくないけど、ほぞパイプが付けにくいところは、この金物使うことがあります。
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下部合板あらわしの部分は、合板をプレカットすると柱際に孔があきます。今回は室内方向のみ、プレカット工場でしゃくり入れてました。床合板は養生して雨染み対策してます。完璧ですね。

この現場も担当はスーパー棟梁、狩野さん。i+i→青木工務店の現場3連続で、トータル11軒目です。ありがたいことです。

by iplusi | 2016-11-30 12:49 | 町田K邸 | Comments(0)
建築知識ビルダーズNo.27「成功する間取りの法則」発売
本日11/28建築知識ビルダーズ27号「成功する間取りの法則」が発売されました。表紙は弊事務所設計の多摩N邸です。ビルダーズだけあって、奥様向け間取り本とは一線を画す、実務者向けの編集になっています。
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巻頭はフォルクスハウスの生みの親、秋山東一さんの設計術を紹介するコーナー。最初の見開きには、間取りに先立つ外形の決め方が見事にまとめられており、必見です。本のリード文にもありますが、15年前、私が初めて木造をやった時は、フォルクスハウスのシステムをかなり掘り下げて研究しました。オープンな間取りを可能にする、構造体全部みせの高気密高断熱のスケルトンは今改めて見ても魅力的。そのフォルクスのシステムを使いながら多様な形態・空間を生み出す秋山メソッドが、氏の味わい深いスケッチとともに解説されています。

つづく記事は、拙著「間取りの方程式」に沿って、間取りのルールを解説するコーナー。私の設計した8軒の住宅ごとに、方程式がどんな風に反映されているか、豊富な写真と図面と共に20ページにわたって紹介していただきました。ビルダーズといえば、宮脇檀さん、西方里見さん、伊礼智さん、堀部安嗣さんといったスター建築家しか扱わない雑誌ですから、こんなに大きく取り上げていただけるのは、とても名誉なことです。ありがとうございます。

でも、間取りの方程式で紹介したルールは、どんな建物でも採用可能です。お金もかからないし誰でもすぐに真似できます。デザインのみならず、コスト、断熱、構造もきちんと押さえていますから、工務店のみなさんは参考にしやすいんんじゃないかと前々から思っていました。間取りの方程式と、このビルダーズを一緒に眺め、いい家をつくっていただければ嬉しいです。

他にも、この号は読みたい記事が目白押しです。これまた、私が最初に木造を学んだ時、建築知識の特集号を熟読した、吉田桂二さんの門下生、岸未希亜さんの「各部屋の必要面積の法則」、日建設計出身のイケメン工務店社長、関尾英隆さんの自邸計画、おそらく今、日本で一番設計がうまい工務店、扇建築工房の平屋実例、数字と仕様が出てるので、高性能住宅を設計する時絶対に参考になる、日本エコハウス大賞の詳報などなど、熟読させていただきました。

ぜひ書店にて手にとっていただければと思います。

by iplusi | 2016-11-27 20:08 | その他いろいろ | Comments(0)
伊賀の家03案 「群造形へ」
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伊賀の家03案では、切妻系の建築3棟で中庭を囲む構成を提案しました。1つづつの建築は切妻の非常にオーソドックスなものですが、複数の建築を明確な意思を持って「建築群」として配置すれば、魅力的な風景や快適な屋外空間が生まれてくるのです。
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3棟建ての構成は次のようなプロセスから導かれました。

敷地は古い既存の民家(ピンク色の部分)、工務店の社屋、倉庫(クリーム色の部分)に囲まれた一角にあります。敷地は宅盤が2枚で粗造成されており、相互は1m弱の高低差があります。敷地へは道路(水色)から斜面を斜めに上るように低い方の宅盤へアクセスします。

一方、社長の家となるメインの2階建ては、HEAT20を意識したエコ住宅にする予定なので、方位には正対させたいところ。低い方の盤だと背後が無駄に余るし、既存社屋の日影になってもまずいので、メイン棟の配置は、自動的に黄色の位置になります。しかしこの配置だと、土地は無駄に余るし、せっかく眺めがいいのに本社屋、倉庫の壁面眺めて過ごす関係になります。
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そこで、メイン棟、セミナー棟に、東屋棟を一軒加えて3棟分棟形式とし、正五角形の中庭を囲むように、アプローチの園路と建物を72度づつ振った角度で、渦巻き状に並べててみました。渦巻き構成で人が自然と集まってくるようなイメージです。東屋棟は既存本社屋と平行なので、バラバラに見えていたメイン棟と本社屋を幾何学的に関係づけられます。本社屋と倉庫は、建物と樹木である程度隠せます。

今後開かれるであろう、木工教室、マルシェなどの利用を考えると、屋根付きの外部空間=東屋棟は非常に有効です。先日の榊住建視察を踏まえて考えると、イベント開催時は、むしろ内部化された施設より多用途で使えそうです。
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3つの施設は、外部空間→半屋外→内部という具合に徐々に内部化して心理的な敷居を下げ、人が入りやすい雰囲気を作ります。また、視覚的にも平屋→高台平屋→高台2階建てという具合に徐々に高さを増し、渦巻きの流れを強調します。アイレベルでみた場合、真ん中の平屋を中心に両ウイングが放射状に配置された感じになるので、コの字配置の時よりパースが強調され、ダイナミックな風景になります。

既存の町並みや自然環境と調和した美しい風景をつくる、最も簡単で最も重要な方法は、地域の特性を意識した「勾配屋根を架けること」です。ほとんどの住宅設計の現場では、設計するとき間取りから始めますが、風景としての建築を考えるなら、まず考えるべきは屋根と架構、またその配置です。

ともかく「屋根、架構、中間領域」で建築のシルエットを外側から決めるのです。間取りを考えるのは後まわし。今回はその王道のやり方を実践しています。


by iplusi | 2016-11-27 12:21 | 伊賀の家 | Comments(0)
榊住建のDIY教室
榊住建のDIY教室は榊さん社員・職人さん全員参加で行う大イベントです。榊住建とのおつきあいは、もう10年になりますが、DIY教室に伺ったのは初めて。新規顧客開拓より、OB感謝デーという意味合いの方が強い感じで、うちのOB、朝霞Kさん家族、櫛引Nさん家族も参加されていました。メインの会場は、さいたま市西区にある大工下小屋です。
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電動の糸鋸、オービタルサンダーなどを駆使して、まな板、スプーン、ハンガーなどを製作しているコーナー。奥はボードに落書きするコーナー、アクセサリー作るコーナー、手前では簡単なボックスなど作るコーナーも。まったくゼロから作ることもできるけど、半分用意してくれているものもあるので、なに作っていいか悩んで一日が終わるなんてことはありません。
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材料は使い放題。各種工具も使い放題。でも、この辺の良材は逆にもったいなくてなかなか使えないんですよね。
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左官体験コーナー。飯塚もちょっとやらせてもらいました。この日は霧島壁でちょっと柔らかく、なかなか難しかったです。
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丸太でまな板やベンチなど作るコーナー。千代岡社長自ら、チェーンソーで丸太を輪切りにしてくれます。奥ではなんとかすくいやってました。
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せっかくなので飯塚も作品つくりました。カルダー的R付三角形のトレイ?お皿?凹み掘るの大変なので、手抜きして社長にチェーンソーで削ってもらいましたが、シルエットは一応デザインのプロらしいものになってますかね。
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食事サービスもあります。バーベキューの焼肉、焼きそば、餅、パン、トン汁、おにぎりなどなど、最近、綺麗になったと評判の松井さんを中心に、職人さんたちが、手作りの料理をふるまってくれます。お餅はここでついたもの。
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この日は結構な大雨でかつ会場は車じゃないと厳しいところ。ほんとにやってんのかな、という感じの日でしたが、100人オーバーの人たちで大盛況でした。雨対策は国分寺I邸のコンクリート養生で見たことある、仮設のブルーシートテントが対活躍。座ってるといろんな食べ物を、榊社員&職人さん達がじゃんじゃん運んできてくれます。こんな人たちがつくってると分かれば、建て主予備軍のみなさんは、とても安心できるはず。職種が書いてある名札があると、もっといいかなあ。
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うちのOG、大久保さんが設計した家にお住いの緑区A邸の奥様も入り口付近のテントでゲスト出店されてました。OBがマルシェ的に参加されているということは、工務店との良好な関係が竣工後も維持されているということですね。ちなみに榊さんの竣工後のメンテナンスの良さは、うちのお施主の皆さんにもとても評判がいいです。

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後半のメインイベント、子供たちが小さな家を組み立てるプチ上棟式。深読みすると、この木工教室は、「知らないうちにできてる量産型住宅の家づくり」の真逆、「自分たちも参加する手作りの家づくり」の縮図を目指したもの。子供たちが作業場・下小屋で本番の家づくりの予行演習をするというのは、重要な意味があるんでしょうね。

ともかく、家づくりで一番大事なのは「依頼先を間違えないこと」。大体元気が良くて意識の高い工務店は、こういった木工教室、現場見学会、躯体見学会、家づくりセミナーなどを、それなりの頻度で開催してるものです。これから工務店探しをするという皆さんは、機会があれば地域工務店のこういったイベントに参加してみるといいと思います。そこで、社員や職人たちの生の声を聴けば、素の工務店の姿がみえるはずです。

by iplusi | 2016-11-21 03:24 | その他いろいろ | Comments(0)
国立S邸竣工写真
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国立S邸、オープンハウスの時の写真アップしました。
・googlephoto  https://goo.gl/photos/Ng6JNQncfhPiSQ9R8
・facebookアルバム https://www.facebook.com/以下略

竣工時の写真なんで、置き家具や植栽がなくて、ややさみしいですが、奥様はインテリア本のデザインなども手掛けるセンスのいい方なので、半年後はもっと良くなるはずです。楽しみですね。

by iplusi | 2016-11-20 22:44 | 国立S邸 | Comments(0)
横浜M邸03案 長辺方向の吹き抜け
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横浜M邸03案。外観形状はほとんど変えていませんが、焼杉外壁を検討中。デッキは東寄りを大きくする形に変更してみました。
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1階の間取りは6間の東西間口いっぱいに細長くLDKをとる形に変更しました。吹き抜けも東西方向が大きく、全体が2層分の高さがあるように感じます。井戸みたいな吹き抜けはあってもなくても広い感じはでませんが、パース方向に吹き抜けをとると、こんな風に効くんですね。

ところで、東西方向の内部耐力壁は、LDKと北側諸室を分ける間仕切りで作れるし、南北方向の耐力壁は北側諸室間の間仕切りで確保できるので、吹き抜けは結果的に耐力壁線で囲まれ、吹き抜けの補強は教科書通り。3間も開けると耐風圧性能も課題だけど、南側のブリッジがせいの大きなIビームとして働くので、構造的にはなかなかいいんじゃないでしょうか。

by iplusi | 2016-11-19 19:54 | 横浜M邸 | Comments(0)
屋根詳細と階段詳細
建築の美しさはディテール次第。屋根は建築の中で最も目立つ部分のひとつですが、止水、構造、断熱、通気、気密など要求される性能も多く、ほうっておくと分厚いぼてっとした印象になりがちです。
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オガスタコラボでは、設計段階で様々な部位の屋根のディテールを描き、デザインをコンロールしています。SPF2×10の垂木は軒先で絞って、破風のせいは120に抑える予定です。
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階段も見せ場の一つです。平面、断面、詳細の形でA3、1枚で整理。少ない枚数の図面で整理すれば、大工さんの混乱も少ないです。今回は2階までが蹴込板付きの箱状階段。2階から先が「ささら桁階段」となります。手摺は細身のスチールです。
by iplusi | 2016-11-18 11:22 | オガスタ新潟コラボ | Comments(0)
2016年 構法スタジオ飯塚クラス中間発表
法政大学建築学科の構法スタジオ。飯塚クラスは11/7に中間発表を行いました。今回の提出物は軸組み模型です。例年11月末ですが、いつも図面が間に合わないので、今年は早い時期に設定しました。
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鈴木君の作品。3.6mくらいの片持ち屋根をトラスで支持する作戦。ちょっと非常識なスケール感なので網野先生にも相談。「下弦材は重力で曲げを受けたところに、大きな圧縮力がかかるので、座屈しないよう工夫必要。また、合わせ梁の間の束がすっぽ抜けないように、柱と梁がかみ合うようなディテールにすべき」等のアドバイスもらいました。実際模型に力をかけて、変形具合を確認しつつの指導でした。
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中本君の作品。レーモンドのようなシザーストラスは、片側がシングルで、もう片側がダブルの非対称構成です。トップライトも急こう配屋根片側だけで非対称。実際作ったら、林の中にいるような光が射すとても良い空間になりそうですね。中央軸性の強い教会型の構成なので、間取りもそれを意識した構成に調整します。
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野々川君の作品。非対称の切妻を交互に反転しながら繰り返す屋根。屋根の隙間がハイサイドライトになっています。屋根の重なるところは柱梁をダブルにして骨格を分け、架構や仕口を単純化しました。
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宮崎君の作品。角度の違う屋根が越屋根上に重なって、やや下向き斜めのハイサイドライトを構成している案。立面をまとめるのが、とても難しいので、もうワンスパンふやして、半屋外の中間領域でシルエットを強調することになりました。
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山本君の作品。方杖状の柱とストレススキンパネル状の屋根によって、梁を小断面におさえ、地を這うような背の低いプロポーションを実現しようという案。屋根が大きいので暗くなりそうですが、池の反射光に期待。
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岸君の作品。屋根が高い方にだけ、2階がある構成。構法スタジオでは定番の差し掛け屋根ですが、V字に折ることで、設計した本人の予想を超えた豊かな内部空間ができています。
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新沢君の作品。過去にはあまり事例がなかった中庭型の構成。軒先に柱を入れないように、柱を前後に2本立てるなど工夫しています。スタジオ・ムンバイみたいな壁に囲われる形で考えていたけど、写真右手、半外部の方は、壁なしにしても楽しそうです。
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神山君の作品。谷尻誠さんの住宅を参考にした、斜面埋め込み系住宅。屋根は4本の登梁を、ローリングした小梁でつなぐ明快な構成。基礎はあえて布基礎(+防湿コンクリート)で計画します。
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佐藤君の作品。複雑な形状の屋根を、和小屋で構成する案。垂木は90*45程度。小屋梁は適宜方向を変えて、1間ピッチの母屋を支えます。外断熱で複雑な和小屋組を全部見せにします。
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竪山さんの作品。折れ線屋根の案。変曲点には水平に梁を入れて、その間を登梁でつなぎます。断熱も外、アイプラスアイの定番手法を踏襲した架構です。
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阿部さんの作品。切妻の箱に入れこされた塊が大きくなって、切妻の入れ物から飛び出したような案。いろいろな方向に飛び出す片持ち部をどう支えるかが課題です。
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和田さんの作品。方形の安定形態を、角度を振った間仕切りと、不整形のハイサイドライトで崩した案。ハイサイドライトは間仕切りと、隅木の交点を狙って決めています。
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福田君の作品。袖壁が囲む庭に風除室状のガラスの箱が突出する案。袖壁が風で倒れないように、水平に斜材を入れてます。庭側の壁は背が高すぎるので、斜材利用の屋根をC型につなげ、上下分割した方が良いかも。
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石井君の作品。単純な切妻形態ですが、C型の内部とL型の外部がかみ合う構成になっています。屋根はけちらず、大断面にして2間半を登梁形式で飛ばして飛ばしています。
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高瀬君の作品。間口2間半の細長い切妻の住宅です。堀部安嗣さんの住宅を参考にして、中央に屋外土間空間を抱いています。とても単純だけど実際作ったら、いい空間になるでしょうね。
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栗原さんの作品。富士ソーラーさんの方形を参考にしてます。中央はかぼちゃ束、中央の4本柱をつなぐ梁がこぼれないよう、隅木のレベルはもう少し下げる予定です。
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伊藤君の作品。切妻の主屋に片流れの屋根が3方からとりつく屋根形態です。庭を囲む形なので、庭側の窓の取り方が非常に重要になります。
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崔君の作品。構法スタジオでは珍しい寄棟屋根です。主要な内部柱は4本。素直に束で2つの頂部を支えています。せっかく寄棟平屋なのでできるだけ軒を下げたほうがプロポーションが良くなるはずです。、
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奥君の作品。ケラバ側で屋根を支える柱がないところがあるので、桁や梁を片持ちで出して、柱なしで納めます。スパンが大きいので梁せいはもっと大きくなるはずです。
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日野さんの作品。1間ピッチに入る大きめの登梁で、大きな片持ち屋根をつくっています。妻側には柱足してください。袖壁はあるのかないのかも不明確。
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高澤君の作品。L型平面で、手前のブロックは吹き抜けのある平屋。奥は2階建ての構成です。玄関はLの折れ点あたりにあります。

さて、これから、年末にかけては本格的に図面の作業です。この授業では平面立面断面といった一般図の他に、矩計図、構造図を作成、今年は壁量計算も全員が提出します。飯塚クラスは合理化工法+屋根通気層付きの高気密高断熱が条件ですから、2020年省エネ義務化しても、学生たちは大丈夫なはずです。

ちなみにこの授業は必修。2年生は意匠系のデザインスタジオや建築気候(環境)といった必修授業もあるので、恐ろしく大変ですが、残り数か月頑張っていきましょう。

by iplusi | 2016-11-13 01:31 | 構法スタジオ | Comments(2)
森山高至さん来所
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建築エコノミスト森山さんが、都庁方面にお越しになったついでに事務所に立ち寄られました。森山さんは鈴木恂研究室の先輩。学生時代は面識なかったんですが、OB会で親しくなり、私が事務所開設後しばらく、外苑前の事務所にスタッフごと居候させていただいたことがあります。(ちょうど、建築知識の営業特集(2009年10月号)の付録ビデオ撮影があったとき、外苑前の事務所でしたが、当時は森山事務所がスタッフ3人くらい、うちの事務所がスタッフが2人くらいという感じでした。)

写真は、宮脇壇さんの平面図のうまさについて、うちの若手?スタッフに解説する森山さん。その他、白井晟一、斎藤裕、ルイス・カーンの平面図とかのお話も。様々なジャンルの建築のデザインや技術に精通してるので、居候時代には飯塚もいろいろ習っているんです。本来は、ワイドショーじゃなくて、大学で教えるべき人なのです。

by iplusi | 2016-11-11 14:25 | その他いろいろ | Comments(0)
飯能K邸大工工事
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飯能K邸今日の現場。阿部棟梁、今日は通気胴縁の施工中。内部は断熱材まで終わっており、次は間柱やフローリングになります。フラットの中間検査は特に指摘なし。
垂木はカナダツガで@227.5、天井はヒノキ杉複合合板あらわしです。ちょっと、垂木や合板面が暗くなるかと思ってたんですが、よく光が回ってますね。
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書斎。一般部より420mm高くなっています。書斎からは外の絶景を楽しめます。
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屋根は仕上がっています。腰折れ部で雨押えが入るの嫌だったんで、あえて瓦棒葺きとしました。色はJFEのライトブラックです。
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谷側の開口部。軒天は垂木あらわしです。下部は室内ベンチと連続する、長いデッキになります。サッシは初めて使ったYKKのアルミ樹脂複合のブラウン色。


by iplusi | 2016-11-09 19:31 | 飯能K邸 | Comments(0)