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中屋さんのブログ
在香港の中屋さんより、一年ぶりにブログを更新したという連絡ありました。友人知人関係者の皆さん見てあげてください。
by iplusi | 2016-10-30 16:00 | その他いろいろ | Comments(0)
水島昇研究室探訪
先日、中学高校の同窓会に参加したら、大学で先生をしている同級生が、研究室のレイアウトが行き当たりばったりで、あまりうまく使えていないと言ってたので、10/21見学に行ってきました。
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これが、その同級生、水島昇教授。略歴はこちら。先日ノーベル賞を受賞した大隅先生のお弟子さんにあたります。2013年に大隅教授と共に、細胞の自食作用=オートファジーの研究で、トムソン・ロイター賞を受賞されており、その後毎年、ノーベル賞受賞が噂されておりました。
今回、惜しくも大隅教授の単独受賞となってしまいましたが、水島君が世界的に有名な研究者であることは間違いのないところ。建築の仕事をする人間としては、どんな環境で世界的な研究が行われているか、非常に興味がありますので、見学に伺ったわけです。
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一緒に行ったのは、これまた同級生、ファンタジー営業部が有名な、前田建設工業設計部の森君。森君は自社オフィスのリノベとかもしている経験を踏まえ、いろいろアドバイスしてくれてます。ちなみにお嬢さんは、早稲田の生物医学系の研究室で勉強中とのこと。
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生物医学系の研究室はざっくりいうと、ラボとオフィスがくっついたもの。ラボのメインスペースである実験室はこんな風に机の上に棚がある形式。部外者がみると棚にはモノが雑然と並んでいますが、基本机の所有者が決まっていており、個人個人が管理しているから特に問題はないようです。机端部には、共用の遠心分離機などが置いてあります。
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実験室ゾーン内にも普通の事務机のスペースがあります。ちょっとしたパソコン作業とかはここでやるのでしょうね。水島研究室はラボとメインのオフィスが中廊下挟んでいるんですが、実験とパソコン作業をシームレスに行いたいことも多々あるでしょうから、本来はラボとオフィスはもっと密接に関係づけられた方がいいわけです。それも模様替え時ののテーマのひとつになりそうです。
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見慣れないものいろいろ。試験体を、ゆっくりゆらゆらと揺らす機械。
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こちらはラボ内ストックのゾーン。液体窒素でマイナス200度以下?で試験体を保管しています。液体窒素は1週間に一回くらい交換しなければならないそうです。
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滅菌装置。圧力釜みたいになってるんで、おそらく高温高圧にして滅菌するんでしょうね。ラボ内には、ほかにもいろいろ機器があります。
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1分間に数万回転の回るという超高速遠心分離機。
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これば試験体をスライスする機械。一種の旋盤みたいなもんでしょうかね。
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試験体に余計な菌がつかないようにする装置です。水島研の人たちは割烹着はもちろん白衣も着ていないので、あまり研究者風じゃないですね。研究室内は基本スリッパ履きで、かつぺたぺた系のシートでごみを吸着してから入室します。
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試験体のおさまる大型冷蔵庫。-60度くらいかな?。ストックスペース自体は多少余り気味なので、今は問題ないようですが、物自体が大きいので、狭ければレイアウトにも大きく影響すると思われます。
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発光する細胞を撮影するブース。暗幕もついて真っ暗にできます。研究室にとってはとても大事な部屋になりますね。
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ここから先は中廊下挟んで反対側のオフィスゾーンです。一般の大学研究室と特に変わりません。ここは院生スペース兼ゼミ室兼休憩スペースという感じの部屋。他の部屋とは仕切られているので音的な問題はありませんが、机や椅子もかなり密に配置されていて、かなり雑然としており、研究室というより「部室」という感じ。
壁側の机は本棚に机パーツをくっつけるスタイル。ちなみに、我々が見ると机下が死んじゃうのこの机配置は気持ち悪いけど、実験室的の棚付きの机に慣れているので、水島研の人たちはそんなに違和感感じてなさそうでした。
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一方、助教や院生のスペースは、机の脇にキャビネットを置いてプライバシーを強調するスタイル。普通の家具の組み合わせだと、これまた机下がデッドになりがちなレイアウトですね。通路は必要以上に広く、スペースの使い方としては、ゆったりしすぎの感じ。いずれにせよ、壁向いて作業するのは良くないなあと森建築士。
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非常に整理されている人がいる一方で、昭和の新聞記者みたいな人もいます。いくら記憶力が良くても、すぐ手の届くところに本や紙の資料がないとまずい、ということはあるんでしょうね。だから「近くにある収納」というのもテーマの一つ。
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教授室。華のないさみしい事務室です。金属パーテーションに囲まれて、視線も音も遮られているので、集中できる反面、助教や学生の気配は一切感じられませんね。

ということで、少なくともオフィスゾーンは、すぐれた環境があったから、すぐれた研究が生まれた、とうわけではなさそうでした。3つの部屋に分かれるオフィスゾーンだけは見通し良くした方が、活発な風通しのいい研究環境になるんじゃないの?というのが誰しもが感じる素直な感想です。
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優れた建築から優れた研究が生まれそうな施設として建築関係者が真っ先に思い浮かべる生物医学系の施設といえば、ルイス・カーンのソーク研究所。ラボは設備階付きのフレキキシビリティの高いワンルームで、この大きなワンルームの両脇に小さな家のような研究室を並べた構成です。各研究室からは海が見えます。ラボとオフィスを一体化した上で、ラボと切り離せるデスクワークと休憩部分を、この家型研究室に入れ込んだとということですかね。ソークのラボ内のスペースはどうなってんだろうと探してみたら、こちらのページにオフィス部の写真がありました。壁向きで割と普通な感じ。
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家具並べるだけならすぐできるんで、軽く描いてみます。柱割は3.2mモジュールなので、壁に向かう机の方が簡単ですが(机800+通路1600+机800=3200)、森建築士の意見を受けて、壁向きはひとまず禁じ手に。レイアウトを水島君の研究に絡める必要はありませんが、レム・コールハースがパリの図書館で提案したモデル(書架の均質空間が不定形のボイドに侵食されるモデル)のように、均等配置の机がオートファジーして、均質性を打ち破るスペースを生み出していくイメージになると、実際の空間としても面白いんじゃないかと妄想しながら描きました。
その後、人数や予算のイメージも固まって、模様替え委員が組織されるようです。うまくいくといいですね。

by iplusi | 2016-10-29 21:44 | その他いろいろ | Comments(0)
アクセントカラーの検討
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オガスタコラボ、新潟T邸、主要な部屋で使う予定のアクセントカラー検討中です。彩度の高めの色をかなり大きい面積で使うので、複数見本をつくって確認しました。白を多めにすると発色が悪く、薄汚くなることがわかったので、結局もともと選んでいたやつが一押しです。鉛丹さび止めの色に近い色です。
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もっとわかりやすくいうと、レンガやの色ですね。吹き付けなので、表面はざらざらしており、つるつるものより多少暗めに見えるはず。
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一般的なテラコッタ色植木鉢よりはやや濃い色目。右の見本はややピンクに振ったものですが、左の一押し見本の方が甘さがなくていいのではないかと思います。
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この手の色は店舗などでも、よく使われています。これはスターバックスコーヒー原宿店。なかなか深みのある、いい色です。スタバはもともとベースカラーがかなり暗めなので、派手な色が映えますね。
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見本と壁を比較して、見本色が大面積になった時のイメージを想像します。写真でうまく色を表現できていないんですが、スタバの方が赤に振れて色は濃く、ちょい派手な感じでした。
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これはサンマルクカフェの南大沢店。おそらくサンゲツの廃盤クロス(以前別案件で検討したことあります)。クロスですが割と近いイメージじゃないかと思います。
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一押し見本(右)とややピンク見本(左)と比較。「色相」は一押しのものに近い感じ。茶色系のフローリングや家具との色合わせを考えれば、右の方が無難です。一番心配な「彩度」はやや一押し見本の方が低いし、主として逆光になる窓の脇に使うので、まあ、一押し色で大丈夫かな、というところです。
by iplusi | 2016-10-23 03:08 | オガスタ新潟コラボ | Comments(0)
横浜T邸今日の現場
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横浜T邸現場行ってきました。Tさん、須貝と打ち合わせ、家具の形、色関係、はほぼ決定。狩野棟梁は2階天井断熱の施工中でした。1階LDKはブラインドボックスと家具が残っていますが、床は施工済み、壁はボードまで終わっています。LDK天井は省令準耐火だけど梁はあらわし。EP塗りつぶしで仕上げます。
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LDK北側にはリビング階段があり、2階に設けた多方向の窓から階段吹き抜けに、終日光が降り注ぎます。階段仕上げは集成材。オイルで若干茶色く塗装して、床材に色合わせする予定です。
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2階道路側のプチテラスと、十字型モチーフの大窓。天井にブラインドボックス彫り込みました。窓を挟んで左右対称に寝室が配置されています。2階には、道路から見えない位置に、もう一つテラスがあります。そちらは南向きで洗濯干し等に利用。洗濯機はテラス隣の家事室に設置しました。浴室は一階なので、お風呂入るときに着た服は、2階に持って上がる必要がありますが、「洗う→干す→たたむ」までの作業は、テラス横の洗濯室とテラスの行き来で済むから、動線はとてもコンパクトです。
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道路側外壁シングルパネルの施工も終わっています。2階の外壁は1階の外壁より若干飛び出ています。
by iplusi | 2016-10-22 21:51 | 横浜T邸 | Comments(0)
韓国版「小さな家で楽しむスタイルのある暮らし」
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エクスナレッジの書籍「小さな家で楽しむスタイルのある暮らし」の韓国版が発売されました。国内版の編集者、斎藤さんによると、デザインはすべて現地版元によるものらしいのですが、国内版と同じく弊事務所設計の杉並U邸を表紙にしていただいております。和風要素ゼロにもかかわらず、水墨画のように余白に浮かぶハングルが、なぜか日本を感じさせます。

by iplusi | 2016-10-19 20:17 | 杉並U邸 | Comments(0)
伊賀の家プロジェクト
新しいプロジェクトが始まりました。今回のクライアントは一般のお客様ではなく、三重県伊賀市の工務店「森大建地産」。弊事務所としては、はじめての完全BtoBです。設計するのは森大さんの将来を方向付けるプロトタイプ住宅。間取りの方程式に基づく、間取りづくりのセオリーは積極的に反映しますが、私たちの普段のデザインテイストよりも、「伊賀ならでは」を優先して、豊かな風土性を感じさせる「民家」のような佇まいを持たせたいと考えています。つまりプロトタイプといっても、目標とするのは「地域の固有種」。ハウスメーカー的、「全国一律の標準設計」の「真逆」を目指しているわけです。でも、伝統木造のような「希少種」路線には持っていきません。庶民の手の届く、普通に生活しやすい高性能住宅というラインは外さないように計画します。
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敷地は大体このあたり。絶景ですね。古い民家の奥には、忍者が修業した?山並みが広がります。
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道路と敷地の間には小川が流れています。伊賀の街中はハウスメーカー的住宅も多いのですが、この敷地周辺エリアは、こんな感じに、切妻の古い民家が固まって建っており、工務店風はあっても、ハウスメーカー風は意外とありません。風景が絵になるのは、そのおかげです。
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小川にかかる橋は、なんと「丸鋸の歯仕上げ」。恐ろしく巨大なんですが、石切り用の丸鋸ですかね?
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エリアで一文古い民家は、森大社長、森さんの実家。築150年だそうです。
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板塀と石積みが美しいですねえ。
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蔵もあります。押縁が少し太めの押縁下見(ささら子下見)の木外壁がこのエリアの特徴ですかね。
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森大さんの本社屋は広い敷地に建っているので、倉庫や作業場も充実してます。ここは下小屋ですが、手前側には各種工作機械が設置されており、何でもつくれそう。
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資材も倉庫にたっぷり保管されています。これはその一部です。ということでリソースは完璧。来秋の完成を目指し、楽しく設計していきます。
by iplusi | 2016-10-18 12:56 | 伊賀の家 | Comments(2)
今週末10/16(日)は国立S邸オープンハウス
次の日曜日は国立S邸オープンハウスです。お誘いあわせの上お越しください。ご案内は一番下に。
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支給品の照明器具もつきました。テーブル上部はグレイ色のペンダントを選ばれています。キッチン側は壁付け照明3灯使い。
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玄関は裸電球系、こちらも3灯。背の高い開口は、シューズクロークの入口です。
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玄関照明は黒い傘付き。ややワイルド系。玄関ドアはレッドシダーで製作してます。ドアノブのない押し棒タイプ。高気密仕様なので、3方はピンチブロック、下は閉じると降りてくる気密部材(ベスト、スーパータイト)を入れています。
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妻側の小口もレッドシダーが張られています。やや濃いめの塗装で、ダークグレイの外壁と馴染ませました。

見学希望の方は、お名前、ご連絡先、ご見学の人数、お越しになる大体のお時間、家づくり予定者・設計者・施工者・OB・その他の別、を下記までご連絡ください。折り返しご案内をお送りいたします。

■住所:国分寺市
■日時:2016年10月16日(日)、am10:00~pm4:00
■最寄り駅:JR中央線、国立駅 徒歩7分 
■車の場合:駅周辺のコインパーキングをご利用できます。  
■ご連絡先: アイプラスアイ設計事務所  飯塚 豊
  mail: yutakaiizuka2000@yahoo.co.jp
■当日連絡先: 飯塚携帯 090-6156-7488


by iplusi | 2016-10-16 10:00 | 国立S邸 | Comments(0)
町田K邸基礎工事
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現在は青木工務店に2軒同時に施工お願いしてます。これは10/11町田K邸基礎工事、配筋検査by熊沢の様子です。K邸の基礎の特徴は、道路側のGL-500下がりの深基礎と平面斜めの部分。
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平面斜めだから、スラブ筋は長さが全部変わります。斜め部分の型枠は鋼製枠で普通にやってました。立ち上がり内型枠はちょっと難しそうですね。
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翌10/12耐圧打設しました。敷地は結構広いので、ポンプ車は敷地内に置いてます。
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スランプ15がi+iの標準仕様。やや硬めの13でした。
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生コン車に最初に流すモルタルは、きちんと穴を掘って処理しています。理想的な施工ですね。

by iplusi | 2016-10-14 18:11 | 町田K邸 | Comments(0)
横浜T邸 現場状況
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下地の木ずりは終了しました。道路側はシングルパネル張りも始まっています。
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リビングは窓枠もつき、ボードが張られています。天井の梁はあらわしで、塗装仕上げになります。
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階段もできました。階段下部は収納や、犬のケージ置き場として利用されます。
by iplusi | 2016-10-14 14:15 | 横浜T邸 | Comments(0)
国立S邸オープンハウスは今週末10/16(日曜)です。
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10/16はオープンハウスです。国立駅徒歩7分の好立地なので、お誘いあわせのうえお越しいただければと思います。見学希望の方は、お名前、ご連絡先、ご見学の人数、お越しになる大体のお時間、家づくり予定者・設計者・施工者・OB・その他の別、を下記までご連絡ください。折り返しご案内をお送りいたします。

■住所:国分寺市
■日時:2016年10月16日(日)、am10:00~pm4:00
■最寄り駅:JR中央線、国立駅 徒歩7分 
■車の場合:駅周辺のコインパーキングをご利用できます。  
■ご連絡先: アイプラスアイ設計事務所  飯塚 豊
  mail: yutakaiizuka2000@yahoo.co.jp
■当日連絡先: 飯塚携帯 090-6156-7488
キッチンのアイランドテーブルはオリジナルデザイン。DKは間口いっぱいの開口になっています。
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アトリエのテーブルとベンチ、本たなはすべて造り付け。大工さんの作。
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洗面は、鏡のまわりに枠を回す仕様。右手は洗面、左手はお化粧スペースとして利用。Sさん奥さんセレクションのタイルはクラッシックな雰囲気で、とても良いですね。
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ロフトからの眺めです。皆さんのお越しをお待ちしてます。

by iplusi | 2016-10-11 00:33 | Comments(0)