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横浜T邸04案
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横浜T邸04案。南東側は1階引違と2階フィックス窓、南西側は2階テラス部窓とハイサイドライトを組み合わせ、終日吹き抜けに光が落ちるように。また、子供部屋ロフトは吹き抜け上部に設け、層の数を2=2階扱いにして、窓面積や天井高の規制が外れるように計画しました。
外観はくっついた窓表現のルールが感じられるので、改めて見ると、一階右側の引違窓が仲間はずれで気になりますが、全体像としては、さわやかで知的な感じにできてますね。

次回は01案から04案をいいとこどりした案を作成予定。単純な切妻ですが、ご要望はいろいろ増えつつあるので、プランニングは決して簡単ではありません。次回も頑張ります。


by iplusi | 2016-02-25 21:24 | 横浜T邸 | Comments(1)
横浜S邸上棟
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横浜S邸、2/15上棟しました。横浜S邸は大きなテラスのある2階リビング型の住宅です。黄色い服が今回の棟梁、狩野さん。
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ここがテラス部分。9畳くらいの大きさがある「アウトドアリビング」です。1階のインテリアと構造を優先したので、デッキレベルは2階から40cm上がります。
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写真だけみても広々感がわかりますね。2階にあるのはLDKとトイレだけ。大きなテラスがある上に道路側の天井高は3m弱。ワンルームの非常にゆったりとした空間です。
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道路側外観は屋根なし。外壁はレッドシダーです。内部フローリングは、青木工務店の倉庫にストックがあった、メルバウとカリンを検討中。
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野地一層目の上の屋根通気垂木。ここは「けらば」部分ですが、軒とけらばの取り合うコーナーで、通気垂木を45度に振るのは青木さんの流儀。けらばの通気垂木は、エアーホール加工していただいてます。
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今回は仕上げがあるので関係ないけど、プレカットで合板加工すると、こういうR状の隙間ができます。床合板が下から見える場合は、柱をしゃくる等の加工が必要になりますので要注意です。
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胴差の継手の金物と、胴差と管柱柱頭柱脚取り合いの金物。柱頭柱脚の金物はスーパーダイマ製。ビス4本で施工性はとても良さそうですが、6.9knも出るそうです。


by iplusi | 2016-02-16 14:05 | 横浜S邸 | Comments(0)
法政大学 構法スタジオ 5年目の成果品
法政大学構法スタジオ、2011年地震の年に始まって今年度は5年目です。先生は、昨年度に引き続き、網野教授、水井敬さん、溝部公寛さん、河野泰治さん、鍋野友哉さん、飯塚豊の6名。
これからご紹介するのは飯塚クラスの今年の成果品です。例年通り、大学2年生とは思えない完成度で仕上がっています。
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山本君の作品。三角形平面の片流れ屋根に、長方形平面の片流れが差し掛けられた独特な形態です。平面はラッパ型で、パースの効いた空間になってます。
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設計趣旨と構成図。長手の見付面積が大きいけれど、長手に見通しが必要な細長い建物なので、短辺方向の固め方が課題です。短辺方向の耐力壁は、合板系耐力壁の最小幅60cmにして、その奥行きはキッチンや収納で利用する作戦に。
ロフト上部にあるハイサイドライトの光が見えない方向から射し、正面の大窓からは林の風景を切り取る設定なので、リビングは林の中にいるような雰囲気が出るはず。この作品は、壁量計算しており、梁の断面の設定、サッシ割りやディテールも適切なので、そのまま実現できますし、そのままつくってもいい建築になると思います。
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矩計図はスケッチアップ駆使し断面パースで表現。屋根の特殊部、在来浴室、全部描き切っています。幾何学形態を持った案の面白さを出すために樋もやめ、屋根通気を取りながら、破風・鼻隠しを小さくする表現を追求。完全に実務レベルで設定された課題を、講師と大学2年生が一緒になって本気で解いています。
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姉崎君の作品。傾いた壁、シザーストラス風表現、ハイサイドライトが一つの断面の中にうまく組み合わされています。
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高低差のある敷地に、半地下状の落ち着いたリビングがある計画。屋根は外張り断熱形式。屋根架構はシングルレイヤーで解いてしまったので、「シザーストラスのはずが方杖的になってしまっているのが惜しい」、と網野さん。
難しい軒先ディテールもきちんと表現していますね。その場で原寸スケッチを描きながら教えれば、2年生でも描くことができるようになります。
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架構を暗示する面白い立面です。3つの三角形が空中に浮かぶような表現の部分の仕上げは焼杉外壁だそう。焼杉選定の良し悪しはともかく、この授業では、具体的な素材をイメージしながら設計することが求められます。
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抱山君の作品。わずかに雁行する緩い切妻屋根の小部屋が橋状に連なる案です。
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フィレンツェのヴェッキオ橋みたいに、橋状になった楽しい建築。短辺方向の立面図を見ると、屋根はできる限り面をそろえ、ディテールを単純化していることがわかります。竪樋だらけも嫌なので、軒樋は木とガルバで製作。建物に沿ったデッキは、本体と別構造になっています。
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両端はべた基礎で水平力を受け、中央部は布基礎で軸力だけを受けるという設定。べた基礎谷側は深基礎になっています。講評会で谷を挟んだ左右ブロックのの挙動の違いはどうするのか?とか、大雨降ると独立柱は危険なのでは?等の高度すぎる指摘が他の先生方からあったのですが、指導する担当講師もどうしていいいかよくわかりませんので、今後の課題にしておきます。
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丸山君の作品。柱梁はダブルになったりシングルになったり。都合3つの層を使い分け、材を欠損させずに組み立て可能です。その辺の図面表現が足りなかったのが惜しいですかね。
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細かいところも、いろいろ考えていたのですが、矩計はちょっと要素が少なめ。文字を少し大きくして、もうちょっとディテール足したほうがいいと思います。
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平面はよく描けてますね。大空間は水回りの処理が難しいのですが、ロフト下にうまく隠しています。水回りコアの横を寝室にしているのもうまいですね。
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牧之瀬君の作品。中庭を挟む分棟形式の建築を、トラスの大屋根でつなぐ案。内外内と連続する長辺方向の見通しが楽しいから、長辺方向外壁は窓少な目、妻面は基本ガラスです。
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トラスの各仕口のディテールを、ごまかさずにきちんと作図しているところが良いですね。この作り方がは古い駅舎や工場などでよく見られる形式です。
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栗田君の作品。方形の上に角錐台が乗るかたち。屋根頂部はトップライトです。コーナーの登梁がお化けにならないよう、鼻隠し部材もごつく入れてます。隅木も45度方向からくる登梁がこぼれないよう、かなり大きなせいになっています。その辺の仕組みをしっかり考えてつくっているので、模型もかっちりできてますね。
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矩計図。桁の部分は屋根剛床の力を耐力壁に伝達すべく、60厚くらいの面戸を入れましたが、この部分断熱が弱くなるので、内側に断熱を足しているところが良いですね。
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伊奈さんの作品。薄い紙で作った軽やかなコンセプト模型のイメージをできるだけ残せるように頑張りました。構造体を合板などでサンドイッチしたストレストスキンパネルなどで、面で解くべき建築だったのかもしれませんが、あえて梁を見せる形にしたので、相当難しくなくなりました。屋根は比較的すっきり解けましたが、2階床梁などは、間取りと構造の整合性をとるのに苦労したようです。
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矩計図。この手の建築はバルコニーのおさまりが非常にやっかいです。有名女性建築家が得意とする抽象形態は一見簡単そうに見えるけど、すっきり見せるのは実は簡単じゃないのですね。その辺の理想と現実のギャップがわかるのもこの授業の面白さです。
by iplusi | 2016-02-14 18:15 | 構法スタジオ | Comments(0)
つくばN邸立ち上がり打設
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つくばN邸、本日立ち上がり打設でした。立ち合い中根建築士。スランプの試験値は16。道路事情が良いので、生コン車は大型です。
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初めて施工していただく基礎屋さんですが、最初のモルタル捨ててもらうのもいつも通り。
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今日の秘密兵器は、この黄色いプロペラみたいなやつ。コンクリートの天端レベルを示す目印ですが、鋼製枠に磁石を貼るより確実そうです。凍るのが心配なので、レべラーは後日施工予定です。

by iplusi | 2016-02-12 20:38 | つくばN邸 | Comments(0)
つくばN邸配筋検査
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つくばN邸配筋検査。間口4間奥行き4間半のほぼ正方形平面。デッキを受ける南の基礎立ち上がりだけ少し高くなっています。
配筋は施主お父さんの会社で加工した組み立て鉄筋で施工はお父さんの仲間。特に大きな指摘はありませんでしたが、中通り立ち上がりで、かぶりがやや心配な部分は、糸を張って位置を再確認。微調整してもらいました。
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アンカーボルトの関係で、立ち上がりにハンチを設ける特殊な部分があります。その場で予備の鉄筋を曲げてもらって・・・
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取り合いを確認。設置してもらいました。

by iplusi | 2016-02-08 17:26 | Comments(0)
飯能K邸現地視察
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Kさんは土地探しからご相談受けてます。昨年は複数の絶景敷地の候補があったのですが、「川沿いや急傾斜地は危険なのでやめたほうがよいのでは」といった後ろ向きなアドバイスを差し上げて、Kさん購入を見送り。

年があけて、絶景、日当たり良し、地盤良し、道路6m、角地、100坪という土地が見つかって、急遽プロジェクトが動き出しました。ご要望は「緑と一体になる昭和住宅(工房風)」。2週間後に01案ご提案の予定です。


by iplusi | 2016-02-08 01:15 | 飯能K邸 | Comments(0)
横浜T邸03案 テラス越しの採光
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横浜T邸03案。周囲の日影を書いてみたら、建物のおよそ半分は隣家の影になるので、南東方向1階の大窓は影の外(東寄り)に移動、2階はテラス越しに南西方向の日射を取り込むことにしました。
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吹き抜けを介してLDKには終日、陽が入ります。

by iplusi | 2016-02-08 00:49 | Comments(0)
横浜T邸01案
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新しいお仕事、横浜T邸01案。道路付けは北西。向かって左側に一種高度がかかりますが、左右対称にしてシルエットを整えました。2階のセンターの小さなバルコニーが、彫りの深い表情をつくります。
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リビングはダイナミックな吹き抜け空間でご提案。南西側を隣家に遮られるので、南東向き2階の大窓からも光を落とすように計画しました。


by iplusi | 2016-02-02 19:36 | 横浜T邸 | Comments(0)