<   2012年 05月 ( 13 )   > この月の画像一覧
豊田市美術館の茶室「童子苑」
豊田市美術館いってきました。モダニズムの美術館はもちろんいいのですが、せっかく訪れたなら、谷口さん設計の、この茶室も見逃さないようにしましょう。
d0017039_1301195.jpg
玄関側外観。入母屋の数寄屋建築です。屋根がとてもシャープです。軒高は2.1m位。庇の柱は、玄関前でが非常識に跳んでますから、普通でない処理が施されていることがわかります。
玄関戸を抜けると、部屋を挟んで、正面に坪庭があるそう。平面をみると屈曲する庭が施設中央まで引き込まれています。モダニズムの本館とは全く異なる意匠ですが、すごく低い軒とか、中庭を抱き込む構成とか、似ているところが多いんですね。そういう目で見ると、本館のガラスのカーテンウォールも障子のように見えてきます。
d0017039_1234058.jpg
屋根端部の表情。おそらく、化粧垂木+野垂木がくさび形の断面をつくっているのだと思いますが、小口でくさび断面が見えると疎いので、勾配を少し変えて、けらばをシャープに見せているわけですね。
d0017039_1242659.jpg
東側外観。この立面は南だと思ったら東でした。木々に横方向から光を当て、美しく見せる工夫なんですかね。
d0017039_125177.jpg
広間の前の縁側部分。独立柱が等ピッチに並びます。ガラス戸は戸袋内に全部収納されるようです。
d0017039_1251840.jpg
柱は表面になぐり仕上げが施されています。柱は幅が65mm、奥行きが80mmくらい。かなり細身です。
d0017039_1261512.jpg
縁側庇の出隅コーナー部分。きれいですね。
d0017039_1261499.jpg
広間の欄間はオープン。天井は、縁側方向にはみ出して、広がりを生み出しています。お父さんの谷口吉郎さんの手法だと思いますが、この処理は、すばらしいと思います。空調も段差部分にうまく処理。照明や空調やコンセントを和室に同馴染ませるかというのは、結構、大事な問題です。
d0017039_127918.jpg
待合から、茶室(小間)方向をみたところ。待合いの軒はとてつもなく低く、親密な感じになっています。
d0017039_1273229.jpg
施設南東角にある立礼(りゅうれい)式茶室では、300円でお茶を頂けます。床に外の緑が映りこんで、きれいですね。
by iplusi | 2012-05-31 20:27 | その他いろいろ | Comments(3)
イケアで使えそうなもの
名古屋方面の帰り、新横浜通るので、ついでにイケア行ってきました。しばらく行かないといろんなものが増えてる気がします。
d0017039_23213191.jpg
ヴィットショーというガラス棚。6990円。地震がちょっと怖いですかね。
d0017039_1363117.jpg
ブローデルという可動棚システム。耐荷重が大きいので、いろいろ使えそう。
d0017039_23375375.jpg
比較的小さな家に洗面器2つどうしてもつけたいというご要望がある場合は、イケア品いいと思います。かなりコンパクトにおさまります。
d0017039_0234769.jpg
横長につくる手もあり。真ん中のは、横浜K邸で使ったもの。その上のミラーキャビネットはすごく安いです。
d0017039_132335.jpg
これでいいんじゃないの?という組み合わせ。
d0017039_1335352.jpg
深型ご要望ならキッチンコーナーに置いてあるシンクが使えそう。落とし込み型 ドムショー 530W×450D×シンクの深さ183  穴がふさげるか不明。
d0017039_2348560.jpg
べストーというシリーズは、こんな風に黒とグリーンを組み合わせると、しゃきっとして見えるようです。
d0017039_012135.jpg
水切りカゴ。ちゃんと見てきませんでしたが、枠の部分が伸び縮みしそうな感じですね。
d0017039_0134574.jpg
各種ゴミ箱。分別ごみのタイプもあります。
by iplusi | 2012-05-28 23:21 | その他いろいろ | Comments(0)
建築・法律トラブルらくらく回避マニュアル
d0017039_19193973.jpg以前ブログ記事で予告してましたが、建築知識の不動産特集と、近隣トラブル特集をまとめた、「建築・法律トラブルらくらく回避マニュアル」がエクスナレッジより発売されました。
こぎれいな表紙からは今ひとつ想像しにくいですが、この本が扱うのは主として、建築を建てるときに避けて通れない、「土地関連」のノウハウです。ちょっと間違えると、ドロドロのトラブルに発展しかねない土地問題は、建築以上に注意が必要なんですね。

実際に土地探しをしている方、土地活用を考える方、土地関連に詳しくない建築士、建築関連の費用に詳しくない不動産会社の社員、誰が読んでも、有効な情報が網羅されているように思います。

飯塚は巻頭部分の、p10~16、p18~p25,p31を執筆。地盤、接道、高度斜線、防火、インフラ引き込み、擁壁、古家解体、車両アクセス、現地調査などなど、主に建築士が関わる、土地関連のいろいろについて解説してます。普段の実務で培ったノウハウを、全開している自信作です。是非ご覧下さい。
by iplusi | 2012-05-22 19:55 | その他いろいろ | Comments(0)
地鎮祭 @常滑N邸
d0017039_113489.jpg
ローンが無事通ったということで、地鎮祭を実施しました。椅子あり、テントあり、竹は敷地の四方に建てるという方式でした。6月から工事も始まります。
by iplusi | 2012-05-20 01:14 | 常滑N邸 | Comments(2)
森山さんの本
d0017039_019071.jpg
森山さん業務連絡です。写真は南大沢のあまり大きくない本屋の展示棚。「デザインのひきだし」という本の「デザイン誌・デザイン書編集者が選ぶ2011年ベスト・ブックデザインはこれだ」という特集で、「マンガ建築考」、紹介されているそうですよ。
by iplusi | 2012-05-20 00:28 | その他いろいろ | Comments(2)
東面焼杉板張り完了 @目黒I邸
d0017039_0122627.jpg
東面の焼杉板張りが完了。ガルバの色に比べると、少し茶色。やや光沢のある表面が、ヌメっとしていて、質感豊か。すごく上品な感じです。
d0017039_0163421.jpg
階段もできました。1階から2階は下部が収納になった、蹴込み板のある階段、2階からロフトへは、回り段のあるスケルトン階段となります。板厚は40ありますが、非常に軽やかですね。
by iplusi | 2012-05-16 00:55 | 目黒I邸 | Comments(0)
相模湖B邸の階段手すり
相模湖B邸の階段手すり、銀座の交詢社ビルの手すり(真鍮だったかなあ)みたいにしようということで、考え中。図面が見つからないので想像で作図したら、私の図面と、大高事務所がデザインした、南大沢駅前の高欄の手すり子、寸法も溶接の仕方も、ほぼ同じということに今日の帰り道、気がつきました。

d0017039_0471375.jpg

丸鋼2本が、横に並ぶデザイン。大人なら2本いっぺんに握れる大きさ。FBを介して2本をつなぎ、そこから手すり子を生やす。下部は手すり子を既製アングルとくっつけて、イナズマ階段のけ込み板小口に止める計画。こんなディテールをとれば丸鋼どうしの溶接がなくなるので、制作は簡単になる気がします。
d0017039_1245386.jpg
谷口さんの豊田市美術館の手すりは、2本がもっと寄った感じで、間は通しでふさがってました。
by iplusi | 2012-05-16 00:46 | 相模湖B邸 | Comments(0)
Lives 63号 高尾Kさんインタビュー
d0017039_19535450.jpg現在発売中(5/15発売)の雑誌「Lives」63号 住まい方をシェアしよう、「かしこい住まい方、選んだ人に聞きました。「実際のところどうなの?」」のコーナー中に、高尾Kさんのインタビューが1ページに渡って掲載されています。高尾Kさんは、震災2日後に家づくりを始め、フラット35sを利用した「省エネ住宅」を建てた方として紹介されました。省エネ住宅に興味のある方は、是非ご覧下さい。
by iplusi | 2012-05-14 19:54 | 高尾K邸 | Comments(0)
引戸の検討 @目黒I邸
猫対策として、4連の引戸の施錠方法を検討中。Vレール形式なので、フランス落としは相性が悪いです。Iさんのご提案のアウトセット引き戸錠(戸先でなく、戸尻側で施錠する、特殊な錠)を使った絵を書いてみました。この方式、連動しまりのように調整がデリケートじゃないし、かんぬき方式のように扉に負荷をかけないから、建具工事が問題なくできれば、シンプルでいい仕組みだと思います。

さて、どこに手掛をつけて、どう動かしたら使いやすいでしょうか。なかなか難しいので、4コマ漫画方式の図面で表現してみました。
d0017039_23275125.jpg

片側からきちんと施錠できるから、寝室の3~4連引き戸を施錠するなんていうケースでも使えます。ただ、ここで想定している、アウトセット引き戸錠は、戸先につける鎌錠と比較すると、ちょっと高めです。
by iplusi | 2012-05-12 23:32 | 目黒I邸 | Comments(0)
土地探しのバイブル
d0017039_23301254.jpg
「建築知識」の土地特集がようやく書籍化されるそうです。飯塚は設計の実務で培った土地探しのノウハウを16ページにわたって執筆しました。みかけの土地代が安くても、家を建てる時に極めて割高になる土地というのはゴマンとあるわけで、そういう土地をつかまされないようにする方法を、設計者目線で解説してます。

地盤、接道、高度斜線、防火、インフラ引き込み、擁壁、古家解体、車両アクセス、現地調査・・・自分で言うのもなんですが、今読み返してみても、なかなかよくまとまっていて、土地購入を考える方必携の本になるのでは、と思います。建築のこと良くわかってない不動産会社の新入社員も読んだほうがいいんじゃないでしょうか。

書籍名はまだわかりませんが、続報はまたご案内いたします。
by iplusi | 2012-05-09 23:52 | その他いろいろ | Comments(0)