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平塚K邸実施設計案平面
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平塚K邸は概算工事費も予定金額に落ち着き、基本設計が完了。
先に提出した、市街化調整区域の事前相談申請は、既存住宅の1.5倍におさまっている等の条件をみたすことで、開発許可不要の扱いとなり、めでたく確認申請に進めることになった。が、浄化槽の設置届けに加え、2項道路の狭あい申請や、水路への放流申請なども必要になりそうな気配。

実施設計は、基本設計案を踏襲した形で進めるが、望楼部分を実施案は西に1コマずらすというKさんのアイデアを採用することで、LDK部の骨格は明快になった。ちなみに、平塚K邸のLDK部分は、3間×3.5間の大きさ。LDK部だけで、9坪ハウスよりも一回り大きい。
実施+確認申請に向けた、もう一つの変更点は窓の変更。多摩N邸と熱損失係数を計算すると、平屋で窓が多い分、不利になりそう。そこで、2階北側や西側の窓を小型化し、熱損失をおさえることになった。窓面積を節約した分で、2階南の大窓は遮熱low-eにする予定。
by iplusi | 2008-10-28 22:03 | 平塚K邸 | Comments(0)
杉並U邸 素通しの木建具
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杉並U邸2階の大窓に、木製の内建具がつきました。U巨匠のアイデアに基づき、当初は格子戸を入れる予定でしたが、全然予算があわず断念。計画は5転6転し、あきれるほど沢山図面を書きましたが、結果的にすべての苦労が報われる、すばらしい仕上がりとなりました。

上の建具は上吊りの引き違い、仲本工事のめがね式、素通しの建具。アルミサッシのダサい内観を隠すのが主目的、つまり具体的な用途がない「装飾」としての建具です。
下の建具はレトロ風の波板ガラスが入ったVレール式のの引き違い戸。こちらは一応足下を目隠しするという用途あり。冬季間のドラフトの防止、断熱強化にも役立つかな?
どちらの建具も、窓右手の意味不明空間の前に移動可能です。移動時は素通しの建具の背後から、間接照明の光が射し、これまた面白い効果をつくります。

建具が一組付いただけですが、インテリアの雰囲気は圧倒的によくなりました。

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by iplusi | 2008-10-23 20:41 | 杉並U邸 | Comments(2)
歩きながら考える
d0017039_1111331.jpg町を歩きながら、全く脈絡なく建築のデザインについて考える。
近所ベルコリーヌのV字中庭。V字に開くことで、外気との接触面が増える。写真では左側の棟に光がキチンとあたっているのが良くわかる。
d0017039_111332.jpgプライバシー考えると、集合住宅では感心しない手法だが、戸建てなら良い。

これは、青山墓地の近く。コンクリートの舗装も目地が細かく入ってくると、石みたいに見えてくる。
d0017039_1115596.jpg全く眼中になかった材料、セメント瓦。ざらついてるところがなかなか良い。
d0017039_1102259.jpg旗竿ピロティ。マンションの玄関を兼ねてるみたいだが、2階がない理由は謎。

注意深く見ると、考えたこともなかった形が町にはころがっている。
by iplusi | 2008-10-23 01:10 | その他いろいろ | Comments(0)
土地探し実践編 「公園の借景」
10/18は横浜某地区の土地を視察。
接道方向は南西側で、日当たりも良さそう。敷地は必ずしも広くなく、公園側、北西側隣地双方に4種高度がかかるものの、60/200の高容積、平坦、整形で、なにより北東側は写真のような公園。過去に、ここで紹介したセオリーに忠実な土地だ。
ヴォリューム検討の結果、ご要望の規模の住宅は十分建設可能。あとは交渉がうまくいくかどうか。
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by iplusi | 2008-10-19 23:34 | その他いろいろ | Comments(2)
白井T邸06案 配置検討
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白井T邸は、市街化調整区域の開発地にあるが、ここに来て、工事が先行している周囲の建物の様子が大分見えてきた。先週末、改めて建主Tさんが自ら現地縄張りし、建物位置を確認した。

道路は北東と北西側。道路を挟んだ北西側隣家2棟は、T邸敷地より地盤が1.5mほど低いため、見られる視線はさほど気にならない。南西側隣家は高さも低く、T邸敷地に向かう北西側には窓も少ない。
比較検討の結果、東側境界に平行に配置した05案(左図)より、北東から南西に向かう敷地の主軸を生かした01案の方が、玄関まわりの環境を含め、好ましいとのこと。

そこで、05案のプランを裏返して、回転させ、01案と同様に、敷地の主軸とプランを重ねてみる(右図)。単純にプランの反転+回転しただけでは、プランが成立しないから、直線ブロックに配置されていた水回りを「く」の字ブロックに移動する。

竹林の影になる可能性は高くなるが、V字型の中庭は南を向き、採光条件は、01案より遙かに良くなる。敷地南東側にはきちんとバックヤードが確保されるので、エコキュートや室外機の置き場にも困らない。駐車場の入り口は妻面でなくなるので構造的にも解きやすい。
問題をあげるとすれば、くの字型の外観が、道路から認識しにくくなること、浄化槽までの配管延長が長くなること位だろうか。

19日に打ち合わせで、基本配置を決定する予定。
by iplusi | 2008-10-17 22:00 | 白井T邸 | Comments(0)
今年の展覧会
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例年やってる絵のグループ展のご案内です。今年は杉並U画伯も参加してくださる予定。詳しくはこちら
by iplusi | 2008-10-15 03:16 | その他いろいろ | Comments(0)
材木屋のかたち
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住宅らしくないというのはどういうことなのか。これは、森山さんのオープンハウスに行く途中で発見した材木屋。どう転んでも住宅には見えない格好をしていますね。
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こんな劇的な光が射していたり。
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足下には、カナダで見学した工場(アルバーニ・パシフィック・ディビジョン)のツガ材が転がってました。
by iplusi | 2008-10-14 20:13 | その他いろいろ | Comments(0)
スタジオとしての住宅@杉並U邸
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杉並Uさんに送っていただいた写真。奥様が編集者をつとめる、お菓子本の撮影スタジオとして、U邸のダイニングが活躍中とのことです。
「お菓子ののった食卓」という日常的な風景を、あまり住宅らしくない、スタジオみたいな住宅の中で撮影しているというのは、なかなか興味深い状況ですね。
by iplusi | 2008-10-12 14:25 | 杉並U邸 | Comments(3)
多摩方面2邸探訪
本日は、現在設計中の、平塚Kさん、白井Tさん向け、多摩方面2邸のプチ見学会でした。光の入り方、スケール感、素材感、使い勝手の善し悪し、経年変化などが確認できる、いいチャンスです。
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こちらは竣工後約2年の多摩N邸。ほぼ竣工写真状態の驚異的に綺麗な室内。

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外構樹木も非常にいい感じです。内外共に大人っぽく、まとまっていますね。
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こちらは竣工後約3年の川崎H邸。階段手すりはネットなしでも大丈夫だったようです。写真はホームシアター、サラウンドシステムを実演していただいた時の様子。階段が子供たちの特等席です。
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個室、水回り、収納など役物空間は全部右手のブロックに納めてしまっているので、何にでも自由に使える広々室内は竣工時のままですね。設計の時はベビーカーだったTくんも、もう幼稚園。月日が経つのは早いものですねえ。

多摩Nさん、川崎Hさん、今日はどうもありがとうございました。

by iplusi | 2008-10-05 22:57 | 多摩N邸 | Comments(2)
白井T邸 天井の検討
d0017039_13233717.jpg白井T邸は、インテリアや材料についての検討に入った。
片流れ空間の中に、あえて逆勾配の三角形天井を導入することを思いつく。こうすれば、勾配の異なる直線棟と「く」の字棟との間に出来る、疎い三角の下がり壁が発生させずに済むし、北側の上昇感を強調することができる。
また、直線棟を横断するブリッジを足場として、屋根の上に出られるように、トイレタワーまわりのプランを変更した。
by iplusi | 2008-10-04 12:50 | 白井T邸 | Comments(0)