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朝霞K邸上棟
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生憎のお天気でしたが、本日、朝霞K邸無事上棟しました。
これが南側の立面。西に向かって2階部分が3/4間ほど跳ね出し、屋根は南東に向かって片持ちで跳ね出しているのが、形態的な特徴です。「箱っぽくしない」というのは、この住宅の当初からのテーマ

d0017039_21584020.jpg2階リビング型の住宅なので、1階は割と細々と部屋がありますが、2階に登るとすごくゆったりした印象。もっとも、テラス含みで考えると、天井高3m、約60㎡のワンルームですし、広々させるために、トイレもやめてしまいました(カツドウノイエ初)から、実際広いんですが。

2階跳ねだし部の中から北側を見ると、右写真の感じ。この部分、1200幅、2400Hのフィックス窓にする予定です。自分の外側が見えるこの窓はすごく効きそうな予感。将来北西方向には、公園の計画もあるので、緑が見えるかもしれません。

反対の北側から見ても、跳ね出し部は死角になっていて、奥行き感が出ています。壁が出来ると、上記、北側大窓から光が射し、光源の見えない光がさらに奥行き感を強調することになるはず。
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上棟後の打ち合わせで、ガルバ外壁、屋根の色決定。木外壁の範囲決定。電気コンセント、スイッチ位置ほぼ決定。サッシ寸法、色、開閉方式なども、いつもの一覧票で、ほぼ決定。木製の玄関ドアの寸法も決定。設備機器の種類などもあらかた決定。
ということで、Kさんの素早い決定で、この現場はディテールの整理に意識を集中できそうです。
by iplusi | 2008-04-26 21:59 | 朝霞K邸 | Comments(5)
葉山現場、着々と進行中
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d0017039_20282395.jpgRCが終わり、葉山現場は、屋根防水紙、金物付け、ダイライト張り、サッシ付けなどが、着々と進行中。屋上の四角いやつは、薪ストーブ煙突の防水立ち上がり。デッキ下で始末がつけられないので、ベンチくらいの高さにしてみました。
by iplusi | 2008-04-23 20:30 | 葉山Y邸 | Comments(0)
土地探しのポイント ⑫高度地区規制
斜線制限の中でも、敷地にゆとりがないときに特に注意すべきなのは、「高度地区」規制だ。1種高度や2種高度は、高さ5mから斜線がはじまるかなり厳しいものである。2階建て木造住宅の軒高はおよそ6m前後になるので、高度斜線がかかる場合は、2階建てでも注意が必要。

加えて、敷地が東や西にふれていている場合、敷地の東または西の境界にも高度斜線がかるので、方位の把握も重要である。公図や地積測量図に記載された方位は、インチキなので信じない方が良い。

正確な方位を知るには、測量によるしかないが、概要は1/2500の白図や住宅地図で把握する。確認申請の上でも、一般に高度地区規制に使う方位であれば、測量まで要求されることはない。ただし東京都では、日影規制がかかる場合については、真北を測量などによって求めることが、東京都安全条例の中で規定されている。
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上図の事例は一種高度がかかった中野G邸の断面。北側は階高をおさえ、南は階高にゆとりもたせたスキップフロアの構成とした。南側は高い天井高を利用して、玄関土間の上部にロフトを設けた。プランは2階リビング型。南側は隣家の屋根越しに採光し、北の公園に対しては積極的に開いた。
by iplusi | 2008-04-19 23:16 | その他いろいろ | Comments(0)
土地探しのポイント ⑪狭小地
狭小地においては、どうしても敷地の有効利用が最大のテーマとなるから、法条件の把握が極めて重要になる。

まずは、建蔽率や容積率について。前面道路の幅員が狭いときは、容積率が著しく下がる。例えば、前面道路4m、一種住居、60/200などというよくある狭小地では、容積率は160%に低下してしまう。同時に、狭小地では、容積のみならず建蔽の方が厳しい条件になるケースの方が多いので注意する。

ところで、床面積・建築面積に算入されるどうかの判断は、実は自治体によってまちまちである。少しでも広く感じる家を建てたければ、床面積の算定基準(たとえば開放性の高いスノコ床が建築面積に算入されるか、ロフトが認められるかどうかなど)について、事前に役所に確認したい。

狭小地では、面積のみならず高さ方向の把握も重要である。狭小地では、小さな敷地に比較的背の高い建物を建てることが多いが、その場合、各種斜線制限によって、建物の形態が制限を受ける可能性が高い。前面道路の幅員が狭い3階建て住宅などは、道路斜線や、高度斜線で、まず制限を受ける。

d0017039_1115539.jpg狭小地では、法規制以外にも、建物の形状に大きく影響を及ぼすものがある。例えば、駐車場の取り方もその一つ。駐車場の位置は計画の初期段階で、間取りと同時に考えるべきだ。建物を単純な矩形にするためには、縦列駐車で駐車可能な土地であることが望ましい。一般乗用車が縦列駐車するには、約7mの敷地間口が必要である。

右写真はちょうど7mの敷地間口のある、浦和S邸。広い床と、駐車場スペースを両立するために、一階の壁面を斜めに傾けている。一階あたりの床面積が小さい分、高さにはゆとりをもたせた。

隣地境界とのはなれ、足場の問題は「ウナギの寝床」参照。また、敷地境界と建物が近い場合には、目隠し請求権を行使されることもある。さらに、民法上の寸法を守っても、エアコン室外機、各種メーターが納まらない可能性があるので注意する。

コストについてみると、住宅一軒あたりの水回りの数は変わらないが、工事中の作業エリア確保のための材料の小運搬が必要、平面の規模ほどには外壁面積は減らない、場合によっては工事中の駐車場の確保が必要、等の理由から、狭小住宅の坪単価は割高になる可能性が高い。
by iplusi | 2008-04-19 14:11 | その他いろいろ | Comments(0)
朝霞K邸 立ち上がり一体打ち基礎
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どんより曇った絶好のお天気の本日、朝霞K邸コンクリート打ちです。打設前に浮き型枠は単管で頭をおさえてます。人員はポンプ車オペレーター1、鳶5、現場代理人1という7人体制。もう少し少なくてもいけるか。コンクリートは27-15-20。スランプ実測値は15.5cmで合格。ポンプ車に流すモルタルの捨て場はあらかじめ穴を掘っておくのはいつも通り(画面左下)。エア抜きのドリルみたいなやつは榊さんの現場でも初登場。

で、打設ですが、先に耐圧盤打って、落ち着いてから立ち上がりをうつんじゃないかと想像していましたが、全く逆。お風呂の立ち上がり部→一般立ち上がり→耐圧盤の順でした。立ち上がりをバイブレーターかけながら打てば、当然スラブにコンクリートがはみ出すので、立ち上がり打設後、浮き型枠の周囲をある程度鏝で押さえること、この手順だと最初はあんまり打てないので、生コン車は最初ゆっくりめに頼むこと、夏場は特に立ち上がりとスラブの打設タイムラグを小さくすること、などが要点でしょうか。

ともかく「思ったよりずっと簡単に打てるし、時間もたいしてかからず、一体打ちの方が全然良さそう。」というのが本日の結論。
by iplusi | 2008-04-16 16:39 | 朝霞K邸 | Comments(2)
立ち上がり一体打ち鋼製枠
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耐圧盤コンクリートが打たれていないのに、内部基礎の立ち上がり型枠が設置されていますね。こういう宙に浮く型枠のことを、業界では「浮き型枠」と呼びます。ちょっと前までは施工単価の安い鋼製型枠の浮き型枠はできないといわれていましたが・・・。

榊住建では、ちょっと前から、この方式を標準仕様にしているそうです。一体打ちに必要な背の高い鋼製型枠は新規に購入したそう。

d0017039_18291158.jpg型枠の下には400ピッチくらいで治具が入ります。外壁まわりはこの、ごつめの治具を使い、中通りは、セパレーターに鉄筋を溶接した自作の治具で浮かせていました(中通り用の既製品は弱くて使い物にならないとのこと。)。打設が一回になるので、ポンプ車費用は節約できますが、治具は20本で1万円ほどする大変高価なもの。また、打設はいっぺんに打つ分、人が余計に必要になるでしょうから、トータルでみれば費用的には損か。でも、品質や美観は間違いなく向上しますから、採用する工務店が増えるといいですね。

d0017039_18315638.jpg今回はアンカーボルトの固定には型枠のセパレーターを挟むプラスチック製の治具と、針金みたいな治具を使います(針金風は弱そうなので、プラスチック製のやつの方がいいんじゃないですかね、榊さん)。

配筋検査では、耐圧盤の主筋ピッチ、継ぎ手、立ち上がり筋のピッチ、定着、立ち上がり補強筋の太さ、位置、立ち上がり主筋の定着長、横筋など確認。→ 特に問題なしだが、一部型枠、鉄筋是正指示。スリーブ位置、明日の打設段取りを打ち合わせ。念のため、先日行われたハウスGメン(OM総合保障だと、第三者監理までくっついてきます。)の指摘事項を確認。

事務所ではプレカット施工者の日本住建T氏と打ち合わせ。今回も在来と金物を組み合わせたスキップフロアの複雑な架構ですが、本日の初回のチェックバックで、羽子板の入れ方、合板の張り方、合板実部に使う接着剤まで、ほぼ全体を決定。跳出梁の付け根部分は、20knの引き抜きに耐えるほぞパイプと、テックワン金物で、断面欠損を最小にしつつ、うまく納めることができました。
by iplusi | 2008-04-15 18:29 | 朝霞K邸 | Comments(0)
NuVa試乗
d0017039_221375.jpg中川にある、ハウススクエア横浜にて、円筒形の透明なシリンダーの中を空気圧で動く画期的なシースルーエレベーターNuVaに試乗。
シリンダー上の空気を減圧して上がる仕組みだから、圧が減るまで動かないのかと思いきや、ボタンを押すとすぐ動き出しました。動きも思ったより早い感じ。
NuVaは森山さん率いる建築webチームで応援することが決まっています。販売元のvtsystemsさんとは、住宅に導入する場合のおさまりについて、打ち合わせしました。
by iplusi | 2008-04-14 22:01 | その他いろいろ | Comments(1)
電気打ち合わせ
d0017039_3383038.jpg葉山Y邸、電気屋さんとの打ち合わせ無事完了。今回はオフィス併用住宅ということで、回路の系統分け、プレート内のスイッチの配列、ルートロン、NKP、コスモの使い分けまで、細かく打ち合わせ。昼から夜までかかってしまいましたが、電気屋さんのレクチャーで色々勉強になりました。発見は、





・コスモシリーズの200Wまでの調光は一口分。
・一定時間経つと消灯するEEスイッチ。通称スマートEE。
・天井人感センサーの強制オンオフスイッチ(手動スイッチ。コスモタイプ)。
・スクエア型プレートのほこりのたまりやすさ

などなど。
by iplusi | 2008-04-13 03:38 | 葉山Y邸 | Comments(5)
投入堂は傾いてるんじゃないかという疑惑
d0017039_2253319.jpg自分で撮った投入堂の写真。随分右に傾いてるなあ(3点透視の原理からすれば、画面中央の垂直線は垂直になるけど、画面左の垂直線は右に傾き、画面右の垂直線は左に傾くはず)と思って反時計回りに修正してみたんですが、グーグルやヤフーで画像検索してみると、みなさんの撮った写真、例えば、

・看板と建物が非平行
・画面中央の柱はまっすぐになるはず写真
・お隣さんとも非平行
・画面右でも右回転

などなどみると、ほぼ時計まわり方向に傾いてるじゃありませんか。もしかすると本当に建物が傾いてるんじゃないか。これは、意図的に傾けることで上下方向のパースを強調すること、あるいは、現世と異なった重力場を感じさせることで、浮遊感を生み出してるんじゃないか、という仮説を立ててみましたが、どうでしょう。
by iplusi | 2008-04-11 22:10 | その他いろいろ | Comments(2)
葉山Y邸上棟
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ここまで長い道のりでしたが、葉山Y邸ようやく上棟しました。
この住宅の敷地は、地型は3角形、道路際は30度の法面、平らなところはほとんどなく、素人目にみてもプロの目で見ても、住宅の建設は不可能(笑)と思われる敷地。宅造法規制や地区計画もかかり、軒高は7mに制限されるという、がんじがらめの法条件。傾斜地なので偏土圧対策が必要で、背後に山を背負ってる関係で、湧水対策も必要な難しい土地。さらに昨年は基準法の改正で、確認機関がガタガタになった状況下での設計作業でしたから、建ったこと自体が奇跡(笑)ともいえます。でも、こうしてみると、当たり前のように立ち上がっていますね。

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屋上デッキから南東方向を見ると、こんな景色。絶景ですな。ちょうど2階の窓の前には山桜が。すごく得した気分。

d0017039_14433333.jpg昨日の建方時の状態(Yさん撮影)。
地上4階建てに見えますが、基準法的には地下1階、地上2階建てです。一番上はペントハウス的な扱いのハイサイドライト。
7mの軒高制限は非常にやっかいだったんですが、斜面に沿って2つの平均地盤面を設定、階段状の形状で軒高制限をかわしています。道路際の見かけ上の各階階高は下から、3.0m、2.6m、3.0m。足すと8.6mで、7mを大幅に越えちゃいますから、3層入れられたのは設計のマジックです。
by iplusi | 2008-04-10 14:43 | 葉山Y邸 | Comments(0)