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安部良展-アーキロマンス
d0017039_20574212.jpg友人の建築家、安部良君が展覧会をやるというので、いってきました。展示は、住宅の模型や4人のアーティストと協働した段ボールのインスタレーションなど。頑張っていてなによりです。

オープニングパーティーでは、石山修武研究室WEBサイトの編集長、丹羽太一君や、建築家の田中友章さん、女優・バレーリーナの柄本奈美さんなどともお話しさせて頂きました。

安部良展 「アーキロマンス-空間の親密さ」
新宿ozone6F リビングデザインギャラリー 9/12まで (水曜休館)。 
詳しくはこちら。
by iplusi | 2006-08-31 20:56 | その他いろいろ | Comments(0)
列柱
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庇の柱はこんなに沢山いりませんが、デッキ部の領域感を出すために、あえて列柱にしてみせています。
断熱が終わったので今日から大工さんは1人になります。
by iplusi | 2006-08-31 14:42 | 多摩N邸 | Comments(1)
断熱材の見方
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これは多摩N邸の床断熱材。現場施工でない断熱材の表示は写真青線などを確認します。まず種類と厚み。押出法ポリスチレンフォーム保温板で、厚みは65mm。
次に☆☆☆☆(「星4つ」ではなく「フォースター」と読みます)。これはまあ当然ですね。
一番注目すべきなのは断熱性能。同じ種類同じ厚みの断熱材でも、断熱性能は色々あるのです。押出法ポリスチレンフォーム保温板の断熱グレードは1種~3種の3種類。1種の熱の通しにくさを1とすると、3種は1.4程度と大分性能が違います。「3種b」という表示がありますが、bというのは形状をあらわす表記で、「保温板」という意味。
by iplusi | 2006-08-31 14:19 | 多摩N邸 | Comments(0)
ボーリング・標準貫入試験
d0017039_22351070.jpg今日から数日間、葉山Y邸のボーリング・標準貫入試験です。実際の作業風景はみたことがなかったので、見学してきました。(試験の概要はこのページがよくまとまっています)

これが全景です。SS試験に比べると、ずいぶんと大がかりな仕掛けですね。今回は2ヶ所の測定となりますが、傾斜地につき通常の調査より大分手間がかかり、費用の方も数十万円と、大がかり。でも、SS試験より遙かに正確に、地盤面下の状態を知ることができます。
d0017039_23135052.jpgやぐらは高さ5m、設置直径3.5m程度。先端部にはこんな金物がついています。滑車は、標準貫入試験時におもりを落下さげたり、ロッドを交換したりするときに利用します。
d0017039_22441372.jpg道路際の調査ポイントは斜面上にありステージを組まない作業ができません。こういうことで一々追加費用が発生します。ステージに載った本体は重量1トン。擁壁上の敷地などで、ユニック車で届かない場合は別途レッカー車を呼ぶか、分解して運ぶかしないとなりません。今回はギリギリセーフ。
d0017039_2237737.jpgボーリングは、鋼管をつっこんで孔を掘っていくわけですから、原理的には温泉掘るのと同じ。
これがロッドを上下させるレバー。エンジンでロッドは勝手に自転しているので、レバーを操り掘り進めていきます。ロッド先端にはホースを接続、孔内の泥水をロッドの中空部を利用して循環させています。
d0017039_2238168.jpgロッド先端部は2種類。掘削時には、コアチューブと呼ばれる部材(写真赤丸印)をロッド先端にくっつけて掘削して行きます。1m掘ったらコアチューブを、標準貫入試験用のサンプラーという部材につけかえます。サンプラーを30cm打ち込むのに必要なおもりの落下回数がいわゆる「N値」。
d0017039_2248439.jpgちなみにSS試験データの右端に書いてあるのは、このN値を模した「推定N値」。
おもりはこんな形。円筒型で重さ63.5kg。なんでこんな半端な重さなのか?
d0017039_22582331.jpgおもりの打撃時に詰まった土を、サンプラーをパカンと半分に割って取り出します。ここが一番楽しい瞬間。

by iplusi | 2006-08-30 22:35 | 葉山Y邸 | Comments(3)
濃い色のフローリングの注意点
d0017039_14102599.jpg濃い色のフローリングを採用したとき気をつけるべきなのは、幅木、窓枠、各種見切り、階段など、フローリングに取り合う材料の色目。床が濃い色の場合、その周囲が同じ質感、色目でないと、ちぐはぐな印象になってしまうし、見切り類に、同じ材料の無垢材や集成材を使えばすごく費用がかさむからからです。どうせ似ないなら全く変えてしまうというのも一つの手。
浦和S邸の床材はカリン。幅木や窓枠は壁にあわせてオスモで白くして、階段、床見切りは床材のカリンに合わせてタモに着色することにしました。オスモ、シッケンズ、オイルステインで塗り分けた見本ができあがり、本日確認。色も艶も真ん中の色が良さそうです。
by iplusi | 2006-08-28 14:10 | 浦和S邸 | Comments(0)
腰壁付き掃き出し窓
d0017039_2034359.jpg掃き出し窓用の2.4mの高さがあるサッシ(住宅用サッシの特寸限界)を、あえて1mの腰壁の上につけてみました。
「腰壁付き掃き出し窓」は、住宅に見慣れないスケール感を生みだす、とっておきの裏技。建主さん入れて写真を撮ってみたら、こんな具合。びっくりする位、窓が大きく見えます。
活動面からみても、掃き出し窓って、家具を置くとき困るのです。窓際のアクティビティを期待したいけど、掃き出し窓の採光性能・通風性能も欲しいとなれば、「腰壁付き掃き出し窓」は必然の流れかも。
by iplusi | 2006-08-27 20:04 | 多摩N邸 | Comments(2)
シルエットシェード
d0017039_21161141.jpg営業で、五反田方面に行ったついでに、マリオ・ベリーニの東京デザインセンターへ。相変わらず寂しいショールーム群で、人影はまばら。営業していないショールームも多数。建物の中心部を、外部空間が貫いて、店同士の関係が希薄なのが、しらけちゃう原因。

ハンター・ダクラス社のショールーム見学。写真は一枚でレースカーテンとブラインドの機能を併せ持つ、シルエットシェードという製品。アッパーライト使った展示の仕方はきれいだけど、実際どう見えるかは良くわからない。
by iplusi | 2006-08-26 21:16 | その他いろいろ | Comments(2)
半地下部分配筋検査@西船橋U邸
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西船橋U邸、今日は半地下の耐圧盤の配筋等を確認。

・スラブ筋の勝ち負け(短辺方向を効かせる)、主筋ピッチ:d13@200ダブル。
・壁、縦筋が外の仕様。w220:d13@150ダブル。w180:d10@200ダブル。
・耐圧鉄筋のかぶり(50mmブロック+嵩上げ用鉄筋D13)
・重ね継ぎ手L1(SD295、コンクリート強度21N/mm2以上なので、鉄筋径の40倍以上)
・壁タテ筋の定着長L2(上記条件で、鉄筋径の35倍以上)
・壁横筋のコーナーラップ長L2(上記条件で、鉄筋径の35倍以上)
・壁の端部補強筋D16

などを確認。次回打設の段取りを確認。打設時の注意点などをまとめたものを管理者に渡し、指示しました。
by iplusi | 2006-08-25 15:01 | 西船橋U邸 | Comments(0)
ヒサシノイエのヒサシ
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多摩N邸今日の現場(写真は玄関部一部加筆)。上棟後2週間でほぼ外側の全体像が見えるようになってきました。

大工さん3人入っていますので、現場はどんどん進みます。庇の主材がついて、サッシ、透湿防水シートが完了。ヒノキのがっちりした外壁通気胴縁も取付はじめています。最上部屋根は一般部やトップライトまわりの主要部が終わり、瓦棒などを施工中。今日からは電気屋さんも入ります。敷地のまわりがぐるっと道路なので、沢山職人さん入っても駐車場に困らない珍しい現場です。
by iplusi | 2006-08-24 19:45 | 多摩N邸 | Comments(0)
屋根通気層
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丁度指先のところ、屋根下地と白い外壁の透湿防水シートの間にスリット状の隙間がありますね。これが「屋根通気層」の端部です。この現場は片流れ屋根。2重になった野地板(屋根下地合板)間の空気は、低い方の軒先から入り、高い方の軒先に抜けるようになっています。

これがあるとないとでは室内環境は大違い(参考ページ)。夏は天井際に熱がこもることもありませんし(キチンとした断熱は必要ですが)、冬は天井懐内の結露を防止できます。三角形の天井裏が不要になり、天井懐を有効に使えるというのもこの屋根通気層方式のメリット。

基礎パッキン方式や外壁通気層は大分一般的になってきましたが、この手のスリット系の屋根通気または小屋裏換気(切妻屋根or寄棟屋根で天井断熱の時でも、軒先からスリットで空気を入れて、棟部のスリット抜く、スリット系の小屋裏換気が理想的です)は、まだまだ採用されないケースの方が多いと思います。
i+i では全ての住宅で屋根通気層を設置。通気層をつけると往々にして軒先が太って格好悪くなるのですが、そうならないようにするのが腕のみせどころです。
by iplusi | 2006-08-24 14:37 | 多摩N邸