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家づくりの総予算・諸費用の計算
最近土地からの相談が多いので、家を建てる時の総予算、諸費用を一覧表で整理してみました。といってもベースになってるのは、以前、荻窪Hさんに頂いた資金計画書、笑。
ちゃんと出そうとすると、私がやっても非常に大変な作業。Hさん金融関係のお仕事してるわけでもないのに、すごいですよね。ともあれ、自分で一回こういうのつくってみると、頭の中が整理されるのでお勧めです。
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一番上の青いブロックは、ローン関係。楽天のフラット35でやってみたんですが、ローンの手数料の他に、火災保険、つなぎ融資の手数料や金利、団信、登記などがあり、トータル3300万のローンで、180万円近くの金額になりました。特に、つなぎ融資の手数料や金利は結構な額になるので、短期的に親御さんに借りられたりするなら、その方が絶対いいですね。

次の黄色ブロックは土地関係。仲介手数料は、皆さんよくご存知だと思いますが、登記の際の登録免許税が結構高額なので、注意が必要です。

その次のオレンジは、建築関係。これは私達が一番想定しやすい分野ですので、都度確認いただければと思います。地盤改良、外構、給排水引込、防火サッシ、深基礎などなど、プラスアルファの項目は非常に沢山あります。その他、左官仕上げや床暖など、ご要望でも数百万の金額が変わってきます。申請関係では、確認申請の検査費用はもちろん、フラットの審査や検査、狭あい道路の申請や立会いなど、特殊な申請の費用も想定しておきたいところです。

最後のブロックは、引越し後すぐに必要になる、エアコン、照明、カーテン・ブラインド等に加えて、祭事、仮住まい費用、引っ越し費用等が並んでいます。一部、普段の生活費の中から捻出するものもあるかもしれませんが、工事中や工事直後に、まとまった出費となることから、その総額は想定しておいた方が良いと思われます。
by iplusi | 2015-01-12 19:16 | その他いろいろ | Comments(0)
新国立競技場問題 ハフィントンポスト森山さんインタビュー記事
d0017039_14274972.jpg国立競技場問題、ハフィントンポストに建築エコノミスト森山さんのインタビューが掲載されています。
ここ数年の流れを総括できる、とてもいいまとめ記事になっていますので、国立競技場問題に興味がある方もない方も、ぜひご覧ください。

当ブログでは、昨年7月に新国立競技場の可動屋根について書きましたが、可動屋根の難しさは専門家なら誰しもが考えることで、同9月に行われた建築家・建築士団体との話し合いの中でも、一番の問題になっています。この時の東京建築士会会長 中村勉さんの資料は必見です。

ところで、この会合で、JSCは、可動テントはキール内に収納するなんて言ってます。オペラシティのザハ展で展示された断面図にも、確かにキール内に空間はありました。
が、構造体が中に組まれています。仮に竹の節みたいに、ここに書いてあるような構造が入ってくるだけだったとしても、可動膜は細切れになり、遮音にも雨にも対応できないものになるんじゃないでしょうか。ソチのドームのように、キールの4面がトラスになる、節のない組み方でも、やっぱり可動膜と鉄骨はレベルを変えない限り干渉すると思います。トラスの下部を使うのが合理性がありそうですが、少なくともこの図面はそういう風には見えません。
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また、屋根改め、開閉式遮音装置という名前がついているようですが、もともと、こんな隙間だらけの薄っぺらいものは、遮音効果なんて全く期待できないというのは、建築士の試験にもでてくる、プロならだれでも知ってる常識です。

観客席そのものは重量もあって、結構な勾配でそそり立つので、高速道路の遮音壁のように、競技場近くの音を低減する効果はあります。でも、上方の遮音性は殆ど期待できません。
これは基本設計の資料みても明らかです。図中Aの部分、新国立観客席の裏側は、色が変わっていて、音が小さくなっていますね。でも、Bの固定屋根のところは、音がやや小さくなっている程度、C のところは、ほとんど変化なしですね。
「開閉式遮音装置だから屋根じゃない」と言って、基準法のがれてたわけですが、肝心の遮音性がない。そして雨も防げなそう。そのうち「遮音装置だから、雨が防げなくてもいい」なんて言い出すかもしれませんね。この記事書くために基本設計改めて読んでびっくりしたんですが、雨のことには一言もふれていませんでした。近頃こんだけ大雨多いのに。

これは「開閉式屋根」という、コンペの与条件を示すためだけの、「単なる日除け」なんですかね?屋根の仕組みが決まらなきゃ、キールの設計だってできないはず。一日も早く軌道修正してほしいものです。
by iplusi | 2015-01-08 21:46 | その他いろいろ | Comments(0)
大高事務所の栃木県労働福祉センター見学
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大高事務所の雑誌未発表建築。この建物のすぐ近くにあった栃木県庁の議会棟は壊されちゃいましたが、こっちは今でも健在です。時間かなかったので外観だけ見学。高層と低層の組み合わせ建築で、竣工当時は打ち放しでした。まあ、さすがにそのままというわけにはいきません。色がついてもブルータルな表現は残っています。「つの」表現とかは、広島基町なんかとデザインボキャブラリーは近い感じ。
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高層棟は平べったいのかと思ったら真四角平面。高層棟のコーナーの窓のところは梁がナナメに入っていて、窓が縦に連続しています。打継位置から考えると、不思議なことに窓の一番下の部分には梁がないんですね。壁でスラブを吊ってるのかも。構造は木村俊彦さんかな?
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反対側のコーナーのスリット表現もしびれますね。縦スリットは思いついても、横スリット入れるのは、なかなか思いつかないと思います。この一手間で、壁の片持ち感が一気に生まれてます。
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裏側はこんな感じ。真ん中の小さな十字窓が効いてますね。

先日、事務所にいらっしゃった東北工業大学名誉教授、二瓶先生によると、この建築は事務所内でも独自路線を突き進んでいた阿井和男さんのグループが担当していたそう。そう言われてみると大高さんらしいとことらしくないとこがあるような気もします。
by iplusi | 2015-01-05 20:44 | その他いろいろ | Comments(0)
「間取りの方程式」2014年大晦日 紀伊国屋書店 工学系図書ベストセラー マンスリー1位を維持
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法令集に抜かれるかなあと思いましたが、2014年12月15日から大晦日まで、「間取りの方程式」は、紀伊国屋書店ジャンル別ベストセラー、工学系図書部門で、マンスリー1位をキープしております。ちなみに今日はデイリーも1位、ウィークリーは2位でした。
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↑取次最大手のトーハンがやってるe-honの建築工学部門です。こちらはデイリーなので、順位は日々変わります。工学部門全体だと、「機関科4.5級執務一般」「海事法」「練習用海図16」などに続く4番手でした。しかしいろんな本があるもんですね。

↓下のスクリーンショットは同じくe-honのサイエンス・テクノロジーのデイリーランキングです。1~3位は天文系、4位はノーベル賞本ときて、6位理科年表の上。立派ですね。
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AMAZONのベストセラー「住宅建築・家づくり」部門は、なぜか、なかなか在庫してくれないようで、3位から12位くらいを相変わらずウロウロしております。波に乗れていない感じですね。
by iplusi | 2014-12-31 14:35 | その他いろいろ | Comments(0)
i+i設計事務所「良くある質問」を更新しました
事務所のホームページ、久しぶりに「良くある質問」を更新しました。文章だらけだと誰も見てくれないので写真なども追加。http://www8.plala.or.jp/yutaka-i/iplusi/faq.htm
by iplusi | 2014-12-31 02:15 | その他いろいろ | Comments(0)
「間取りの方程式」、紀伊國屋書店、工学書分野マンスリーで一位に
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「間取りの方程式」、今日12/15は、紀伊國屋書店、工学書分野、マンスリー、ウィークリー、デイリー全部で一位になりました。ありがとうございます。
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東金に行ったついでに八重洲ブックセンターに立ち寄り。こんなコーナーつくって頂いてました。専用のコーナーは嬉しいですね。
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こちらは先日、真岡に行った時に寄った、宇都宮の駅ビル。「「いい家」が欲しい」と「入社1年目のエクセル仕事術」の間に置かれてます。
by iplusi | 2014-12-15 18:11 | その他いろいろ | Comments(1)
「間取りの方程式」
d0017039_1558140.jpg2014年11月21日、初の著書、「間取りの方程式」がエクスナレッジより発売されました。

心地よい空間づくり、暮らしを愉しくする間取りづくりに欠かせない「プロのやり方」を、25の視点でセオリー化した、家づくりの“公式"ルールブックです。

イラスト、写真満載の平易な読みやすい本ですが、住宅の設計の勘所を網羅していますので、これから家づくりをされる一般の方はもちろん、建築を学ぶ学生や、ハウスメーカー・工務店・不動産会社の新人さんにも、おすすめの内容となっています。
特に、「快適・便利ばかりを追求する、『間取りのノウハウ本』は物足りないが、かといって、『建築家の素敵な間取り集』では、特殊すぎて参考にならない」とお嘆きの皆様に最適な一冊です。実例間取り6例に加え、道路付け別、オーソドックスお手本間取り4例も、この本のために描き下ろしましたので、具体的なセオリーの実践例もご覧いただけます。

この本の企画・編集は、シリーズ累計22万部を誇る「解剖図鑑」シリーズ(の茶色い方)や、「建設業者」、「エアコンのいらない家」、建築エコノミスト森山さんの原作のマンガシリーズなど、沢山のヒット作を編集された藤山和久さん。
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d0017039_17285668.jpg本のデザインは、おとなタバコ養成講座などでお馴染みの寄藤文平さん(写真は、たまたま私の家にあった息子所有の本)。
イラストは、「片付けの解剖図鑑」の、鴨井猛さん、という錚々たる面々にご参加いただきました。

加えて、スタッフの岨野も、シルエット系イラスト↓ などで参加。写真はほぼ、飯塚の自前ですが、一部の写真はお客様に直接撮影頂くなど、アイプラスアイ上げての総力戦で、なんとか完成いたしました。

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で、発売日の翌日の夜、初めての本がどんな風に売られているのか気になって、新宿の大型書店めぐりをしてみました、笑 
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事務所から一番近い、コクーンビルのブックファースト、建築本売り場。通路沿いの話題本のコーナー。ポスターまで貼って頂いてました。すばらしいです。
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ルミネ1のブックファースト、スタバ隣の建築本コーナー。住まいの解剖図鑑のお隣。狭い店舗で平置きはできませんが表紙が見えるように飾って頂いてます。
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新宿南口の紀伊國屋。解剖図鑑や宮脇本の隣。
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反対側の話題本のコーナーにも。
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東口の紀伊國屋本店はジャンル別に本を並べるルールがあるため、間取り本のコーナーに。たまたま隣には、私が解説文書いている「センスを磨く住宅ファサードのルール」が並んでいます。
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でも、解剖図鑑シリーズのワゴンにはいませんでした、笑。紀伊國屋さんから見ると、シリーズに見えないのかも。

ということで、多少のあったりなかったりはありますが、シリーズ人気で、これ以上は望めない良い位置に並べて頂いております。ありがたいことです。でも、中身の方もとても良いですから、ぜひ、お手にとっていただければと思います。

ネット購入は下記からどうぞ。amazone-hon紀伊國屋

所沢Mさんには、ご自身のブログ「My Home 妄想覚へ我記」の記事で紹介いただきました。ベタ褒めで照れますねえ、笑。ありがとうございます。
西白井Oさんにも、ご自身のブログ「田舎に住まう」でご紹介いただきました。先日、熊沢が一年点検に伺ったので写真もアップしたいと思います。
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これは友人の森くんが、フェイスブックに投稿してくれた写真。これも新宿のブックファーストだそうです。
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11/29以降の追記です。
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11/29、今日の紀伊國屋新宿南口店。「売れてます!!」のカード使い回しですな、笑。
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本店はレジ横に出世してました。ピンぼけですいません。
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紀伊國屋、11/25~12/1は、工学系図書ウィークリーで一番だったようです。建築系図書じゃなくて、工学系図書ですから、嬉しいですよね。ありがとうございます。

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新宿のブックファーストもその後の売れ行き好調のようです。これは12/7の日曜日の写真。

アマゾンの「住宅建築・家づくりのベストセラー」は6位~15位くらいをウロウロしている感じです。なかなか伸びません。

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紀伊國屋、12/02~12/08も、工学系図書ウィークリーで一番でした。法令集より売れてるって、ホントとですかね、笑?12/10現在、工学系図書マンスリーでも2位です。

by iplusi | 2014-12-10 15:00 | その他いろいろ | Comments(11)
木造建築の見学
先月はいろいろ、特殊木造建築を見学してます。
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法政大学、網野教授設計の富士宮の住宅。製材所にストックがあった、寸法ばらばらな平角材を、ビスで横に接合して壁や床をつくるというプロジェクト。ローテクでつくる、マッシブホルツです。ビスで縫うので、もちろん耐震性も期待できます(今回は4号で出すので、合板張るそうです)。
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10m角位の2階建てボリュームですが、3/4くらいは吹き抜けてる、結構大きな建物です。床はモルタルで、薪キッチンのボイラーで床暖房するそう。
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これは、学生が見学日当日に施工実演した、ブレッドシュタッペルと呼ばれる壁。間柱材を割れないよう、位置をずらしながら釘打ちしていきます。こちらもある程度の耐震性が期待できます。ブレッドシュタッペルは間仕切りの一部に使うそうです。
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これは、法政の兼任講師仲間、鍋野さん設計の併用住宅(接骨院)。150mm厚のCLT(クロスラミネイテッドティンバー)で4.4mスパンの梁柱なし空間と、
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駐車場用の2.1mの片持ちをつくっています。施工はこれまた、兼任講師仲間の溝部さんが率いる寛建設。CLTは重量が非常に大きいので、施工はとても大変そうです。でも、誰もやったことのないことを、最初に試すのはすばらしいですね。
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見学後は、溝部さん鍋野さんを、近所の遊行寺の地蔵堂にご案内。こちらは、大高事務所の先輩、保科さんの設計。間口3間、奥行き4間なのに方形屋根という難しい設計と、西岡棟梁の後継者小川三夫棟梁が率いる鳩工舎の超絶技巧に驚かれていました。
by iplusi | 2014-12-02 00:20 | その他いろいろ | Comments(2)
東京都新宿 住宅展示場リニューアル
事務所の近所にある、東京都新宿住宅展示場が、来年1月までに全棟、建て替えになるそうです。在来、枠組み、鉄骨、ユニットなど、ハウスメーカーのいろいろな作り方をいっぺんに見られるので、通勤途中に毎朝眺めています。
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9月中旬の様子。解体が始まったところです。
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T建設のプレキャスト住宅は、一足早く解体が始まりましたが、鉄筋とコンクリートを分けて捨てるためか、非常に時間がかかっていました。
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10月中旬には、更地になりました。信じがたいですが、ここから、わずか約3ヶ月で町ができあがります。
by iplusi | 2014-11-10 19:54 | その他いろいろ
間取り本用写真 その4
本用に送って頂いた写真その4です。
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横浜K邸。キャットタワー巨猫写真。びっくりアングルですね。
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多摩N邸。際寄せ窓の事例。Nさんの家はいつも綺麗です。写真お上手なんで、露出も完璧。
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荻窪H邸。縦長窓の事例。アプローチのDIYも完了したそうです。
by iplusi | 2014-09-14 20:22 | その他いろいろ | Comments(0)