土地探しのポイント ⑬2種高度の狭小地
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2種高度のかかる狭小地では、北側は高度斜線の影響を確実に受けるから、3階は大幅に削られる。しかし、容積確保が難しい反面、高度地区のおかげで、日照確保は容易になる。
南側隣家の屋根形状を把握しつつ、上図のように光を屋根面に沿って、直接光、間接光を室内に導けば、少なくとも2階まで終日照明不要になる程度に明るくなり、密集地でも、閉塞感を感じずに暮らせるようになるだろう。

この際、どの階に何の部屋を置くかという、層構成計画が重要だ。隣家屋根越しの日当たりがあまり期待できない1階は、主寝室、浴室、納戸といった、プライバシーが要求される部屋、窓が少なくても成立する部屋を配置すると良い。家の真ん中で、動線の基点となる2階はLDKに充て、3階は子供部屋という事にすれば、屋根沿いの光の導入にも無理がない。

また、片流れ形状にする場合、敷地の東側境界線、西側境界線の斜線に注意すること。地積測量図に記載された方位は、磁北であることが多く、東西境界線の影響で、建物形状が制約を受けることが往々にしてある。
このように、2種高度がかかる狭小地では、平面計画より先に、断面計画を先行した方が、できあがりのイメージを把握しやすい。
by iplusi | 2008-09-30 21:06 | その他いろいろ | Comments(0)
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