平塚K邸の庇下外壁は、青木工務店の建具工場の外壁のように、「大和張り」とすることを検討中。この張り方だと陰影がくっきり出るので、有り難感が増加しますね。ペンキでべた塗りしても表情が出ます。
これはウィスラーで見た、オリンピックPR仮設施設。我々の感性からすると、こんな風に木を塗りつぶすのはいかがなものか、と思うわけですが、北米の人たちはこういうのへっちゃらみたいですね。この事例は辛うじてアースカラーで統一されてますが、自然が豊かすぎるところにある場合は、原色系べた塗りで、建築を際だたせることも当然あっていいわけで、「ナチュラル系なんちゃら」「周辺環境と調和」などという標語も、一度疑ってみる必要がありますね。