土地探しのポイント ⑫高度地区規制
斜線制限の中でも、敷地にゆとりがないときに特に注意すべきなのは、「高度地区」規制だ。1種高度や2種高度は、高さ5mから斜線がはじまるかなり厳しいものである。2階建て木造住宅の軒高はおよそ6m前後になるので、高度斜線がかかる場合は、2階建てでも注意が必要。

加えて、敷地が東や西にふれていている場合、敷地の東または西の境界にも高度斜線がかるので、方位の把握も重要である。公図や地積測量図に記載された方位は、インチキなので信じない方が良い。

正確な方位を知るには、測量によるしかないが、概要は1/2500の白図や住宅地図で把握する。確認申請の上でも、一般に高度地区規制に使う方位であれば、測量まで要求されることはない。ただし東京都では、日影規制がかかる場合については、真北を測量などによって求めることが、東京都安全条例の中で規定されている。
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上図の事例は一種高度がかかった中野G邸の断面。北側は階高をおさえ、南は階高にゆとりもたせたスキップフロアの構成とした。南側は高い天井高を利用して、玄関土間の上部にロフトを設けた。プランは2階リビング型。南側は隣家の屋根越しに採光し、北の公園に対しては積極的に開いた。
by iplusi | 2008-04-19 23:16 | その他いろいろ | Comments(0)
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