爆撃後のベルコリーヌ
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高層棟が養生ネットでおおわれ、全面クリスト状態になったベルコリーヌ(解体中の様子はこちら)。12/20の読売新聞によると、高層棟は建て替えじゃなくて、補修になるとか。8年も仮住まい状態になっている家庭もあるそうです。

このマンションは、バブル時代の職人不足のときに、弱小ゼネコンが満足な監理、管理をせずに建てた欠陥マンション、ということらしいのですが、最近は超大手設計事務所、超大手ゼネコンのマンションでも偽装、偽装と大騒ぎになっていますね。ひとたび偽装の烙印を押されると、建築物の価値が一瞬で消滅する可能性もあるわけです。建てる前から資産価値がなくなってるというのに、一方で200年住宅などと言っている。何か悪い冗談のようですね。

さて、ようやく社会問題として認識されてきた建築基準法の改正は、一向に良くなる気配がありません。詳しくは今日の産経新聞の一面記事を見てください。
ちなみに、来年は木造2階建ての基準法大改正が予定されており、今年以上の混乱が予想されています。

建築主のみなさんは、「何かよくわからないけど基準が厳しくなれば結構」などと考えられていると思いますが、住宅のような小規模な建築物に関しては、手続きは煩雑になっただけで、基準自体が強化されたわけではありません。単純に考えて、安全性は変わらず、時間と費用負担が増えたという状況です。加えて、この官製不況に伴って、工務店がバタバタ倒産しています。家を建てた工務店が倒産すると法律で義務づけられた、10年の瑕疵保証が受けられなくなるので、特に注意してください。

これから家を建てる建築主さんは、基準法改悪に伴う工務店の倒産に備え、必ず住宅保証機構などの保証をつけた方がいいと思います。また、工事中の倒産もありえますので、可能なら完成保証制度も利用した方が安心です(住宅保証機構の場合、性能保証制度はどこでも使えますが、完成保証制度は審査があって、限られた工務店しか使えません。)。
近年、保証を付けずに建ててしまった方が一番問題なんですが、住宅保証機構は売買が伴わない中古住宅は、残念ながら保証してくれないとのことでした。

ちなみに、アイプラスアイの案件はすべて10年瑕疵の保証を付けています。
by iplusi | 2007-12-24 12:57 | その他いろいろ | Comments(0)
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