全景はいろんなブログに登場してそうだから略。建物の殆どは地下に埋まっており屋根は思ったこじんまりした感じ。地下化する経済性はさておき、屋根と地下空間で見せるこの手法は、屋上を庭園化する近つ飛鳥の手法(あれは失敗だと思う)より遙かにうまくいってると思います。
写真は三角の屋根の先端部。屋根に降った雨はこの一点に集まります。しかし、この屋根、鉄板で全溶接(だと思う)というのが力づくすぎるんじゃないか。RCの壁や階段は世界の安藤だけど、鉄の屋根は見せるディテールになっていない。2重にするとか、入り目地の樋を設けるとかして、鉄のシャープなエッジをみせるとかできなかったんでしょうか。
内部はナナメの線とかあって、楽しめます。なお、今やってるのは安藤展だけど、内部の写真はとれないです。