東京文化会館 幻の計画案
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グーグルマップで上野駅前をみたところ。右手の正方形は国立西洋美術館で、国内唯一のコルビュジェ建築です。園路を挟んで対峙する左手の正方形は東京文化会館。コルビュジェの3人の日本人弟子のひとり、前川國男の作で近代建築の最高傑作。当時の設計のとりまとめは私の師匠大高正人。四角いのは小ホールで六角形は大ホール客席部。

東京文化会館は当初4倍(2倍だったか?)の敷地面積があったそう。実施案は正方形の平面をしているけど、当初はL字型の配置で、西洋美術館との間に、広場を形成するような計画だったようです。下の写真がその幻の計画案の珍しい写真。大ホールは野球グラウンドのあたりに計画されていた様子。ホールが分散していてかつ裏がないので、サービスは色々問題がありそうに見えますが、駅前と、西郷さんや桜並木側とを積極的につなぐホワイエの構成(大ホールの向きから推理)や、屋外コンサートができそうな大階段など、都市計画的にみると色々面白そうな計画だったようです。しかし広場はちょっと広すぎか。
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by iplusi | 2007-03-05 23:04 | その他いろいろ | Comments(0)
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