擁壁上の住宅
d0017039_12383875.jpg少し前に友人から相談されたケース。鋼管杭を打っていますが、既存L型擁壁の底盤があるので、擁壁部の杭は支持層まで到達していません。擁壁が傾くとどうなるか。これは、つい最近竣工した大手ハウスメーカーの建売住宅(販売価格6000万円位)です。

このケースは比較的新しい擁壁で、単体としては安全そうでしたが(家の不同沈下を無視すればの話ですが)、古い擁壁、ブロック擁壁、2段擁壁などは、家が建たなくても、孕んだり、大きくひび割れたり、傾いたりする極めて危険なものです。特に、敷地周辺に、宅地造成規制法に基づかない、高低差の大きな「擁壁」や「がけ」がある場合、建物基礎と法尻の関係を規制したり、流土止めの設置を義務づけたりしている自治体、確認機関がありますので、土地を購入する前に事前調査が必要です。このルールにより、法的に建物を大きく敷地境界からセットバックしないと建築不可となるなど、建物の形状が大きく制限されるからです。
by iplusi | 2007-02-15 12:42 | その他いろいろ | Comments(0)
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