FRP防水バルコニーのおさまり
性能保証機構の仕様で、FRP防水を考えると、サッシ下で120の防水立ち上がりが必要。内部床とゾロのデッキを組もうとすれば、バルコニーは最低でも400の厚みが必要になる。受梁までを隠そうとすれば600くらいの天井懐がないとおさまらない計算。
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このとき、跳ねだし梁は通常の梁より、少なくとも240位レベルが下がり、剛床とするには何らかの面戸状部材で隙間を埋めなくてはならない。
台輪と受梁(胴差し)で跳ねだし梁を挟む構成にする場合は、窓台を内部床より120位上げると上図のような関係となり、つくりやすそう。
剛床にすることを前提とするなら、内外のレベルを揃えず、バルコニー側の床を240以上「上げる」方が自然。その場合、内部床梁はそのまま伸ばすことができ、天井懐は240mm節約できる。
by iplusi | 2007-02-14 22:13 | 葉山Y邸
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