二世帯住宅特集⑥ 不動産取得税の節税
不動産取得税を、戸建て扱いの時と二戸扱いの時で比較する。

床面積が50平方メートル以上240平方メートル以下の住宅を取得 (増築、改築を含む) した場合には、課税標準額から1,200万円が控除される。建物規模を200平米、経年による減価分を考慮した建物評価額 64,000円/㎡と仮定する。オールアバウトやhttp://www.nhk.or.jp/kurashi/2005program/1105.htmlなどを参考に計算すると、

一戸建ての時の不動産取得税の税額は
家屋の不動産取得税額 = (課税標準額-1,200万円) × 3%
                =(6.4万円×200㎡-1200万円)×3%
               =2.4万円

二戸の時の不動産取得税の税額は
家屋の不動産取得税額 = (課税標準額-1,200万円) × 3%
                =(6.4万円×100㎡-1200万円)×3%
               =0万円???

となって、評価額に適正値を入れると節税効果は大したことはないが、二世帯扱いだと払わなくて良い可能性が高い。

東京都立川都税事務所 (042-523-3177)に電話確認。

Q.不動産取得税の控除を二世帯別々に適用するには?

A.両方が居宅であり、面積が50㎡以上であることが必要。2戸がどうかの判断は、市の固定資産税調査によるので、固定資産税と同様の扱いとなる。区分登記の必要はない。


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by iplusi | 2007-01-08 18:05 | 国分寺I邸
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