葉山Y邸規模縮小案
d0017039_22363417.jpgともかく傾斜地は大変です。葉山Y邸、どうしても概算が合わないので規模を10坪ほど縮小します。少し生真面目な感じにはなりましたが、層構成は原案のまま。というか、原案のままの構成でないと施工ができないことがわかったのです。・・・※

d0017039_22374844.jpg無駄の多い台形平面を見直し、L字型平面に。せっかくなのでL字の内側にも開きます。裏側は道路側とは全く違う表情。こっちの方が今風でしょうか。道路から見えないのが残念。
お風呂の窓はさすがにフィックスというわけにはいかないので、両滑りだし窓でフルオープンに。ちょっと窓が多すぎるか。
d0017039_22383898.jpgこのようにハイサイドライトから採光するスキップの構成は浦和で実践済みなので、必ず成功するはず。半階上だけでなく、半階下にも空間がつながるのがミソ。浦和のロフトが半階下がったと思えばわかりやすいでしょうか。
d0017039_2239872.jpg北にも東にも抜ける構成。浴室の壁はガラスにして、キッチンからの北の抜けを演出。
和室が明るくなれば、床が浮き上がってみえる効果も。スキップが命ですから、ここを如何に埋めないようにするかが課題です。

※この計画、問題はともかく工事です。傾斜がきつくて杭打ち機は自走で登れないので、8tもある機械をまるごとラフタークレーンで吊ることまで含め検討中。この案とは別に、地下を掘らず、法上に建てる案も検討しましたが、敷地前面の電線が障害となって杭打ち機械のラフター吊りが不能で断念。アウトリガー出すとラフターかなりのスペースが必要なのです。こんな風に工事の段取りを考えないと一切図面が書けないという恐ろしい土地です。

by iplusi | 2006-12-21 22:36 | 葉山Y邸 | Comments(4)
Commented by 川崎H邸主人 at 2006-12-23 01:47 x
挑むか?⇔妥協か?

これが我が家の設計者選定のポイントでありましたね。

負けは嫌いです(設計者&家づくり本人)



Commented by TOUGH FILMS at 2006-12-23 13:43 x
『おそろしい土地』の施主です(笑)
H邸御主人、エールをありがとうございます。(と勝手に解釈)
いいづかさんとともに傾斜地というものの面倒臭さ、
ハードルの高さを、嫌というほどに味わっておりますが、
何とか本質的な妥協無しにブレイクスルーしたいと
願っております。というわけで、基本設計はまだまだ続く・・・。
Commented by 川崎H邸主人 at 2006-12-23 14:53 x
いいづかさんの「良いところ」は、常にローコストという条件下でも高いハードルに挑む姿勢だと思います。

これからの実施段階ではコスト面で妥協しなければならない局面も確かにあります。
でも「家づくり」の「夢」をわずかでも楽しませてくれる。

これが実は施主としての満足と感じます。

設計者選びで、かつてこんなエピソード
http://yaplog.jp/rahaha/archive/6
を自分のブログで書きました。ここで妥協してたら、今どんな家だったのでしょう、、、。

華やかな住宅事例は、いろいろな住宅雑誌見てもはや満腹状態。

でもそこに至るプロセスは、どこにも紹介されてませんね。

どうしてこの家が出来上がったのか?

いいづかさんのブログには、今後の施主候補生様のために、家の姿・形ではなく、
どうしてそのようになったかというという計画プロセスも盛り込んで頂けることをとても期待します。
Commented by いいづか at 2006-12-29 01:56 x
なるほどー。施主ブログ増えてきたので、施主側からの記述は増えてきていると思いますが、設計の過程をこちら側からの専門的な視点で書く人はあまりみたことがありませんので、いいかもしれませんね。というかなんでないんだろう?
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