絵画のモチーフ
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「現代建築というのは絵画のモチーフにならない、ということが前から気になっています。古典建築でも、古い洋館でも、描こうと思えばちゃんと絵になるけど、現代建築は絵にするととたんにマンションのチラシにあるようなパースになっちゃう。・・・(中略)
やっぱり現代建築は基本的になんか足りないんですよ。単純に素材感や部分のディテールだけじゃなくてもっと形を支配する大きな要素が欠けている。風土にあった建物(例えば屋根)がもっているような個性、質、表情といったらいいか。その意味では最近よくある一つのシステムで覆った一見格好良く見える立面と、団地の立面はなにも違いはないような気がする。」

という先日の書き込みに対し、先輩の森山さんが書いてくださった仮想対談(笑)。あんまり面白いので再掲載。以下前記事コメント欄より。

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いいこと言った!!!!!いいづか選手に1000点

i+i 「やっぱり現代建築は基本的になんか足りないんですよ。」
森山 「そのとおり、足りないっていうかあらかじめ削除されてるのさ。基本的に足りないんじゃなくて、基本が足りない」
i+i 「単純に素材感や部分のディテールだけじゃなくてもっと形を支配する大きな要素が欠けている。風土にあった建物(例えば屋根)がもっているような個性、質、表情といったらいいか。」
森山 「形を支配する大きな要素かあ、俺は各要素を大きく支配するのが形なんだと思っている。それを補強するのが素材感やディテール」
i+i 「その意味では最近よくある一つのシステムで覆った一見格好良く見える立面と、団地の立面はなにも違いはないような気がする。」
森山 「違いがないどころか、団地にすら匹敵しないよ。なぜなら団地の設計者はデザイナーを自称していないだろ!それに比べて君の指摘するシステム屋(と読んでいる)は、創造性を放棄して統計や成り行きに任せたうえで、そのこと(これがほんとにデザインなのか?)をニヒリズムで塗固しただけの『試験管建築』なのだよ」
森山 「そういえば、あいつらゲノム語るの好きだしさ」
by iplusi | 2006-09-19 19:38 | その他いろいろ | Comments(0)
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