浦和S邸配筋検査
浦和S邸配筋検査_d0017039_2022126.jpg今日は浦和S邸の配筋検査でした。

この建物は最上階の空気をダクトで床下に送る計画をしているため、床下はできる限りスカスカにしたいのですが、シングル配筋のベタ基礎は、立ち上がりをスカスカにすると構造的に成立しなくなってしまいます。そこで、シングルベタの耐圧板の下に、スターラップの入った300×450の梁型を田の字に組んで、剛性を確保。地中梁付きのシングルベタ基礎は、かなりのコストアップになるので、なかなか採用できませんが、今回は、工務店の協力もあって実現しました。床下の内部基礎立ち上がりが少ないのでメンテナンスも容易。近い将来、この方式や、ダブル配筋のベタ基礎が、優良工務店の標準解になるかもしれません。

本日の住宅性能保証機構の検査は当然問題なし。設計者、施工者も、鉄筋の定着長、かぶり厚、アンカーボルトの設置状況、などなど、当然確認しますから、いつでも、ダブルチェック、トリプルチェックの体制がとられていることになります。

担当者のOさんと、ポンプ車の位置、モルタルの捨て場所、打設人数、打設量、打設時間、生コン車の大きさ、つぶし用の予備供試体本数など、打設の段取りを一通り打ち合わせ。明日の打設も問題なさそうです。
by iplusi | 2006-04-25 20:28 | 浦和S邸
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