妙蓮寺T邸04案
妙蓮寺T邸04案_d0017039_16501063.jpg
妙蓮寺T邸04案。切妻で眺望のいい方向のコーナーに窓を設けるのは相変わらず。今回はペントハウスに階段で上がる形式を検討し、部屋の配列がほぼ決まりました。
一方、道路沿いの擁壁は高価なので、深基礎形式で対応することに。深基礎なら4号木造で確認申請提出が可能です(横浜市調べ)。
妙蓮寺T邸04案_d0017039_16501011.jpg
お施主様はプロなので、ご要望もプロ級。前回案については、びっしり赤ペン添削頂きました。03案の骨格を生かすとご要望通り解けないので、1階の主要動線を東西向きから南北向きに変え、建物中央に階段、廊下を配置しました。
妙蓮寺T邸04案_d0017039_17062944.jpg
1階中央南北動線はこんな感じです、1階のすべての部屋は、この大通りに連結されています。2階からペントハウスへ至る階段は、この1階から2階への階段の直上に配置しました。つまり、動線は建物中央ゾーンに全部集まっています。写真左手は子供部屋。建具を開放すると、この大通りと一体利用可能です。
妙蓮寺T邸04案_d0017039_16501058.jpg
上空から手招きするペントハウスの光。この2階LDKは、間取りの方程式「フレーミングの法則」通りに3方向から光を導入します。
妙蓮寺T邸04案_d0017039_16500981.jpg
ペントハウス形式の場合、階段部は他の部分から突出させないといけないそうです(確認機関調べ)。なので階段吹き抜け上部は、屋根を他の部分より、ちょっとだけ高くしています。


by iplusi | 2017-06-27 17:20 | 妙蓮寺T邸
<< 三宿N邸今日の現場 三宿N邸 妻壁内観の検討 >>