外壁色再検討 @さいたまO邸
Oさんからは、グレイ系の単一カラーにして、玄関ドア、デッキ、窓枠などの部分を強調する作戦はどうか、というご要望を頂いています。2階はウッドブラインド、その他はスチールブラインドの予定。

ひとまず、全部の可能性を試すという意味で、一度今まで決めてきたことを忘れて再検討してみます。
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A案。最もオーソドックスに、へこんだ部分のみ木にする案。建築としては最も一般的な表現です。白井T邸も杉並U邸もこのやり方。これら2軒と違うのは、道路側はへこむ元の形が切り妻のシルエットだけでへこむ木の面が大きいので、アクセントに見えないということ。確かに山小屋風に見えなくもないかもしれませんね。
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B案。木の範囲を絞って、1階を黒く。木のエリアは火星人風のシルエットで見せるやり方です。ちょっと半端ですかね。
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C案。玄関ドアとデッキだけを木にして、三角の妻は白くしたもの。なんとなくキッコーマン風?、白黒だと民芸和風テイストになるから不思議です。
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D案。C案の白い妻を木にしたもの。インダストリアル風という内観イメージとも合いそうだし、これは悪くないと思います。玄関ドアはど真ん中についてないのですが、そんなに気にならないでしょうか。妻部分は、江戸川で使ったようなシングル系の表現もよさそう。外壁の黒は小波でも雰囲気でるはずです。

ところで、このように屋根板金を濃い色にした場合は、サッシも黒で統一すると破綻なく納められます。1階両脇の強調したくない窓も消すことができます。黒サッシ+黒外壁は下高井戸M邸でも使っている作戦。
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E案。黒系ですがアクセントに木を使うというリクエストを反映したもの。これも悪くないですね。
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F案。ここから先は屋根板金を白く(淡いグレイに)した場合のパターンです。コントラストが強くなるので、A案よりは山小屋感は消せそうです。
南面(向かって左側の見えてない面)などを考えると、白い面に黒いサッシは強すぎるので、サッシは部位によって変えることも検討必要です。
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G案。F案ベースで、強調したい窓枠は白く、強調したくない窓枠は白くしないやり方。サッシは白と茶を組み合わせて使うことになるでしょう。窓枠を白くするのは昔の洋館などで使う方法なので、すごくクラッシックな雰囲気が出ます。これも面白いと思います。
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H案。妻を白くした案ですが、外回りの板金が白い仲間がいるので、民芸調にはなりません。

さて、このように白、黒、木の色と3色の素材が出た場合、白と黒に何を使うかが重要です。一番やっちゃいけないのは板金の色違い。この案の場合、白は板金。黒は吹きつけなどが無難です。
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I案。全体を白く。昭和な感じがするのはなんででしょうか。ちょっとカントリー系のかわいらしさがでてしまうんじゃないかという気がします。 
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J案。E案の板金を変えて、外回りを白くしたパターン。インダストリアル風その他の、ご要望をできるだけ反映するのならこれですかね。黒い部分は左官。汚れるのでジョリパットなどで墨入りモルタル風に。外回りは小波なら板金は白系またはシルバー系ででビスみせ。横吹きならサイディングに見えないように白系は避ける方がいいかも。
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K案。D案の外回り板金白バージョン。これも悪くないと思います。J案より木の量が多いので、外も割り板金はメタリックにしたほうがよさそう。
by iplusi | 2015-05-31 00:10 | さいたまO邸 | Comments(0)
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