大高事務所の栃木県労働福祉センター見学
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大高事務所の雑誌未発表建築。この建物のすぐ近くにあった栃木県庁の議会棟は壊されちゃいましたが、こっちは今でも健在です。時間かなかったので外観だけ見学。高層と低層の組み合わせ建築で、竣工当時は打ち放しでした。まあ、さすがにそのままというわけにはいきません。色がついてもブルータルな表現は残っています。「つの」表現とかは、広島基町なんかとデザインボキャブラリーは近い感じ。
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高層棟は平べったいのかと思ったら真四角平面。高層棟のコーナーの窓のところは梁がナナメに入っていて、窓が縦に連続しています。打継位置から考えると、不思議なことに窓の一番下の部分には梁がないんですね。壁でスラブを吊ってるのかも。構造は木村俊彦さんかな?
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反対側のコーナーのスリット表現もしびれますね。縦スリットは思いついても、横スリット入れるのは、なかなか思いつかないと思います。この一手間で、壁の片持ち感が一気に生まれてます。
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裏側はこんな感じ。真ん中の小さな十字窓が効いてますね。

先日、事務所にいらっしゃった東北工業大学名誉教授、二瓶先生によると、この建築は事務所内でも独自路線を突き進んでいた阿井和男さんのグループが担当していたそう。そう言われてみると大高さんらしいとことらしくないとこがあるような気もします。
by iplusi | 2015-01-05 20:44 | その他いろいろ | Comments(0)
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