伝法堂のトレース
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法隆寺の伝法堂をCADでトレースしてみた。
中央部のスパン5350程度。両サイドはその半分。屋根は緩-急-緩という具合に曲率が変わる。美しい断面だが、細かいところは構成を理解しないと、書けない。引き続き仕口を書いてみよう。
by iplusi | 2011-07-04 00:50 | その他いろいろ | Comments(2)
Commented by makiokubo at 2011-07-05 23:20
伝法堂は奈良時代の住居を仏堂に改造したものなんですよね。
妻側の簡素な立面が美しいです。

一昨年、奈良のお寺巡りをしたのですが、唐招提寺や浄瑠璃寺など、なぜか妻2間(全体で4間)の建造物が多かったです。
以下のHPによると妻2間以上が可能になったのは鎌倉以降みたいです。
http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/yanenoohanashi.htm
伝法堂も地垂木と野垂木と二重屋根で、屋根のこう配は地垂木で継いでかえているようですね。面白いです。

屋根のこう配だけでなく、吹き放ち(屋根あり屋外)やスノコ縁(ベランダ)、深い庇など、現代の「和モダン」の住宅でも多少形をかえて応用できますし、また雨の多い日本の気候にも合っているように思います。
Commented by いいづか at 2011-07-12 09:19 x
書いてみるといろんな発見があって楽しいです。考えてみたら、うちの事務所も化粧と通気で2重の垂木よくやりますね。

梁間が4間で1:2:1に分けるのは、洋の東西を問わず普遍的な形式であるような気がするんですよ。「建築をめぐる話・・・つくることの原点を考える」       http://blog.goo.ne.jp/gooogamiの記事を、さかのぼって是非読んでみてください。古建築と比較してみると、在来木造と呼ばれる我々がやってるつくり方が、ひどく訛った方法だということも、良くわかります。
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