木造住宅の仕口・継手
■プレカット仕口・継手
万代さんのHPの絵がなかなか良い。どんな現場でも必ず登場する、仕口・継手をオレンジ着色してみた。
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・腰掛鎌継ぎ(土台継手、梁継手)
・大入れ蟻掛け(土台同士の仕口、梁同士の仕口)
・寄り大入れ蟻掛け(土台コーナー仕口)
・胴差し(通し柱と胴差)
・短ほぞ(土台と柱、梁と柱の仕口)
・(間柱欠き)上だけ通しで欠くことが多い

・その他アイプラスアイでは、プレカットでできることは臨機応変に
・梁を小さくしたいときは柱を建てて柱もたせに
・片持ち先端をつなぐ梁は逆蟻にすることも
・意図的にレベル差つけるために、結果的に茶臼や、兜蟻になることも
・欠損が気になるときは、欠き込みが一段の蟻掛けとか横差しも使う
・2次部材は大入れが基本
・アイプラスアイでは屋根は登梁形式がほとんど。母屋はほぼ登場しない
・3方差し4方差しの通し柱は金物工法が原則
・片持ち部根元などは、ほぞパイプの使用も多い。
・露出の場合、ボルトは角穴で引くことも多い
・小屋は兜蟻にしない京呂組が原則。プランの制約が多いので折置組は使わない。
・でも片持ち梁は、折置き的な発想で、梁直下に柱を置く様に計画する。

■手刻みの場合
・傾木大入れ(コーナー通し柱と胴差の仕口)
・台持ち継ぎや・追っかけ大栓継ぎ(梁材の継手)
が上記プレカットに追加される。
by iplusi | 2011-06-08 00:03 | その他いろいろ
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