基本設計の進め方
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アイプラスアイでは基本設計段階では2週間に一回ほどの頻度で打ち合わせを行います。毎回1/100の図面、簡単な説明書、1/100or1/50の模型を作成します。

2案目以降は、前案に対するご意見を反映して作業をすすめます。最初の何回かは、意図的に違うパターンを試してみることも多いです。ですから、契約時に案の方向性を決めきる必要は特にありません。複数案あっても設計者は同一ですから著作権上の制限もありません。案を並べてみて、最良の案を選択することも,いいとこどりをすることもできます。

上の模型は、平塚K邸の案の変遷と、実際できた建物です。3番目の模型で、望楼付平屋案の形が出てきてますが、4番目の模型は意図的にそれから離れようとしていますね。こんな風に、最終形に近づいたり遠ざかったりしながら、徐々に案を収束させていきます。
by iplusi | 2010-10-19 00:00 | その他いろいろ | Comments(2)
Commented by 平塚K邸 at 2010-10-19 02:32 x
 おぉ、懐かしい。これが一組の施主に対する案なんですよね。正直、別々の施主がいて別々に建っていても不思議じゃない気がします。
 違う形で複数案が登場すると、好奇心をかきたてられるというか、それだけで楽しいです。家作りの醍醐味の1つでしょうね。
それも設計で、自分の腕一本で勝負している人間が、オーダーメイドで作る案ですから、当然ながら完成度も他より高いわけですし。
 出来合いのプランへ落とし込まれ、設備や性能、収納だけに頭を悩ませるようになるよりは、もっと家そのものが持つ可能性を見れるようでありたいですし、家作りそのものを楽しみたいですよね。
Commented by いいづか at 2010-10-19 23:42 x
>出来合いのプランへ落とし込まれ、設備や性能、収納だけに頭を悩ませるようになるよりは、もっと家そのものが持つ可能性を見れるようでありたいですし、家作りそのものを楽しみたいですよね。

ホントにおっしゃるとおりです。商品化住宅の作り手が垂れ流す、悪しき情報に洗脳されてしまった建主さんは、瑣末な問題にこだわって、形を生み出す楽しみ、自然素材に囲まれる喜び、生活の中で自然を感じる工夫といった、もっと本質的なことを知らないまま、家作りを終えてしまうことになるんですよね。お気の毒なことです。
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