キッチン下がり壁をなくす方法
平成21年国土交通省告示225号により、ガスコンロを1階のキッチンに設け、内装を木質で仕上げる場合でも、キッチン回りの下がり壁をつけないで済ますことが可能になった。下記、飯能i邸の場合。

①コンロと壁の離隔距離を25cm以上に
  →飯能の場合、2口コンロなので、壁面までの距離25cm以上、コンロ回り下地の
    特定不燃材料下地の要件はかからない。
  →25cm以下の場合、コンロ回り間柱をLGSなどにする必要がありそう。
②天井高をコンロ上方235cm確保できるかどうか。
  →飯能の場合、ok
  →235cm以下の場合は天井面からの制限がかかる。
③飯能の場合、天井からの制限はないので、壁だけに注目。コンロ回り80cm高さ
 235cmの円柱状部分を下記の材料で仕上げる。
   ・石膏ボードt12.5
   ・ケイカルt6二重貼り
   ・12mm以上のモルタル
→コンロ周囲は特定不燃材料で仕上げれば、安全側で下地は問われないという気
 がするが、日高市では、下地も制限がかる方向で指導される。自治体によっては、
 消防法の関係でキッチン回りの壁面は防火構造(消防法上の防火構造=PB+キ
 ッチンパネルなど)を求められることもあるので、下地にPBなど貼っておいた方が
 無難。
④上記③の材料3種は、どれもキッチン回りの仕上げとしては不適切なので、飯能で
  はコンロまわり仕上げは、PBの上に、とりあえず不燃材料を貼っておく方針。
⑤コンロ回り以外の部分は、H12告示1439号第2二号イの方法で仕上げる
  →このH21年225号の告示でも、「仕上げ問わず」というわけではないので注意。
  →木材厚10mm以上で1m以下ピッチ下地ならok

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ちなみに「特定不燃材料」は下記の材料。(「不燃材料を定める件」H16国土交通省告示1178号の一部が、平成21年国土交通省告示225号の中で指定されている)
一 コンクリート
二 れんが
三 瓦
四 陶磁器質タイル
五 繊維強化セメント板
六 厚さが三ミリメートル以上のガラス繊維混入セメント板
七 厚さが五ミリメートル以上の繊維混入ケイ酸カルシウム板
八 鉄鋼
十 金属板
十二 モルタル
十三 しっくい
十四 石
十五 厚さが十二ミリメートル以上のせっこうボード(ボード用原紙の厚さが〇・六ミリメートル以下のものに限る。)
十六 ロックウール
by iplusi | 2009-10-21 11:13 | 飯能 i 邸 | Comments(0)
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