建築と社会を結ぶ―大髙正人の方法
2/5まで、湯島の国立近現代資料館にて、私の師匠、大高正人の展覧会「建築と社会を結ぶ―大髙正人の方法」 が開かれています。大高さんはメタボリズム運動の一員であり、何度も建築学会賞を受賞している有名な建築家でありながら、極端に著作が少ないため、長らく謎に包まれた建築家でした。そんな大高さんの全体像を俯瞰できる、初の展覧会となっております。会期中にぜひご覧ください。
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看板にあるPAUは大高さんの思想を示す標語ですが、プレファブリケーション、アート&アーキテクチャー、ウルバニズム(アーバニズム)の頭文字です。今どきの設計者が見るとプレファブリケーションが、ちょっと引っかかると思いますが、ここでいうプレファブリケーションは「人手を省く生産形式の総体」のこと。いいわゆるプレハブよりもっと広い意味、「ものづくりの視点で検討された、美しさが持続する合理的な構法、およびその原寸ディテール」みたいな意味合いだと考えて頂ければいいと思います。「PAU、つまり都市から原寸ディテールまでを、ものづくりの視点で考え直していく」というのが、大高さんの終生のテーマでした。
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会場全景です。模型と図面、そしてドローンで撮影した、三春ダム周辺施設や三春体育館の空撮映像が見られます。
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若い人が一番面白がれそうなのは向井良吉邸。ランドスケープ建築です。最新号のGAHOUSEにそのまま載っててもおかしくないですよね。早すぎて時代がついてこれなかった名建築。
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また、前川事務所時代に大高さんが描いたという、岡山県庁のカーテンウォールの図面もみどころです。1枚でカーテンウォールの成り立ちが全部わかるようになっています。この図面はお手本として事務所の壁に長いこと貼ってありました。
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13年も在籍したんで、古いのでも展覧会にある建築は大体知ってますが、見たことがなかった建築がこれ。大高さんの旧自邸。親の家を年賀状の図案にしたときに、「僕も昔はこういうのさんざんやったんだよ」と大高さんに言われ、前川事務所時代のプレモスか何かのことだとずっと思っていたんですが、自邸だったとは。
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模型は建築単体のものもあるけど、都市と建築を両方表現したものがメインです。これは三春町民ホールまほら。小さなホールですが、当時30代後半のスタッフ全員、坂田充弘さん、堀越秀治さん、大友晃毅さん、飯塚の4人のチームで設計にあたりました。
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ホワイエの手書き図面の展示もあります。大高さん手書きじゃないとイメージできないので、CAD化する前に手書きで検討してたんですね。この図面描いた記憶ありますが、描いては消し描いては消しだったので、いろんな人が手を入れたはず。ちょうどCAD化する段階だったのか、一番大事な客席入り口の天井がぼかしてあるのが残念。椅子や展示パネルのアンカーを床に打つので、構造のスラブの上にもう一回コンクリート打っています。まあ、本当にそこまでする必要があるかどうかは分かりませんが、山を背後にしょってるから、地下水については細心の注意を払うべきなのは確か。そういうところは本当に用心深い人でした。
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三春は大高さんの故郷ということもあって、複数の公共施設を設計しています。このCGには続きがあるので後ほどご紹介します。
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大高事務所は、ある時期から「フラットルーフを追放せよ」の標語のもと、屋根のある建築しか作らなくなります。今なら、隈さんだって勾配屋根やりますが、当時勾配屋根をやるということは、ジャーナリズムから第一線の建築家としては取り上げられなくなることを意味しました。千葉県立美術館を除いて、内部空間はあまり好きじゃないけど(材料と光のせいですかね)、思想としては正しかったと思います。

さて、ここから先は、大高さんに興味を持っていただくため、展覧会には展示のない蔵出し画像をいくつか貼っておきます。
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先ほどの予告した続きのCGです。大高さんの脳内にあった三春町役場新庁舎をCG化したもの。川を挟んで建ってるのが議会棟だったと思います。手帳サイズの小さなメモに基づき入力しました(大高さんのスケッチはいつもA6サイズの紙に書いた走り書きでした)。アンビルドです。
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多摩ニュータン最後の駅、若葉台駅前広場と周辺施設。これは実際できてます。とても忙しい仕事で、設計まとめの時期は、一日おきに坂田さん堀越さん飯塚のうちの誰かが徹夜してました。私は主に奥の橋と施設系の現場を担当。
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稲城市の中央図書館および健康増進施設(室内プール)。城山公園の北端部、斜面に埋め込まれるように建つ建築。構造は青木繁研究室、設備は高間三郎さん、電気は大瀧さんという豪華メンバーで、両施設とも基本設計まで終わっていましたが、PFIになって計画が頓挫。今はNTTファシリティーズの設計した真四角の図書館が建ってます。
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大友さんと2人でやった神奈川近代美術館新館のプロポーザル。葉山御用邸となりに建つ美術館です。審査員は不明、青焼きで提出せよという変なプロポーザルでした。佐藤総合に負けました。
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五浦の美術館のプロポーザル案。めずらしく大高さんに褒められた絵。今見ると金沢の美術館を半分に割ったみたいな形ですね。色がとてもきれいだったんですが、どこかいっちゃいました。これは切妻くりかえしの内藤さん設計のが建っています。

てなわけで、後半は展覧会とは関係ない絵を貼ってありますが、展覧会はぜひお出かけください。

# by iplusi | 2017-01-16 03:29 | その他いろいろ | Comments(2)
三宿N邸04案
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三宿N邸04案。CGで、色合いや植栽含め検討しました。今回の04案外観は2階の腰壁を強調してみました。
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インテリアは切妻のボリュームを生かした計画となります。
# by iplusi | 2017-01-16 01:26 | Comments(0)
オガスタ現場タイベックまで終了
新潟は雪が大変みたいですが、今日、小林監督から送っていただいた写真です。現場はどんどん進みます。しかし仕事が早いですねえ。
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樹脂サッシもつきました。内観色は白。天井の垂木2×10材は、断熱材に合わせて1365ピッチで2×6の横つなぎを入れていただいたので、とても頑丈そうです。こっち側は前面が公園なので、端から端まで窓にしてます。
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外はタイベックまで終わってます。飯塚は月末に新潟行く予定です。

# by iplusi | 2017-01-13 21:46 | オガスタ新潟コラボ | Comments(0)
建築エコノミスト森山さん「2017年の予言」
先日の平塚K邸記事コメント欄に、建築エコノミスト森山さんよりコメント頂きました。ここに転載します。(もともとは「住まい手の立場から住宅を考える」の掲示板に年末毎年書き込みくださっていたのですが、plalaの仕様変更で掲示板の情報が表示されなくなってしまったので、ここ数年はブログコメント欄へ書き込み頂いてます。)(以下引用)
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新年あけましておめでとうございます。熊沢さんちももう7年目ですか、早いものですねえ。7年前といえば、私はスガツネさん商品開発や空圧エレベーターNUVAの開発とかやってました。ちょうど飯塚さんとのコラボが盛り上がり始めたころですね。そういった意味では熊沢さんちは7年経っても古びていない、むしろ始めからそういった流行とかを追い求めない飯塚さんの地道かつまっすぐなところが、この7年で大きく世間の評価を高めましたね。
新年というか、本来なら年末に書き込む干支のはなしです。
2017年は丁酉(ひのと・とり)です。
十干の丁は、火の弟、つまり陽の火ではなく陰の火です。消えかかる火でもあります。
そして、酉はニワトリのことではなく熟した果実のことを示しています。だから酒の右側にも酉があるのですが、、、
丁酉とはブスブスと埋め火が燃える様に加え、果実の収穫のとき。合わせて考えてみれば熟しすぎて醗酵していることをいいます。「醗酵」という字なんて、まさに酉酉でしょう?
丁酉は革命の年ともいわれていまして、いわゆる転機です。
60年前の1957年に何があったかをみてみると、日本南極越冬隊初上陸、岸内閣、ロッテのグリーンガム、コカコーラ日本発売、そごう開店、東海村原子炉初臨界、スプートニク一号打ち上げなんかがあったようです。
それらをふまえ今年の日本の建築界を当てはめてみますと、これまでのやり方は実はもう昨年で終わっている。これ以上伸びることはない、むしろ爛熟し醗酵するか腐敗するしかないところまで来ているということです。これまでの方法論は今年収穫して手仕舞いにする、と同時に新しい醗酵の元をキチンと把握しておくということでしょう。
つまり、私が至近で見てきた新国立競技場問題、豊洲問題における日本の設計・建設業界の凋落は当然の帰結。同時にその澱んだオリの中では、次の時代の銘酒となるべき醗酵も進んでいることでしょう。
(引用終わり)
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森山さんあけましておめでとうございます。恒例の書きこみありがとうございます。改めて昨年の分(リンクはこちら)を読み返すと、国立競技場問題が、豊洲やオリンピック会場まで飛び火、昨年の森山さんの「燃え広がる伸びる。今年の波乱がさらに広がります。」という予言通りになってしまいました。そして「反主流派に注目が集まる感じがよいですね。」という飯塚のコメント通りに、マンガ建築系サブカル代表だったはずの森山さんが豊洲PTの委員に選出されるという、まさかの年になりました。

しかし、どうなるんすかねえ豊洲。コンクリートで床壁つくって外防水したって漏ることあるのに、あんな捨てコンと砂利と擁壁でできた空堀では地下水は絶対に止まらないはず。大規模工事の時にウェルポイントつくって地下水位さげるのは聞いたことあるけど、変な構造の地下施設のために、街区まるまる、ずっとポンプアップし続けるのなんてアホな話は聞いたことがありません。

構造や使い勝手は基準ゆるめたり我慢すれば解けるのかもしれませんが、有害物質のおまけがついてくる地下水がある限りは移転できないのだから、最後に問題になるのは地下水のはず。
杭に余裕ないから今からコンクリート打って地下構造物も作れないということだと、国立競技場の可動屋根と同じで、外野の私には解く方法がまったく見つかりません。森高さんや佐藤さんは日建の技術者守っても、結果的に市場としてはつぶす方向に事を運んでいるんじゃないですかね。でも、市場としては手仕舞いの方が納税者としてはダメージが少なそうだから、森山さん、なんとかうまい見立てで施設をより良い形で生かす方法考えてください。

でもって、私の方は今まで四半世紀の設計稼業の集大成として、春には新米建築士のための本を出版します。商売の方法をそこまで公開していいのかというくらい設計術全出ししてますが、全出しすることで「醗酵した何か」が見えるようになった気もします。その大事なエッセンスみないなものを見失わないように設計を楽しんでいきたいと思います。てなわけで、今年もよろしくお願いします。


# by iplusi | 2017-01-10 14:44 | その他いろいろ | Comments(1)
飯能K邸 軒天塗装
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飯能K邸、1/6の現場。軒天は至近距離で合板が見えてくるので浸透性塗装でこげ茶にしてます。タヤエクステリアのウォールナット色。
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大屋根のけらば部分も塗装されました。外壁はウッドロングエコになるので、木部はツートンカラーでみせることになります。ちなみに木製の玄関ドアは、ノルディックレッドで塗ることになりました。
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これは、庭側大開口の上枠です。柱あらわし、庇用片持ち梁、規制寸法の外付けサッシ、コボット避ける、など様々な要因が重なって、2段構えの枠になっています。柱も枠もローズウッド色に塗装します。

# by iplusi | 2017-01-10 13:09 | 飯能K邸 | Comments(0)
平塚K邸プチ見学
12月中旬、横浜Sさん、多摩NKさんと一緒に平塚K邸プチ見学へ行ってきました。平塚K邸は2009年9月竣工なので、竣工後丸7年経過、8年目に入ったところです。
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東側外観です。南下がりと北下がり、2つの片流れ屋根のボリュームが相貫体になっています。南側の軒は低く縁側状です。
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2階屋根は充填断熱で、杉の羽目板EP拭き取り塗装。無節でとても綺麗な材料ですね。大窓はフィックスで、東と北の窓が開く仕様になっています。
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2階トイレはアイランド状に配置。吹き抜け側の内窓が開く仕様になっており、ミニ書斎にもできそう、笑。でも「言われなければトイレに見えない」というのは大事なことですね。
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平塚K(息子)こと、i+iスタッフ熊沢の部屋です。ベッド導入されましたが、配置はこれでいいんですかね?北側の1200角の窓は木製ブラインドで網戸が隠れてスッキリしました。横スリットはあまり開けないので、網戸もとってしまったそう。
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熊沢の作業風景。真夜中に送ってくるメールはこんな快適そうな場所で書いているので、お施主の皆さん心配しないでください、笑。
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トイレ方向を見返したところ。光が奥行きを暗示してます。トイレのダクトには麻ひもが巻いてあります。
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熊沢部屋から大窓方向を見たところ。熊沢ルーム回りは北欧風という感じでまとまってました。
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1階に降りてみましょう。吹き抜けから見上げると、すのこ越しに大窓が見えます。
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平面の大きな平屋は家の中央や北側が暗くなりがち。でも大窓から吹き抜けに光を落とせばこんなに明るく快適です。
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吹き抜け北側の和室です。畳縁はとても細くシャープ。和室は巨大な吊り戸で仕切れるようになっています。畳は部屋の途中から始まっているので、部屋の輪郭はあいまいです。
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脱衣室にはキッチン側からアクセスするプランですが、和室からも脱衣室に直接入れるようになっています。藍色の暖簾がバーチの扉とよく合ってますね。
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1階は置き家具など含の和風アイテムがあるので、和っぽい雰囲気になっています。2階は北欧で1階は和風、シンプルにスッキリ作っておけば、要はお施主さんのインテリアの工夫で、どうにでもなるということですから、ゆっくり時間をかかえてインテリアを整えていくのもよいかも。
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縁側の途中にある外部中庭。家の中が快適すぎるので、あんまり使ってないみたいですが、床の間みたいに空間のゆとりに貢献する空間と考えればアリですね。
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家の前の畑から中庭方向をみるとこんな感じ。夏は緑に覆われますので、南の軒が見えるのは冬だけです。
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リビング天井は結構焼けましたかね。ともかく陰影が綺麗です。
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最後に2階の大窓とリビングをいっぺんに撮ったアングルをどうぞ。設計した本人が改めて見てもいい家でした。熊沢家のみなさん、ありがとうございました。

# by iplusi | 2017-01-02 13:32 | 平塚K邸 | Comments(1)
オガスタコラボ 新潟T邸上棟
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オガスタコラボ、新潟T邸12/20上棟しました。写真はW小林さんに送っていただいたものです。
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垂木は2×10材(38*235)です。せっかく垂木成が大きいので積極的に構造として使い、母屋的な材の少ないシンプルな架構にしました。垂木端部は雪荷重大きいのでせん断が心配だから、大入れにせず、枠組み用の金物を使いました。
断熱でも、通気と200mmGWで垂木成をピッタリ使い切ります。棟木は露出となるので、垂木金物施工前に先張りシート入れていただいています。
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垂木はかなり長尺の部分もあり、図面も施工も大変だったと思いますが、オガスタのベテラン監督、小林秀さんの完璧な段取りで無事かかりました。ちなみに垂木はアイプラスアイで一度全種類詳細書いて、プレカット段階でもう一回寸法押さえ直していただいてます。また、構造意匠、両方どりなんで、垂木はかなり複雑な加工をしています。材積は最少ですが、思いっきり手間はかかってます。
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けらば垂木を受ける垂木は負担面積が大きいのでダブルにしました。転び止め兼用の面戸も一部入っています。合板張りますが2×10材はひょろひょろで横方向は頼りないので、下端合わせで2×6材を@1365で入れることになっています。てなわけで、それなりに大変な屋根ですが、つくり方は飛行機の翼と同じ。一切無駄がなくて気持ちいいです。
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垂木は残念ながら天井裏に隠れますが、1階土間の上の梁は露出です。右手の梁はスキップした1.5階の床梁。下部は天井高1.4mの大きな土間収納になります。基礎断熱だから、土間は比較的簡単につくれるんですね。1階は一般床より土間の方が多いです。
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公園側から見たところです。公園側にはapwの大きな開口が並びます。
# by iplusi | 2016-12-21 18:41 | オガスタ新潟コラボ | Comments(0)
町田K邸 綺麗すぎる天井合板
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町田K邸2階天井です。ヒノキ杉複合合板が大当たり。きれいすぎるので、無塗装仕様にすることになりました。
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サッシは外観ブラウン色。この部分は庇や屋根と複雑に取り合う部分です。
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公園側の横連窓です。
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もともと木部はふき取り系で考えていたんですが、天井が無塗装になると梁柱も無塗装にするのが自然。アングル隠しの小枠だけサッシ色に合わせて着色でもいいけど、ちょっと木が見えすぎで田舎っぽい感じがするので、柱梁の見込み方向だけ、ダークブラウン色に塗りつぶし塗装という作戦もあるかな?


# by iplusi | 2016-12-20 21:14 | 町田K邸 | Comments(0)
町田K邸サッシ取付
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町田K邸はサッシ取り付け中。契約時アルミ樹脂複合でしたが、台形フィックス以外は樹脂サッシ(APW330)に変更。おかげでUA値は1割くらい下がりました。屋根は外張り(通気垂木間充填)断熱。断熱材はスタイロ3種Bで100mm。壁はアクリアネクスト105mm、床や土間(立ち上がり含む)はスタイロ3種B、65mmです。
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原設計で引違サッシを3つ並べてた道路側は、フィックスと縦辷りを繰り返すパターンに変更。柱の割り付けも変えました。北側ですが、道路反対側は公園なので、眺め優先で間口いっぱいの窓にしています。公園を借景できるということで、この敷地を購入したのですから、熱的にいくら不利でも、塞いで公園に背を向けるわけにはいかないのです。
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南側は上空からも採光します。庇が遠いので、2階の掃き出しは屋根面とは別にアルミ庇をつけることになっています。

# by iplusi | 2016-12-14 16:42 | 町田K邸 | Comments(0)
三宿N邸01案 浮かぶ切妻
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新しいお仕事、三宿N邸01案。敷地は4方向に斜線制限がかかる角地で面積は35坪。01案はコーナー窓に特徴のある切妻ボリュームでご提案しました。宙に浮くような表現は、暑さ寒さや耐震性には問題あるけど、愛着のある現住宅の特徴を踏襲したものです(屋根付きガレージの上に2階が浮かぶ不思議な家なのです)。不燃特区の建て替え助成制度を利用するため準耐火建築となりますが、外壁は一部木を使う予定です。
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切妻のボリュームをハイサイドのある吹き抜けや小屋裏収納でゆったりと使います。天井構造あらわしにできないので、光が綺麗に回る空間にしたいと思います。

# by iplusi | 2016-12-11 09:28 | 三宿N邸 | Comments(0)